昨日は娘に誘われてライブに行った。
場所は 駒場にある某大学(バレバレですね)構内でのライブである。
←ここじゃないですけどね こんな建物があるところ
このバンドの構成は キーボードと作曲担当のリーダーを中心に ギター、ベース、チェロ、バイオリン、ドラムスの6人メンバーである。
ボーカルの代わりにセンターにバイオリンが立つといったちょっと変わった編成である。
全員がT大生 半分が兵庫県の進学校N出身。
2年前くらいに結成されて文化祭あたりで細々やっていたらしいが ここへきてメジャーデビューして今や全国ツアーもして CDも全国に売り出しているという展開らしい。
キーボードとヴァイオリンの子 めちゃくちゃうまい・・・
その他の子たちも上手だし、全体として若々しくてまとまった音になっていた。
正直とても楽しめた。 感動した。
リーダーのトークも関西人なまりのちょっととぼけた温かみがあってなかなかよかった。

しかし 音楽を楽しみながらも頭の片隅でまた余計な事を考えてしまったのよね。
まったく余計事ですが、全国ツアーやCDデビュー、彼らの親御さんは100%喜んでいるのだろうか?
どの程度学業との両立ができているのかは知らないが、親御さんの中では
父「OO お前は音楽ばかりやって 学校の方はどうなっているんだ?」
子「今年はメジャーデビューの大事な年なんだ。ちょっとそっちの方を優先させようと思って」
父「音楽もいいが、そんなことのためにお前を×大に行かせたのではないぞ」
母「お父さんのおっしゃる事はわかるけれど 今年はOOの夢のためにがんばらせてあげましょうよ。若い時にしかできないのだから」
父「お前がだいたい ピアノ(バイオリン、チェロその他をあてはめて)なんかやらせるからOOが横道にそれて・・・」
・・・とお父さんプイと茶の間から出て行く、もとい六麓荘町のお屋敷の食堂の猫足の椅子を立って不機嫌に出て行く(華麗なる一族の影響かw)
上記のような親子間での会話なんてことはなかったのだろうか?
この大学に入ったのは本人の能力と努力との結晶かもしれないが Nへの受験や小さい頃からの音楽教育の素養と言うのは親の誘導と言う点も大きいと思うから。
そりゃ 学業も優秀 音楽の才能も抜きん出ていれば 親にとっては自慢の息子であったことは想像できますが、それがこういう経過をたどって 嬉しさももちろん 一抹の不安ていうのも生じているのではないかということもまた想像してしまうのである。T大生ってある意味T大生ってことだけでこういう余計な感情を起こさせてしまうってことは 可哀想ってかやっぱ特別な存在と見られがちではあるってことね。
まあそんな私の心配はご無用で、息子たちがこういった形で自己表現できて、青春を楽しみ、思いきり若さを燃焼させていることを喜んでいる大きな心の方々であるだろうなとも思いますが。
彼らにはこれからもがんばっていただきたいと思います。願わくば今のフレッシュさを忘れないで、すれないで欲しいものですが・・・
そして将来、音楽の道に進んで人々を楽しませてもよし、他にやりたい事を見つけて進むもよし。
ただし日本の将来に役に立つ人になってよね。それが色々なタレントに恵まれた君たちのエリートとしての使命だよ。
先輩のホリOモンみたいに私利私欲に走っちゃだめですよ。とも思う。
全然関係ないが、私は男の子が生まれて一つの夢があった。
普段やんちゃで 運動が得意でワンパクな男の子(中学生くらいね)が 体育館の片隅のピアノに座って ベートーベンソナタなんかを突如弾いてしまうような光景。
現実にそんなことってキザで鼻持ちならないかもしれないが、要するに文武両道かつ音楽のできる子に育てたかったのですよ、バカヤロ~(息子に言ってます)
んで 幼稚園年長だかにピアノを習わせたわよ。
小学校低学年でかろうじてブルグミューラーに入ったくらいの時点で
「ママ(当時はそう呼んでた 今はオカン)もうボクはピアノ行きたくないよ。そんな時間があったらサッカーやってる方がいい」ときっぱり拒否された。
母の野望(妄想)はそれで敗れ去ったのであります。
場所は 駒場にある某大学(バレバレですね)構内でのライブである。

