局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

着物day

2007-07-09 22:22:36 | 着る
今日は着物の会の本年度の最終日だった。

一年の集大成として今年度に習得した(はず)の帯結びを先生やクラスメイトの前で発表するのである。

人に結ぶので 例えば末広(扇と立て矢でおめでたい帯結び)↓その他から一種類



自分に結ぶもので一般的な二重太鼓か角出しのうちで一種類↓(写真は角出し)



実は昨晩サークル帰りで遅かった娘をとっつかまえて練習。疲れてるんだよ~~と文句を言うのを あと少し身体を貸せとなだめつつ泥縄で特訓したのである。

で、どうにかクリアして・・・

先生方による来年度に習う帯結びのデモンストレーション

扇太鼓↓ ヤングミセスのおめでたい席などに。 留袖の帯としてもよいそうだ。普通のお太鼓よりしゃれててよろしいんではないでしょうか? (しかしヤングミセスってどのくらいの範疇なんだろ? 既にはずれている気がしないでもないが・・・笑)



揚羽↓ これは未婚の女性の振袖などに適する華やかで可愛らしい帯結び。娘の成人式にはこれくらい結んであげられるようになりたいものである。




この会に入ってもはや7年が過ぎた。
毎年、もういいや、今年で止めようと思いながらもこの季節やっぱり来期もと思って続けてしまう。
以前、友人に 「着物着るくらいでどうして7年も習う必要があるの?」と聞かれたけど、別に着るだけならそこいらの着付け教室で1年も習えば十分なんだけれど、ここではカリスマ先生による着物の文化史的な講義、小説に出てくるヒロインの着物にまつわる話も聞けるし、実用的な着物の手入れ、雨の日の着こなしなど幅広く学べる。それにお月謝も破格に安く、どっかの着付け教室のように用具や着物の押し売りをされることは100%ない。ひとえに着物を次世代に繋いで行きたいという先生の情熱から来るところだと思う。それにそのカリスマ先生を慕って集まる講師の先生方の実技の指導もかゆいところに手が届くように丁寧である。
それに一緒に学ぶ人たちはいわゆる文科系オバの集団で、昨日は体育会系オバもいいなって書いたけれど、やっぱりこちらが本来の自分の住処であるので無理なく居心地がいいのである。

ってことで来年も着物の会は継続決定。

今日は夏大島に絽の帯を合わせてみた。黒無地に見えるけど浅葱の椿が織り込んである。帯も偶然椿の柄。
7,8月は透ける薄物の着物の出番である。
今日は比較的涼しかったからまだよかったが、やっぱり下着と襦袢と着物に帯を二重に巻いているのだからそりゃ~~アツいです

帰り道前の家の奥さんに 「わ~~素敵!すごく涼しそうに着こなしてるね~~ 夏の着物っていいわね~」って褒めてもらったけど内心(あぢ~~ 早く脱いで短パンに着替えたい~~)うんざりしてたのである。
だけど見栄はって、「ありがとう~」なんてにっこり笑ってみたりして・・・
まあ女には時にはやせ我慢も必要なのです

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飲み会その後

2007-07-08 20:01:11 | 食べる
昨日書いた女友達の条件にもう一つ付け加えるなら
4)食べるのが好きな人 ですね。やっぱりおいしい物食べるのって人生の楽しみの重要な点だと思う。 好きな食べ物が似ていると嬉しいし、あまり好き嫌いなくチャレンジャー精神で色々な料理、色々なお店で食べられる人の方が一緒にいて楽しい。その上飲めれば言う事無しです。

で、昨晩はあれから沿線某駅で待ち合わせて、魚介類のおいしいカウンター割烹へ。
そこで、グラスビールで乾杯した後はお互い焼酎で色々食べた。
自己申告どおり、彼女はアルコールが強い&食べるのも早い。痩せの大食いってヤツね。
その細い身体のどこに入っちゃうの?って感じで 豪快に食べて合間にすっすって感じでロックのグラスが空いていく。



おなかがいっぱいになったところで こ洒落たカウンターバーに場所を移して、今度はチーズとナッツをおつまみにワインを少々。




個人的な話をするのって初めてだったけど、30代は家族のためにほぼ時間を使い、40代になってから自分の好きなことを再開したって経緯が似ていた。

「これからは、改めて自分の人生楽しまなくちゃね~~」と意気投合し
「30代の頃より絶対体力あるわよね 私達って!」って自己満足気味の結論に達してお開きとした。

今朝は多少お酒のせいで身体が重くてむくみがあるような気がしたので、家族が寝ている間に朝一のエアロとサウナで汗を流して完全にアルコールの影響を抜いた。
その間に彼女から「昨日は楽しかった~♪ これからOOのセールに行って来ます」ってメールがあった。
ホントお互い元気なおばさんと思わず苦笑した。
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女友達

2007-07-07 16:41:28 | 友人
区内のジムに通い始めて2年半がたつ。
ここに紹介してくれたのは友人だけど、彼女は止めてしまった。他に知人もいなかった。
それに、何となくこういう所で友達を作るのがめんどくさい気がして、(サウナの中なんて、だいたい人のウワサ話みたいになっているし)敢えて一匹狼的(おおげさに言えば)を通してきた。もちろん挨拶はちゃんとするし、話を振られたら返すくらいはしてましたが。女性同士のグループめいた所は避けて、自分の名前も名乗らず、話題も提供せずにしていると 案外居心地よく一人でも楽しめるものでした。

だ~け~ど・・・ 最近それが崩れてしまった。
火曜日のハードなエアロに一緒に出ている女性。いつも一番前が定位置で、すごく上手でシャープな踊りがかっこいい。ちょっと痩せすぎの感はあるけどスタイル抜群で宝塚男役系の美人。
同性ながら 「綺麗だな~~、かっこいいな~~」と半ば憧れめいた感じを持っていた女性。

それが何かの時に、子供の年齢が同じで年も殆ど同じと言う事がわかった。そして彼女は私よりそのジム歴が長いから知り合いも多いのにもかかわらず、噂話は殆ど加わらず、仲良しごっこにも加わらずって姿勢だった。その辺のスタンスが私と何となく共感を覚えてくれたのだろうか?
近場のレストランや飲み屋の話から結構お互いイケル口という事がわかって、彼女の方から 「ねえ アドレス教えてくれる? よかったら今度一緒に飲みに行かない?」 と言うお誘いがあった。こういうナンパは嬉しいわね。
そして 急だけどと昨日お誘いがあり、それもご主人やお子さんの都合を優先させてね、またいつでもご一緒できるから と 気配りつき優しいメール。

ちょうど夫は遅いし、子供たちも部活だしと 今夕飯を作って出かける用意完了。

最近の新しい女友達の傾向
1)綺麗な人・・・若い時って綺麗で当たり前なんだけど、この年(笑)して綺麗ってやはり陰で努力してるし、美意識もある人だと思う。その辺エライな~ってある種尊敬するし、あやかりたいってことで。それに顔立ちじゃなくて品とか生き方とか顔に出るなあって思う今日この頃。
余談ですがオトコは特にそうね。ミートホープ社長を見よ。グッドウィル社長を見よ。

2)自分の話がある人・・・いい加減 子供の学校とかダンナの地位とかの話題しかないって聞いててうんざりするので、パス。

3)ある時はわがままを通せる人・・・そりゃ子供の小さいうちはほっぽって夜遊びはできなかったけど、もう彼らも好きな時にコンパだなんだと自分の都合で外食するような年になれば、母も夜遊びくらいは許されるのではないか、と。。。
夫も同様。まあなるべく居ない日を選びますが、相手が 「主人のゴルフが中止になりまして、居なくてはならなくなったので悪いけど失礼しますわ、ごめんあそばせ~~」なんて言われてドタキャンされると、こっちも時間のやりくりしてるのにそれかい と思って次の約束はしたくなくなります。そりゃあ病気だとか緊急事態はしょうがないけど。
やるべき事はちゃんとやって毅然として自分の予定を通すわがままさは持ってる人がいい。

って、ちょっとエラそうに語ってしまったけど、要するにこれから女二人で飲み会です。楽しみ~~♪

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原宿散歩

2007-07-05 23:59:20 | 日々の生活
原宿 陶O社からセールの案内が来ていたので、絵付けの先生と買い付けに行くことにした。



白磁っていうのは食器はそう高くはないけど 絵の具 特に金彩が高価なんです。ホントの金使うから。今日は定価の11%offのセール価格の上 レジで一律20%offだった。

その後 ジャルOン・ド・ルセーヌにてランチ。



竹下通りからちょっとそれた所にこんなに閑静な通りがあるなんてね。ブラームスの小路というご大層なネーミングはともかく。原宿近辺では好きな空間です。


ランチタイムの終わりかけだったので人も殆どいないところにピアノの生演奏つき。落ち着けました。



ランチが終わった後 隣のアクセサリーの店に 全品50%の表示あり。

ジュエリー・オOラという店。場所柄かデザインがしゃれている割にはお値段も可愛い。それも半額。って事で見るだけね~~ と 言いながらも買ってしまった。



淡水パールのロングネックレスとピアスとアメジストのチョーカーとピアス。

あと嬉しかったのがピンキーリング





なんていう石だか忘れたけど、光によってブルー、グリーン、ブラウンに光る。
何よりピンキーリングのサイズが充実していて私の2号サイズもたくさんあって選べたことに感激した。(普通4,5号が多くて抜けちゃうのよね)

って事で 気分も軽く(財布も軽く)帰ってきた。

たまにはそう必要じゃないけどあって嬉しい物を買うって女には必要な事柄だわね


追記)
そういえば 今日TBSで始まった肩ごしの恋人って米倉涼子主演のドラマってこの路でロケしたらしいです。見ようと思ってたけど忘れてしまった。
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たまには親バカ日記も書いてみる

2007-07-04 23:11:13 | 家族あれこれ(犬も含めて)
息子が卒業した中高一貫校の特別授業で「進路ガイダンス」とか言うものがあり、どういった理由かわからないけれど、家の息子がそこで現高二生に向けて講演することになった。
当然彼の中高時代の遊び三昧加減、アホさ加減を目の当たりにしている私達夫婦は「やっぱり変わった学校だ」「優秀な他の子に混じって色物扱いで出るんだよね」との認識だった(それを本人に言う我が家って褒めて育てる教育はしてなかった家庭です)

まあとにかく近所に住む元同級生と昨日は打ち合わせと称してオール。今日は朝帰りで 「ちょっくら行ってくらあ」と気軽に出かけて行く後ろ姿に 「あんた 粗相するんじゃないわよ!」と一応心配の声(?)を投げかけた母だったのであります。

今日は絵付けと仕事をこなし、夕方帰ってきたら彼も帰ってきていた。
「ちゃんとできたの?」と聞いたら
「何が? ああ講演か~ ウケたよ。やっぱりあいつらノリいいねえ。校長にも話うまいって褒められた。 俺も楽しかったよ」との事。そして「この資料もらってきた おもしろいから読んでみ」とカバンの中から小冊子を私に放り投げて 「じゃ、ちょっとOOOに行ってくるから、飯食べてくるからいらないよ」と出かけて行った。

その資料中での息子の文章の一部、もちろん彼に内緒だけど載せてしまおうと思う。


☆ ××(その学校)の好きなところ:
私にとって××は、卒業しても色褪せない、黄金の日々を過ごせた場所です。やっぱり最高の仲間達に巡り合える所ではないでしょうか。こんな濃い集団は今後絶対に味わえないと思います

☆ ××生へのメッセージ
高校二年生は確かに文理の選択から始まり、段々と将来を見据えて、的を絞っていく時期なのかもしれません。ただ、××は必要以上にそのような選択を迫ることは無かったと思います。生徒のポテンシャルを尊重し、可能性を最大限広げるのが××流なのでしょう。父兄には放置されているようで不安だとの声が上がっているそうですが、生徒への並ただならぬ信頼があるからこそ、生徒に任せることが出来るのだと思います。
ですから××生の方々はこのような放置に甘んじて好き放題やるのではなく、、卒業するとその偉大さに、学生時代の自身の無礼を恐れるような先生方へ積極的に働きかけ、その人生観を垣間見ることこそ、××らしい進路相談なのではないでしょうか。
どこの大学にいって何を学びたいなんて、塾のバイトに聞けば十分です。もっと広いライフプランを、最高の仲間たちとアツく語り合ってください。そんなこと、今しか出来ません。


放置に甘んじて好き放題やってたのはアンタだろうが!

と一部突っ込みたい箇所もあったが、彼が自分の中高時代を黄金の日々と認識している点、自由を重んじる校風の中から、自分の原点となっている何かを掴んで来たのじゃないかって事がおぼろげながら感じられて、秘かに胸が熱くなった(最近年のせいで涙腺ゆるいのよね)

彼はそれなりに面白かったし、別に小学校の友達とも遊ぶし、通ったこと自体はイヤじゃなかったと言うが 私は地元の小学校の彼の担任の先生の半分がイヤでイヤでイヤでイヤで ほんと~~~~にっ イヤだったので、(私は案外人を恨んだり憎らしく思ったりってないんですが 3,4年担任の 佐O Oは藤です 笑 のハゲだけは人間として最低だと今でも根に持ってます。あまりに思うことがありすぎていまだブログにもまとめられない状態)息子が、今でも尊敬できると言い切れる教師の方々に巡り合ったことはとてもうれしいと改めて思った。

