自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

須田さん、スポンテニアス・ヒーリングって何?(改訂版2021・6.25)

2014年05月06日 | 自然治癒力セラピー協会のセラピー

誰もが持つ”生命力の本源からの癒し”のことです。    2014・5・3

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’アートマセラピー協会’と当初、法人名を行政に提出したら、
内閣府のNPO識別担当者からコメントがきた。
アートマの意味が不明だという。

2024年の現在なら、パソコン検索すれば、この言葉は
いくつか事例とともに、意味付けがでてくるはずだ。

が、10年以上前は、アートマという言葉は、検索にも
引っかからず、一般的でないという理由で、却下された。

活動内容を彷彿とさせる言葉に変えてほしいと言われた。
自然治癒力セラピー協会の正式名は、”Spontaneous healing 
therapy Japan”という。

この、"スポンテニアスセラピー"という言葉はさらに、漠然と
した言葉であるのかもしれない。
 
アートマというのは 人間の持つ大生命の力、あるいは、仏教で
いうところの仏性のことで、純粋で、円満完全な人間の本来の
資質をさしている。

そして、この本質的自分(アートマ)に立ち返ったとき、心身は
自然治癒力が最大限に発揮されて、病的症状は、健康体として、
復帰するという臨床的実例からアートマセラピーと協会の施術を
名付けている。

さて、後者の言葉、拙協会の名前にもなる、
spontaneous healing  という言葉に出会ったのは、
1997年に書かれたDr. Lee E. Warren博士のレポートだった。

Spontaneous healing という言葉を善意なる目的で、引用・
公用することはかまわないという博士の好意に甘えて,協会の
正式名称に,使用させていただいた。
 
ところが、英語の長い名前では、協会が、どのような活動内容か
わからないという当局の反応があり、日本語の便宜的訳を同時に
つけることにした。

それが、”自然治癒力セラピー協会”という和訳だった。
 
レポート(*1)の中で博士は次のように述べている。

The cause for spontaneous healing has to lie on a 
psychological and spiritual level."
須田訳] spontaneous healing (自然治癒)がなされる根本は、
心理的またスピリチュアル的なレヴェルにあるべきといえる。”
 
私は、治癒するためには、”スピリチュアル的なレヴェル”
必要だとする、博士の意見に、心から共感した。 
現代医学ではどのように病を扱っているのか?といえば、
博士はこういう。

There are two errors or flaws with modern 
medicine's line of thinking.
The first is that modern science treats the physical 
body like a mechanicaldevice;a plane or car.”

須田訳) 
現代医学の考え方の流れには二つの過ちがある。
まず、人間の体を車や飛行機のように、機械的なものとして
扱っていること。

さらに、
”Now man is more than the sum of the pars of 
the physical body.
He has both a psychological and spiritual 
component.

Thus, the second error is not taking these 
components into consideration because the 
scientific model cannot measure them."

須田訳] 
人は、肉体的なパーツの寄せ集め以上のものだ。
サイコロジカル、かつスピリチュアル的な存在として
生まれた。

だから、西洋医学の2番目の過ちは、これらの側面を熟慮
しないことにある。
なぜなら、科学的にこれらの原因を真に挿し図ることは
不可能だからだ。”

博士だけでなく、現代の量子力学でも 現代の医学に疑問を
なげかける。

たとえば、Bell Theorem の論文(*2)には以下のような
一説がある。
 
There is something non-physical that connects or
communicates with two atomic particles once joined.
When they are separated by great distance any change
in one of the particles is instantaneously reflected in 
the other particle."

須田訳)
非物理学的結合、あるいは、相互伝達が、結合した原子
細胞においてみられる。
一つの細胞が、かなりの距離をおいてそれぞれ分断された
としても、一つの細胞が何等かの変化を示すと、他方の細胞
に即座に影響を与えるのだ。
 
このBell Theoremの語った箇所を 違う言葉で表現すると
すると上記にも引用した、Warren博士の言葉になる;

This (The Bell Theorem) shows  that there is 
some non-local, non-material force,not bound
by space and time,that instantaneously unites 
the entire universe in its totality, as tha psychological 
and spiritual component unites man 
with his physical body.”

須田訳)
この細胞の伝達の話には、非物質的で空間や時間に左右されない
何らかの力の作用によると考えられる。
それによって、今の今、総合的にすべての宇宙が統括されている
所以でもある。

我々の肉体を構成している心理的精神的要素が、同様に関連
しあって体を維持していることもかくあるかのようだ。
 
私たちの体でいえば、ある、症状のある個所に対して
医学的措置をとるのが当たり前だが細胞は体全体の細胞と
繋がっていて、有機的なつながりから、それぞれの伝達意思
を行っている。

これを博士は、”今の今、総合的にすべての宇宙が統括されて
いる”力と同様の力が身体に働いていると表現している。

ここで言われている細胞の伝達、結びつき、身体の統合、
ひいては、宇宙の統括、の、大きなエネルギーとは、何か??

どうしたら、その力を引き出せるか?

引き出して、実践生活に応用できるか??

そのために、私は、世界最古の哲学書、インドの”ヴェーダ書”
の語彙から、この力の本源は、”パラムアートマ(神)”であり、
親の遺伝子が子供に流れるように、その本源の力が私たちに
与えられ、生命力となっているので、”アートマエネルギー”と
名付けた。

そのエネルギーを引き出すことが、自然治癒力の原点である
こと、それによって、薬に全く頼ることなく、様々な闘病生活から
回帰したことで、ノウハウを皆様にご紹介しようと、このブログ
を始めた次第だ。
 


 

  2014年1月 町田市、街カフェのブースにて・・・

 

 

(*1) PLIM Report,1997,Vol.6,No.5

 (*2)"Has Science Found God in Non Local Reality" 

p.16 in the September/October 1996 issue of the "PLIM REPORT"

 

 

 

 

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