色々ゴタゴタ忙しく心配な部分もありながらも ドラの結婚式というのは そりゃー慶事であろう。母の病気も全快ではないが、次に打つ手が意外に早く開けてきそうな気配である。
「人生色々あるけど まあどうにかなりそうだわ」と思ってた矢先・・・
オットは日曜の習慣であるGとの長い散歩に出かけた。今日はムスメもいるし、鍋にでもしようかと野菜なんぞを刻んでいた夕刻であった。
チャイムが鳴って、確かめると郵便局の人が「書留です」と言う。
「へ~ 書留? ドラのお祝いの現金書留かな?」なぞと出た私はつくづく能天気であった。
「OOさん(ムスメ)に配達証明です」と郵便屋さんから渡されたのは薄っぺらい緑の封筒。
なんじゃこりゃ? と思ってムスメに渡すと
「あ~ 来ちゃった」とのこと。
初心者講習の通知であった。このバカムスメ、4月の始めまで初心者のくせに先月と今月立て続けに違反していたのであった。(それも今まで私に隠し通していたのである、バカヤロー)
品行方正ドライバーであるワタシはもちろんこんなもんには縁がなかったので初めて知ったのだが、免許を取って1年以内に3点以上の違反をすると講習を受けなきゃならないんですとさ。それも7時間 手数料が1,5万ちょっと。
「いつ どこで、どんな違反したのよっ?」と語気荒く詰め寄った母(当然です)
「えーと最初は一時停止違反これは環七からイチコク入る時ね、二度目は車線変更の時に黄色い線またいじゃった荒川の土手の辺」
めまいがしたぞ。違反もさることながら、一体君はどこまで車で行ってるのだね。
「一時停止違反はね~ 仕方なかったんだよ 前に大きなトラックが居て合流のところで・・・ おまわりさんに見えなかったんですって言って一緒に乗ってもらってね、確かに見えないのもわかる、でもここは停まるところで、君は停まらなかったから違反なんだよ」って同情されたんだよ~
「じゃ、黄色い線は?」
「これはね、もう一車線が空いてたからつい行っちゃった。そしたら待ってましたって感じで隠れてたおまわりさんが笛吹いて嬉しそうに出てきた」
「危ない所だから車線変更禁止になってるのよっ」
「うん。あの時はなんか疲れてて体調悪かったんだよね。そういう時って運転が乱暴になるからやめとこうって学んだ」
もっと早く学んでほしいものである。
公安委員会なんて判がついてる文書なんて初めてお目にかかったぞ。
講習は四月の土曜日の朝 それも家からかなり遠い所であった。そこで学科と実技とこってり7時間勉強させられるのである。
はっきり言って ムスメの運転はこの一年でかなり上手になった。何年も乗ってても「下手くそだな~」ってドライバーはいるもんだが、家の子たちは運転のセンスはあるようである。助手席に乗ってても危なげないし、周りも見ているし、ムスメは一度も傷をつけたこともない。
そして運転も好きみたいだし、私に似ないで地理感覚がものすごくいいので妙に自信がついちゃっているようだった。
こういう時って危ないんだよね。
ドラはやはり初心者マークが外れる頃 なんでもない曲がり角で電柱にぶつかる自損事故を起こした。それまでかなり長距離運転経験も積んでいたし、危なげもなかったのに である。左の前輪の上が凹んでそのまま立ち往生して狭い道路だったので後ろの車が数珠つなぎになってかなり人にも迷惑をかけ、恥をかいた。
車はレッカー移動となり、修理費が40万くらいかかり、保険でなおしたものの次の年から保険料は上がったし・・・
しかし それに懲りたのか、それからは慎重にと肝に銘じたようだった。
まだ違反や物損だから良かったものの、これが対人だったら大変である。
ムスメもこれで懲りるであろう。親が言うより100倍効果はあるだろうしね。
災い転じて福となりますように。しかし子供がいくつになっても親って心配が絶えないね~
「人生色々あるけど まあどうにかなりそうだわ」と思ってた矢先・・・
オットは日曜の習慣であるGとの長い散歩に出かけた。今日はムスメもいるし、鍋にでもしようかと野菜なんぞを刻んでいた夕刻であった。
チャイムが鳴って、確かめると郵便局の人が「書留です」と言う。
「へ~ 書留? ドラのお祝いの現金書留かな?」なぞと出た私はつくづく能天気であった。
「OOさん(ムスメ)に配達証明です」と郵便屋さんから渡されたのは薄っぺらい緑の封筒。
なんじゃこりゃ? と思ってムスメに渡すと
「あ~ 来ちゃった」とのこと。
初心者講習の通知であった。このバカムスメ、4月の始めまで初心者のくせに先月と今月立て続けに違反していたのであった。(それも今まで私に隠し通していたのである、バカヤロー)
品行方正ドライバーであるワタシはもちろんこんなもんには縁がなかったので初めて知ったのだが、免許を取って1年以内に3点以上の違反をすると講習を受けなきゃならないんですとさ。それも7時間 手数料が1,5万ちょっと。
「いつ どこで、どんな違反したのよっ?」と語気荒く詰め寄った母(当然です)
「えーと最初は一時停止違反これは環七からイチコク入る時ね、二度目は車線変更の時に黄色い線またいじゃった荒川の土手の辺」
めまいがしたぞ。違反もさることながら、一体君はどこまで車で行ってるのだね。
「一時停止違反はね~ 仕方なかったんだよ 前に大きなトラックが居て合流のところで・・・ おまわりさんに見えなかったんですって言って一緒に乗ってもらってね、確かに見えないのもわかる、でもここは停まるところで、君は停まらなかったから違反なんだよ」って同情されたんだよ~
「じゃ、黄色い線は?」
「これはね、もう一車線が空いてたからつい行っちゃった。そしたら待ってましたって感じで隠れてたおまわりさんが笛吹いて嬉しそうに出てきた」
「危ない所だから車線変更禁止になってるのよっ」
「うん。あの時はなんか疲れてて体調悪かったんだよね。そういう時って運転が乱暴になるからやめとこうって学んだ」
もっと早く学んでほしいものである。
公安委員会なんて判がついてる文書なんて初めてお目にかかったぞ。
講習は四月の土曜日の朝 それも家からかなり遠い所であった。そこで学科と実技とこってり7時間勉強させられるのである。
はっきり言って ムスメの運転はこの一年でかなり上手になった。何年も乗ってても「下手くそだな~」ってドライバーはいるもんだが、家の子たちは運転のセンスはあるようである。助手席に乗ってても危なげないし、周りも見ているし、ムスメは一度も傷をつけたこともない。
そして運転も好きみたいだし、私に似ないで地理感覚がものすごくいいので妙に自信がついちゃっているようだった。
こういう時って危ないんだよね。
ドラはやはり初心者マークが外れる頃 なんでもない曲がり角で電柱にぶつかる自損事故を起こした。それまでかなり長距離運転経験も積んでいたし、危なげもなかったのに である。左の前輪の上が凹んでそのまま立ち往生して狭い道路だったので後ろの車が数珠つなぎになってかなり人にも迷惑をかけ、恥をかいた。
車はレッカー移動となり、修理費が40万くらいかかり、保険でなおしたものの次の年から保険料は上がったし・・・
しかし それに懲りたのか、それからは慎重にと肝に銘じたようだった。
まだ違反や物損だから良かったものの、これが対人だったら大変である。
ムスメもこれで懲りるであろう。親が言うより100倍効果はあるだろうしね。
災い転じて福となりますように。しかし子供がいくつになっても親って心配が絶えないね~