自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

難治喘息・息が通った!

2013年01月23日 | 自然治癒力・生命力・発揮する考え方

心の底からの祈り                     平成25年1月23日

*****************************************************************************

 昨日の続き・・・・                                                                                

 

(一度目の退院から ステロイドを飲まないでいた1週間以上たったところで)

ほとんど動けなくなってきた。

食事もあまり、食べられない。 

ずっと横になってもいられない。

ただ、ただ、ひたすら、苦しいのを、我慢する日々。

その後、朝、昼、夜、夜中、ずーっと、座ったまま、

寄りかかることもできずに、4日間過ごした。 

 

いつまで、ほんとうに、いつまで、かかるのだろう。

いつまで、我慢すれば、心が体が、

心(自分のほんとうの)に ついてきてくれるのだろうか?

 

何をどうすれば・・日々葛藤が続き、時々不安に駆られる。

毎日毎日、そのようなことが、頭の中でぐるぐる回った。 

“あかはなま”(あわの歌)を唱えて、神様に祈る日々。

 

2012年2月22日(二度目の入院の日)

朝8時、

皆が家を出て、その後、一人でトイレすら行くことができない。

飲み物すら喉を通らない。

息ができない。 

もうダメだ・・と何度も思う。

息ができない苦しさは今までに何度も味わったが、

この時の苦しさは完全に死と向き合っているかのようであった。 

逃げたいけれど逃げられない。 

自分のことなのだから。

 

たとえ、この時点で多量のステロド剤を飲んでも、効くような状態ではない。

自分がこれまでの道を選んできた。 

今のこの状態も自分の責任。

何度も限界と思える瞬間がきた。 

今は息すら入らない・

最後に心でつぶやいた。 

“神様、私に力を与えてください”心で祈った。

“心の底”から祈った

と、その瞬間・・・

 

肺の中で様子が変わった。

今までタンが詰まってごろごろしていた箇所も、肺の中も、これまでの動きがとまり、

何かが溶けていくような感じがしてきた。

それから、左の喉と真ん中の2か所に風が通った。

冷たい風。 

セラピー中にも感じた冷たい風、まるで滝壺にいる時のような冷たい

気持ちの良い風。

これで、皆の顔が見られる。帰りを待つことができる”

そう思った。

祈りが神様に届いた・・

 

午後3時:

長男が (学校から)帰ってきて私のところに慌てて走ってくる。

“ママ、大丈夫?!! 生きている??”

何日、こんな状態が続いているのだろう。

 

午後7時:

主人が帰宅し、子供たちの風呂、食事、洗濯、片づけ、そして、子供たちを寝かせてくれた。

“今日は(自分が)寝なくても、一日中(あわのうたを)* 唱えてあげるからね・・”

と言ってくれた。

涙が出てきた。 

 

午後9時:

もう限界が来ているような気がしてきた。

意識が朦朧としてきた。 

涙ながらに“負けたくない”と主人に訴えた。

主人は “もう十分に耐えたんだ。これは負けじゃない!!” と答えた。

限界がついに来た。 

 

午後10時過ぎ:

主人は救急車を呼んだ。

救急隊員が 酸素をどんなに強く入れても 何も入らない。

朦朧としながら、今までとは違うことは 自分も意識できた。

病院までもつだろうか? 

・・・・・・・・・

隊員の人の声“頑張ってください!”

と何度も励ましてくれる。

“もうすぐ、もうすぐだから!!”と。

 

病院に着いた。

すぐ、投薬対処してくれたがほとんど状況は変わらない。

“苦しい…苦しい…”

私はもがく。 ひたすらもがいていた。

 

“これは大発作ですよ!

今はここまで、ひどくなる人はだいぶ少なくなっているんだけど、

何かありましたか? 

変わったことは?” と聞かれた。

言えないけれど 思い当たることはたくさんあった。

 

明け方まで救急外来で先生方が見守り、救急病棟へ移った。

その日の夜までただ座ったまま耐える時間が続く。


座ったままでも、脈拍数も160以上。

その間何度もトイレに行きたくなるが、 いくら車椅子でトイレに運んでくれても

苦しくて手を少し動かす事だけでも呼吸困難。

立ち上がろうとするだけで脈拍数が200を超え酸素量が更に下がり、身体に取り付けている

機械の危険性を表すブザーが鳴りっぱなし。

うまく用を足す事も出来ない。

でも尿管はさけたい。

 

病院二日目の夜、やすよ先生とメールのやり取りをした。

やすよ先生が 祈ってくださるとメールがきた。

心強かった。

本当にありがたかった。

その晩、急に大量のタンが出始めた

それが朝まで続いた。 

出ればでるほど、酸素が肺に入ってくるのが感じられる。

息が ・・ 呼吸ができている。

もう、何とも言えない気持ちだった。

 

皆様ありがとうございます。

たくさんの人の顔が浮かぶ。

何かどこかで、たくさんの心と愛につながったような気がした。

続く~

 

 

* 注 あわのうた~昨日の注参照

                                 

 滝壺に立ったときの 冷たい空気、と 顔に感じる風、 

これは、セラピー中に、多くの方が体験されている、アートマセラピー特有の現象です。

人によっては、施術中、”寒いのでクーラー消してください” という人もいれば (入れていないのに)、

”どこか、窓があいていますか?” と 周囲を見回す人もいます。

 

  Copyright : NPO Spontaneous Healing Therapy Japan: All Rights Reserved.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする