自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

神気(a-toma)法

2013年01月16日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

引きつれ・つまる・身体をほぐす    平成25年1月16日  

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昨日、1月15日、母(姑)、須田痲紗子の治療

(神気法)体験記が、文芸社特選文庫本シリーズとして、

一冊にまとまり、発売の運びになった。(*1)

 

母の治療法が、”神気法” という名前をけられた背景に

私の体験があった。

”まえがき” の冒頭にこう書かれている

 

”平成3年2月上旬、息子の嫁から電話がかかってきて 

’お母さんの治療の本を再度読み返していたら、不思議な

素晴らしい体験をしました。 

本から私の全身に ’滝の気’が注がれたのです。’

と興奮気味の声で話し出したのだった。

 

其の後、一週間経て、(嫁が)我が家に来たとき、

その時に体験した神示を書いてくれたのである。

’東洋の古来のさまざまな療法を統合せしめ、宇宙の磁気が

肉体の順気と和合し、人間が小宇宙であるという真実を、

明らかにせしむる治療法である。

この本に流れる、”滝の気”とは、修験者が己を清らかに

せしめんがため、修行する神気あふれる滝の水に、身を清める

のと同じ力を持つものである。とある。

 

母はさらに、こう 綴っている。

”日本の神霊の導きであることが疑いようもないほどに、

種々の体験をさせられた。

そして、この治療法を息子の嫁とともに、神気法と名付けたのである。”


身体の不調の原因を、引きつれ・つまりであるという。 

この不調は服薬するだけでは治すことは無理であり、かえって

”服薬によって、体質を改悪させられている場合も多い”

と推理している。

 

食餌療法だけでも、”改善できる”とするなら、片手落ち”と母はいう。

それは、

”正しい食餌法は健康への最善の道と思われるが、過去に大きな

損傷を受けている場合は、食事の改善のみでは不調は消えない”

からだとする。

 

さらに、

今や流行の気功のみでも、過去の酷使・損傷は治っていない

として、

”身体は正常な気の流れ(電気波動)によって、健康が保たれて

いるが、この気の流れに狂いが生ずると不調を感じるようになり

果ては臓器自体もむしばまれてくる” と述べている。


その気の狂いこそ、

先天的体質に、過去の労働による酷使、スポーツによる過度の

酷使”をはじめとして、今までの物理的損傷や慢性的睡眠不足、

食事の不摂生などが要因となり、”ひきつれ・つまり”を引き起こし、

不調をもたらすと書いている。

 

様々な症例がこの後に続く。目次は以下のようになる。


第一章  引きつれ・つまりとその治療法

第二章  脳と眼の酷使が原因の引きつれ・つまりをほぐす

第三章  損傷による引きつれ・つまりをほぐす

第四章  幼児期・少年期の損傷、交通事故の後遺症をほぐす

第五章  身体の酷使とけがによる後遺症をほぐす

第六章  悪習慣による引きつれ・つまりをほぐす

第七章  過労と運動による身体の酷使をほぐす

第八章  健康生活の知恵と実践

第九章  古人の養生方法と不思議な話

さらに付録として、治療体験記が 医師である、

今井浩之氏が補足している。

 

今日は第一章から少し抜粋してしてみたい。 

身体は長い年月をかけて、木の年輪のようにめぐって、

引きつれ・つまっていくので、急速に治療の成果を期待することは

無理である。


ある程度の期間をかけて、一枚ずつ、薄紙をはくごとくに、

ジョジョにほどいていくのである。


人体には、おびだたしい数の筋肉・靭帯・腱などがあるので、

その ひきつれ・つまりをバランスを崩さぬようにほぐして

いくのは、ちょうど、こんがらがった毛糸をほぐしていく

ようなもので、丹念に、しかも、時をかけてほどかなければ

ならない。

 

もし、一気にほぐそうとすると、たいへんな危険をともなうの

である。 

というのは、身体は引きつれて、つまっているなりに、バランスを

取っているので、この凝りをほぐすときには、現在のバランスを

できるだけ急速に崩さぬよう、細心の注意が必要である。


以上のようにして、何回も、治療を重ねながら、正常な身体の

働き・体型を取り戻せるように、いわば、身体を根本より

改善させ、若返りの方向に逆戻りさせるのである。

 

この施術は、第一回目は、身体の引きつれ・つまりをほぐす、糸口を

探り、整理するだけに費やされるが、二回目から本格的な治療

始まる。


最初は、治療のたびごとに反応を顕わすことが多く、あらかじめ、

好転反応が出ると忠告しておいても、実際に起きてみるとうろたえて、

医師に診察を乞う人もあった。 


東洋医学的な知識を持っている場合は別として、ほとんどは反応に驚き、

かつ不安に感じるようである。

治療後に多いのは、反応としてのけだるさである。 


これはコリの重いほど強く現れ、長くて、1.2日、普通は数時間

もすれば収まる。

 

治療の積み重ねによって、身体の懲りが軽くなってくると、

治療中より快適な気分になるらしく、寝返るときなど

”気持ちが良い”と言い、治療の終わった途端

”すっきりした”という。” 抜粋 以上

 

               

 

 

 

続く

 *1~”引きつれ・つまる・身体をほぐす”  

著者 須田 痲紗子” 

462頁 初版 平成25年1月15日 文芸社文庫本 

 

 

 

 

 

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