中学入試って言うのも三年間塾通いして、夕飯までお弁当でもたせたり、日曜日にテストを受ける日々もあったけど、今思えばああいう日々があって、彼の先々の人生観を形作られるであろう環境に入っていけた結果になったのは、大変は大変だったけどまあまあ幸福な子育ての一こまだったのかなと感じられる。
もう少しで子育てを卒業する今になって改めて思えば余計・・・
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日経新聞で涙する朝

2007-07-03 17:52:22 | 読む
と言っても、株価で一喜一憂しているわけじゃありません。

日経新聞の最後のページに 「私の履歴書」 っていうコラムがある。これは各界のエライ方々の簡単な自叙伝が連載されている。経済紙だから企業のトップまでされて、現在会長職などの方が比較的多いけど、芸能関係やスポーツ関係の方も書かれていることもある。
たまには エライ爺様のプチ自慢みたいな時もあって 「ハイハイわかりました。」と読み飛ばすこともあるけどやっぱり何かをやり遂げた方々、さすがに「すごいわね~~ こういう方たちが日本を支えてきたんだわね~~」と素直に感心させられることが多く、子供たちにも ホレ、読んでごらんよ と薦めることもあるんですが。

で、今連載されているのは 長嶋茂雄氏の履歴書です。
連載されて3日目、最初の一日はなんの気なしに読んだが、昨日、今日とはまってしまった。

昨日は、彼が小学校時代、まだ野球のボールを代用品で手作りしていた時代、腰紐を芯として固くまいた球をお母様が畑仕事の後の荒れた手を血まみれにしながら、その固いかたまりを夜なべで縫ってくれた話。それが野球を一生懸命やろうとするモチベーションにもなり、この話をする時はいつも涙ぐんでしまうという話。

今日は中学、高校とにかく野球をやることに青春をかけ、球場に通ってプロの選手の一挙手一投足を食い入るように眺め、家に帰って柿ノ木の下、自分が巨人の4番になり、そしてその夢の実況中継を自ら語りながら 素振りをし続けた話。

恥ずかしながら、その記事を読みつつ二日続けて泣けた。
さすがだよ 長嶋茂雄・・・ 泣かせるよ 長嶋茂雄・・・

アップダウンの道、または曲がりくねった道をたどりながら何かを成し遂げる人の人生も尊い。
だけど、まっすぐな道、それも光の当たったほかに選択の余地のないような信ずべき一つの道を行く人もまぶしい。
才能と環境と運と努力を継続できる精神力と 何もかもが恵まれて神に選ばれし人なんだろうなと思う。 そしてそこまで恵まれた存在と言うのは嫉妬心などを排除する力をも持って、人を感動させるのねと思った。

アンチ巨人って人は多いけど彼を嫌いな人はあまり聞かない。というよりは私の年代前後彼をヒーローとしている人は多い。
私ははっきり言って野球をはじめスポーツ全般の観戦って殆ど興味がないのですが、彼をヒーローとしたいという多数の人々の気持ちはこれで結構理解できたような気がする。

この先の連載が楽しみだ。当分毎朝泣かしてください。
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週末は内職 追記です

2007-07-03 17:19:39 | 描く
さすがに先週は遊びすぎと反省し、昨日、今日は家にこもって労働にいそしんだ。
って言ってもひたすらペイントです。
着物関係のおばちゃまたちからたくさんご注文をいただいたのであります。

眼鏡ケースやら


手鏡やら


アクセサリー


みなさん結構注文してくださるんだけど、ノルマがあってプレッシャーがかかるとイヤになってしまうのであまり積極的に引き受けてこなかったんだけど、ちょっと気分が変わり、こっちも本腰いれてやってみようかなって気にもなってきた。

描き出すと楽しいですね。色々工夫の余地も生まれてくるし、デザインも沸いてくる。

あと時計2つと傘2つ描く予定です。

遊んだ後は働かないとね

もうちょっと時間に余裕ができたらブログで注文でもとろうかな?と夢みたいなことも考えてます。 仕事になるかいな?

ここから追記です。

あれからペイント熱が止まらない私は夜中にちょっと大きめのブローチを一つ描きあげた。



チャイナペイントの技法で描いてみたけど金彩したら蒔絵みたいでなかなか可愛い。
朝、学校に行く娘に感想を聞いたら
「デザインと色彩的にはいいんじゃないの でもさ、もうちょっとクオリティあげようよ。仕事が雑なんじゃない」
とのことでした

うむ 生意気だが的を射ている・・・
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