局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

報道写真

2008-07-18 22:07:35 | 見る(映画 劇場 美術館など)
恵比寿ガーデンプレイスの写真美術館で行われている世界報道写真展 2008に行ってきた。

世界報道写真展はオランダに本部を置く世界報道写真財団が開催するプロの写真家を対象にした世界報道写真コンテストの入賞作品で構成する写真展です。今年は125カ国から5019人の報道写真家の応募があり、80536点もの作品が集まりました。本展では、「スポットニュース」「ニュースの中の人びと」「ポートレート」「スポーツ・フィーチャー」など10の部門から選び抜かれた59名の作品約200点をご紹介いたします。地球上では、今なお多くの場所で争いが起き、人々が飢え、苦しみや悲しみに満ちた日々を送っています。戦闘に疲れ果てた若い兵士の姿、虐待に苦しむ子どもたち、逃げまどう人々・・・。私たちが普段目にすることのないこのような事実を、写真はありのままに伝えます。その一方でフォトジャーナリストの命はその使命と引き替えにされる事も少なくありません。昨年、ミャンマーで日本人ジャーナリストの長井健司さんが撃たれて亡くなったことを覚えておられる方も多いでしょう
 
(Hpよりコピー)

これが現在ということが現実なんですね。
なんとなく ニュースで見ても他の報道にまぎれて世界のどこかの 紛争、テロ、それらの犠牲者の悲劇 などは見過ごしてしまい、また故意に目をそらしていたのかもしれないけれど、生々しい写真群が一堂に会した物を目の当たりにするとショックを受けてしまう。

飽食三昧代表みたいな私が言うのもおこがましいが、世界って未だになんて悲惨なことがまかりとおっているのだろうか。たまたま日本に生まれて、東京で生活しているという事がやはり 今の世界の情勢から見たら幸運なことなのかもしれないと思った。
そりゃあ 最近の日本って壊れてる部分もたくさんあるけれど、戦場に生きている人々からみればなんて平和で住みよい国なんだろうか。
大分を始めとする教員採用の不正も 確かに許せない事件だけど、世界の国の中では大統領の選挙まで 投票結果を改竄する不正がまかりとおっていて、それが紛争の原因になっているのだから。
もちろん だからそのくらいのこと目をつぶろうって事じゃなく、自由に物が言えて、平等に選挙権が与えられているという自分たちの立場のありがたさ、そしてそれがどんなに大切であり、それを大事に守っていかなければならないという観点から、自らを腐らせる不正に対してはなあなあじゃいけないんだな とも思った。(まどろっこしい文章ですわね)

こういう硬派な写真展にたまに足を運ぶのも良い事だと思った。
最近遊びすぎと反省しなければ、ね。

コメント (4)
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