局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

花冷え

2009-03-29 21:32:37 | 日々の生活
ここ数日の東京の寒さはどうだろう。
一週間ほど前に開花宣言した桜はつぼみのまま枝にしがみついているところが大半、ごく日当たりのいいところだけチラホラ咲き始めたという状態であります。

今日は、姑のところに届け物があったので夫と車で出かけた。普通に行けば30分ほどの行程だけど、だいたい夫と行くとまっすぐに行ったためしはないのである。
今日も、あそこの桜は早いはずだ とか ついでにあそこに寄りたいな とかで迂回後迂回。都内をあちこちより道しながらのドライブとなった。



満開の桜はソメイヨシノではない、ちょっと白っぽいもの。



夫の通っていた小中学校の前を通る

「小学校2年の時に 学芸会の劇で海老の役をやるのがどうしても嫌でさ、劇が始まる前に逃げ出して あの建物の後ろに隠れたんだよな~」

「どういう劇だったの?」

「海老の背中はなぜ丸いっていう アホらしい劇」

「それで海老だったら、主役じゃん あなたが抜けたら劇にならないんじゃないの? どうして嫌だったの?」

「直前に赤いタイツを履くってことがわかって絶対イヤダと思った」

「くっだらねえ理由 それからどうなったの?」

「あせって捜しにきた担任のおばはん先生に拉致されて結局タイツは履かないで出た」



「あそこがOO山で 他のクラスの奴とか一年上の奴とかとよく決闘したんだよな」

「何で決闘するの?」

「別にどうってことないんだけど、男にはそうやって意味なく戦わなきゃならない時があったわけ、お前には理解できないだろうなあ・・・」

「うん まるっきり理解できないね」

「色々やったなあ 男子トイレじゃうOこしてる ××の上からバケツで水ぶっかけたりしてさ」

「最低な生徒だね 

「そいつ すごいおぼっちゃんでさ 親がOOの社長で毎日プレジデントで運転手が送ってきたんだぜ」

「あなたはその子を貧乏人の僻みでいじめたわけだ 

「あはは うるせえよ。よくそいつの車が、俺がOOのバス停でバス待ってると拾ってってくれたんだけどさ」

「恩を仇で返す奴だね」



「ここの柵ぎりぎりのところからさ、あの校舎の上まで俺の凧だけあがったんだぜ。自分が骨組みから組み立てて和紙を貼って作った手作りのやつ。そういうことやらせると負けを知らなかったなあ」

「へ~、その後の人生に役にたってるのかねえ」

「知らないよ いいだろ、別に」



「ここは前、浅い川だったよ。蓋されちゃったんだよな」

「そうなんだ」

「ここでも散々いたずらしてさ」

「いたずらしかしなかったんだね」

「ほら ここにあるM工務店 昔からあったんだけどさ」

「うん」

「ここに2mくらい砂利の袋が積んであってさ、友達三人とそれを運んで川に入れちゃったんだよな」

「信じられない 、何のために?」

「川をせき止めようと思ったわけね」

「バッカじゃないの その三人って誰よ?」

「○○と ××と あとお前の知らない今シカゴにいるやつ」

○○も××も現在偉くなってます。

M工務店の方 その節は申し訳ありませんでした。

ホントに夫は小学校の頃、信じられないくらい悪ガキだったようである。
私も弟もその手のいたずらとかはまるでやらない子供時代だった。
なので、息子の小さい時のやんちゃぶりや 中高の時の悪さには頭をかかえた時もあったし、理解に苦しんだが、夫は泰然としていた。
何のことはない、自分も同じようなことをしていたからだったのね。

その息子、私達が姑の家についた時メールをしてきた。

「家にユニフォーム取りにきたらんだけどカギがなかったから侵入した。オカンのカギは郵便受けの中に入れといたから」

侵入って どこから・・・?

「俺の部屋の窓だよ」

二階の窓が開いていたのだろうか? 家は半地下の駐車場の上に建っているので2階といっても3階くらいの高さがあるし、息子の部屋に上るような足場になるようなものはない・・・

「泥棒だと思われるよ」

「大丈夫だよ 近所に見られても またやってらあって思われるだけだよ」

 夫の血筋である・・・ 








コメント (8)
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