局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

格差友情

2008-07-30 13:06:46 | 家族あれこれ(犬も含めて)
娘が小学校から高校まで同じ学校で学んだ親友から 別荘に居るから遊びにおいでと誘われた。

軽井沢の一等地だって。くそっ(と私が口惜しがるいわれはないですが)

それも昨日の夜バイトが終わって10時過ぎに帰ってきて 明日の朝の電車で行くと言う。バタバタボストンバッグに荷物を詰めている。
朝晩寒いから上着を持っていった方がいいよ。
と言ったところで ハタと気づいた。

「あーた 何か手土産持っていかなくていいの?」
「ああ そう言えばそうだねえ」
「明日の朝じゃ デパートで買うヒマないね」
「何か家にあるもので持っていけそうな物ないの?」

お中元でいただいた物をざっと見たところ 持ち運びのできる食品は ビールととらやの羊羹しかなかった。
「とらやの羊羹なんて あちらのお宅じゃ珍しくもないだろうしね。あんたたちが食べるとも思わないし」
それで思いついたのが しょうゆこんぶ であります。



「これならちょっと珍しいし 朝ごはんの時にでもさっぱり食べられるから とりあえず持っていきなさいよ 改めて御礼は何かするからさ」 と言いつつ 
「こんなもん持ってくの~?」 と 渋る娘に無理やり持たせた。
全く不調法なことであるが仕方がない。

あちらの駅に着いたら運転手さんが迎えに来てくれるそうである。

「持つべきものは金持ちの友だちだね~」と 花輪君の家を訪ねるまるちゃんのようなせりふを口にしつつ嬉しそうに出かけて行った。

家族間格差を感じつつ蒸し暑い東京に残される母 

そして 今朝7時ごろ、寮の息子から電話があった。

「おかあ 今度の土曜日ヒマ?」
「どうして?」
「江戸川の花火があるからさ、二人で出かけるから M子に浴衣の着付けしてやってくれないかな?」
「あらま 残念でした。私はその日は納涼船で川くだりだよん♪ 昼間から居ないよ」
「何だ そっか しかしおかあもよく遊ぶおばさんだねえ・・・」
「あーたに言われたくないですよ そう言えばOO(娘)は 今日から ほにゃらら家の軽井沢の別荘によばれて出かけたよ。 週末までいるらしいよ」
「なんだよ! いいなあ・・・ 俺も行こうかな あいつ自分だけずるいよな」

こっちは 花輪君の誕生会に招かれずに文句を言っているハマジのような様相である。
ずるいったって 娘の友だちなんだから仕方がないだろうが。
あーたは楽しくM子とデートでもしてくださいよ。

ってことで今週末は 娘は軽井沢 息子は花火デート 私は川くだりである。
確かによく遊ぶ家族だわ。

しかし 夫はどうするんだろ・・・ 
コメント (4)
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