このバンドの構成は キーボードと作曲担当のリーダーを中心に ギター、ベース、チェロ、バイオリン、ドラムスの6人メンバーである。
ボーカルの代わりにセンターにバイオリンが立つといったちょっと変わった編成である。
全員がT大生 半分が兵庫県の進学校N出身。
2年前くらいに結成されて文化祭あたりで細々やっていたらしいが ここへきてメジャーデビューして今や全国ツアーもして CDも全国に売り出しているという展開らしい。
キーボードとヴァイオリンの子 めちゃくちゃうまい・・・
その他の子たちも上手だし、全体として若々しくてまとまった音になっていた。
正直とても楽しめた。 感動した。
リーダーのトークも関西人なまりのちょっととぼけた温かみがあってなかなかよかった。

しかし 音楽を楽しみながらも頭の片隅でまた余計な事を考えてしまったのよね。
まったく余計事ですが、全国ツアーやCDデビュー、彼らの親御さんは100%喜んでいるのだろうか?
どの程度学業との両立ができているのかは知らないが、親御さんの中では
父「OO お前は音楽ばかりやって 学校の方はどうなっているんだ?」
子「今年はメジャーデビューの大事な年なんだ。ちょっとそっちの方を優先させようと思って」
父「音楽もいいが、そんなことのためにお前を×大に行かせたのではないぞ」
母「お父さんのおっしゃる事はわかるけれど 今年はOOの夢のためにがんばらせてあげましょうよ。若い時にしかできないのだから」
父「お前がだいたい ピアノ(バイオリン、チェロその他をあてはめて)なんかやらせるからOOが横道にそれて・・・」
・・・とお父さんプイと茶の間から出て行く、もとい六麓荘町のお屋敷の食堂の猫足の椅子を立って不機嫌に出て行く(華麗なる一族の影響かw)
上記のような親子間での会話なんてことはなかったのだろうか?
この大学に入ったのは本人の能力と努力との結晶かもしれないが Nへの受験や小さい頃からの音楽教育の素養と言うのは親の誘導と言う点も大きいと思うから。
そりゃ 学業も優秀 音楽の才能も抜きん出ていれば 親にとっては自慢の息子であったことは想像できますが、それがこういう経過をたどって 嬉しさももちろん 一抹の不安ていうのも生じているのではないかということもまた想像してしまうのである。T大生ってある意味T大生ってことだけでこういう余計な感情を起こさせてしまうってことは 可哀想ってかやっぱ特別な存在と見られがちではあるってことね。
まあそんな私の心配はご無用で、息子たちがこういった形で自己表現できて、青春を楽しみ、思いきり若さを燃焼させていることを喜んでいる大きな心の方々であるだろうなとも思いますが。
彼らにはこれからもがんばっていただきたいと思います。願わくば今のフレッシュさを忘れないで、すれないで欲しいものですが・・・
そして将来、音楽の道に進んで人々を楽しませてもよし、他にやりたい事を見つけて進むもよし。
ただし日本の将来に役に立つ人になってよね。それが色々なタレントに恵まれた君たちのエリートとしての使命だよ。
先輩のホリOモンみたいに私利私欲に走っちゃだめですよ。とも思う。
全然関係ないが、私は男の子が生まれて一つの夢があった。
普段やんちゃで 運動が得意でワンパクな男の子(中学生くらいね)が 体育館の片隅のピアノに座って ベートーベンソナタなんかを突如弾いてしまうような光景。
現実にそんなことってキザで鼻持ちならないかもしれないが、要するに文武両道かつ音楽のできる子に育てたかったのですよ、バカヤロ~(息子に言ってます)
んで 幼稚園年長だかにピアノを習わせたわよ。
小学校低学年でかろうじてブルグミューラーに入ったくらいの時点で
「ママ(当時はそう呼んでた 今はオカン)もうボクはピアノ行きたくないよ。そんな時間があったらサッカーやってる方がいい」ときっぱり拒否された。
母の野望(妄想)はそれで敗れ去ったのであります。