局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ドサ回り 指人形劇団

2008-07-07 17:14:19 | 着る
今日は 今期最後の着物の会だった。

昨夜は、宝塚観劇のあとにバタバタと夕飯を作り、娘と息子が時間差で帰ってきたり、息子が試合からドロドロのユニフォームとともに帰ってきてその後また寮に帰るのを見送ったり かなりあわただしく過ごしたので、着物の用意は ただ出して吊るしただけ であった。
その着物と言うのも どこかのデパートの古着市に立ち寄って、サイズも合ったので衝動買いしたものであった。
しじら? なのかなちょとシボがある木綿で着心地もよさそう。
何より 3,4千円くらいだったので、家で洗ってちぢんでも惜しくないと思ったし。
そして買ったことを忘れて箪笥の肥やしになっていたのだけど、昨日、おとといの暑さで そうだ これを着てしまおうと掘り出してきたものであった。

長襦袢を着て白い衿があったほうがステキだったろうが 暑さでめげたので襦袢省略、浴衣のつもりで着てしまう。帯は母からもらった 博多の半幅帯、足元はユニクロの下駄。全部で5千円くらいのコーディネートである。

おはしょりの長さ、着丈、えりあわせもバッチリで 帯も片流しの蝶結びが粋に決まった(と思う) 髪もアップがきちんとできた。



ところが、仕上げを鏡に映したら 左の袂の上の方(衿肩開きって言うのだっけ?)からなぜか下着が見えるではないかいな。試しに左腕を上げてみたら ぱっくり割れて帯上のほうまで下着丸見えではないですかいな・・・
よくよく見たら 10cmくらいその部分がほつれているのを発見

出かけるまでにあと15分。また脱いで縫って再度着付ける時間と根性がなかったので 着たまま左脇を縫うと言う蛮行を敢行。



左脇を左手でつかみ 右手に針をもって 着たまま縫っているところ。左腕とワキがケイレンするかと思ったわ。

今までに、当日あせるたびに着物を着る前日には準備を万端にしておこうと決心していたが、今日はその10回目くらいに当たってしまった。
ただでさえ 針を持つのが嫌いなので、縫い仕事関係は極力避けて通ってきた我が人生。自慢じゃないが(自慢にはならないけどさ)その日の朝に半衿がついていないのに気づき、布用ボンドで貼り付けたこともある私である。
そして着物を着るということは針仕事がつきものである。
嫌なことはなるべく後回しにしてしまうという根性ゆえ 着付けの朝、どれだけあせり、もがき、どうにか切り抜けたか 冷や汗抜きでは語れないのであります。

ちゃんと確かめてから 売ってよね。Kデパート様ったら
いくら安くてもさ・・・

まあとにかく時間に家を出られて、会の時間に間に合った。今日は講義のあとに 皆勤、精勤の方々の表彰 その後会食とみんなの余興があった。
私達の係では 指人形などという昔懐かしい余興を披露した。
別におもしろくもない台本だと思ったが、女優さん(真ん中)の気の利いたアドリブのおかげで 結構受けた。

 左下が局

このメンバーで 5月 ホールを借りてプロの人気尺八奏者を呼んで演奏会を催した。なかなか大変だったが、みなさん気持ちの良いステキな方々であった。

今日が終わると 8月、9月は休み 来期は10月から新学期が始まる。
また係は再編成されて今度は違う方たちと違う係になるので また違った雰囲気で過ごすことになるのだろう。

来期は 準備万端の上、すっきり着付けして出かけてみたいものであります。
コメント (6)
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