自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

今回のインド旅(後)輪廻転生が終わり

2017年04月05日 | 神秘と神の大地”インドの香り”

 

インド聖者アガスティアとシヴァ神とクリヤヨガとの関係

******************************************2017.4・5

 

以前何度か、このブログでも アガスティアの館の体験をご紹介した。 

それは私自身の体験に基づいたものだった。 

今回はその話を聞いて、ぜひ、とおっしゃったY女史の通訳

として同行させていただいた体験に基づく。 

 Y女史の葉っぱは一時間もしないうちに出てきた。 

古代タミール語で書かれた、20センチほどの竹の定規の

ような形の薄い葉に細かい文字でびっしりと書かれていた。

 

そこには、Y女史の名前と父親、母親の名前、生年月日が

付け加えられ、‘これがあなたの運命の書かれた葉です’

というリーダーの声も上の空に聞こえるほど新鮮な感激が

胸に押し寄せた。

 

その瞬間はいつものことながら、何度も慣れている私

だったが、感激でY女史の目にはうっすら涙が浮かんで

いた。通訳としても、事前に予約は私の名前でいれた

ものの、その方の情報は一切伝わっているはずがなかった。 

伝わっていたとしても、両親の名前など、どこから情報

を得ることができよう。

 

さらに、その葉っぱを読み進めていくと、ご本人が 

ご家族とともに、今懸案にしている将来の事業やその時期、

また、前日、竹林精舎で出会った僧に聞いた質問の答えも

また、アガスティアのナディーリーダー(聖者アガスティア

の子孫で、予言された葉の管理とそれを読むことができる

資格を持った、僧侶)の口から聞くことになった。

 

結論から言えば、竹林精舎の見も知らずの僧の予言、

少なくても、女史が質問した答えに関しては、まったく

一致していた。

 

さて、それから数日後、デリーに戻った私はある本を

手にしていた。 “Babaji And The 18 Siddha Kriya

Yoga Tradition”という本だ。バンガロールにある、ババジ

のクリヤヨガ協会から発行されている この本はMr. Marshall

Govindan というクリヤヨガ研鑽者によって書かれ、本の

初頭には、”This book is dedicated to Babaji”(この本を

ババジに捧げる)とある。

 

タイトルの中にある、“18 Siddha” の意味は18人の

聖なるヨギ達という意味で、仏様がゴーシッダルダ

と呼ばれ、そのシッダとは同じ語源で、つまり、悟り

を開いた聖なる人という意味だ。

さて、この本の64頁に以下のような記述があった。

 

“Boganathar inspired his disciple, Babaji, to seek this

objective of Siddhantha Yoga, and so directed him to

seek initiation into Kriya Kundalini `ranayama from the

legendary Siddha Agastiyar at Courtrallam in the

Porthigai Hills, in what is now the Tinnevely District.”

 

つまり、当時アガスティアと同時代の聖者だった、

“Boganathar” の弟子が ババジだった。

そしてババジの師 当時から伝説的に有名であった、

アガスティアにクリヤヨガの伝授を乞うように ババジを

当時アガスティアが住んでいた今のティマヴェリー地域

に行かせた。

 

ババジのクリヤヨガの師は、なんと、アガスティア師で

あったのだ。そして、アガスティア師は誰からクリヤヨガ

の手法の手ほどきを得たのか。 それは ヒマラヤのシバ神

からだと記述にはある。 

 

アガスティアの予言は5千年前とか6千年前とか言われるが、

もし、シバ神自らがアガスティアにイニシエーションを授けた

としたら、もっと以前の話と推測される。 

さらに、ババジが今も若者の姿をとって、弟子の間に時折、

出没するという話だが、ババジの年齢はキリストが生まれる

さらに以前であることがうかがえるだろう。 

 

アガスティアの存在していた時期が紀元前数千年前という

ことだからだ。さてこう考えていくと、私自身がなぜ、

何度も、たぶん5回は、アガスティアの館を訪れているの

か納得できるような気がする。

 

  

アガスティア師の肖像画

 

自分は Kuriya yoga を、ヨガナンダ師の立ち上げた

協会を通じてイニシエーションを受けた。 

Kuriya yogaはヒマラヤに今も肉体をもって生活をして

いるという ババジが、愛弟子ラヒリマハサヤ師に、

口外を禁じて教え, マハサヤ師から、弟子ユクテスワ師に、

そしてその弟子ガナンダ師に伝えられたことは周知の

事実だ。

 

であるのなら、ババジは誰からいつ頃、誰からクリヤヨガ

の秘術を教わったのだろう?~とかねてより疑問であった。

 前生の縁(えにし)があるとしたら、きっと、呼ばれて、

祝福を受けに無意識に魂が私を赴かせていたのかもしれない。

 

そして、クリヤヨガを 現代の世の中に有名にしたヨガナンダ

師の源流は、多くのヨギ達を経てアガスティア師にたどり着く

という事実を いつか、無知な私に知らしめるためだったの

だろう。

 

なんというのだろう・・・”すべては偶然にして起こりえず”

という言葉をインドにいると、何度も確認したようだ。

 

さて、このお話の(前)記事の冒頭で、今回の旅は、

輪廻転生にかかわる体験のあったと書いた。どこが輪廻転生

とかかわるのかというと、このアガスティアの葉の検証で、

自分のホロスコープを見せて、あと、”何回生まれ変わる

必要があるのか?”とナディーリーダーに尋ねた。

 

ナディ・リーダーは

”貴方は、この生で終わり。モクシャ(輪廻転生がもう

無いこと)だ”と答えた。数年前に、同じ答えをもらって

いる。 が、疑い深い私は、運命も その時の生き方次第

で運命は変わる可能性があると思うから、もしかしたら、

モクシャはまだかもしれない~と考えたのだ。

 

輪廻転生を終えるということは、お釈迦様のように悟りを

開いた方たちばかりではないらしい。

もし、今の私が、モクシャが可能ならば、そのハードルは

そんなに高いものではないのかもしれない。

 

  

アガスティアの葉っぱの束ねたもの・これを開くと

以下のような一枚一枚の葉っぱになり、みっしりと予言

が書かれている。

 

 

 

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