局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

バッサリ

2010-09-05 22:42:08 | 日々の生活
髪を切った。
ここ4年くらいは胸半ばくらいのロングだったけど思い切って顎下ギリギリくらいのボブにした。

 一番長かったのはこの頃

 普段も鎖骨より下でパーマをかけていた

この前の免許更新の時に古い免許(5年前)と新しい免許を並べて娘と鑑賞(笑)した際、 「そんなに老けてないじゃん」の私の強気発言は娘はスルー、しかし その頃の髪型について「絶対この方がいいよ。ママはロングだと野暮ったく見える。秋を前にボブに戻したほうがいいよ」と強硬に主張されたのであった。
「だってせっかく伸ばしたのに~~」 「着物の時 アップにできるしさ~」 「美容院に行く回数が少なくてすむんだよね」 「こう暑いと縛っちゃえば涼しいし楽」 とブツブツ言ってみたが娘は聞かず。

「結局めんどくさいからロングにしてるってだけでしょ。」
うっ 確かに・・・ 

そこまで言われるとなぁ ちょうど美容院の予約をしていた金曜日、娘もついでに一緒に来てカラーをすると言う。「ママの決心がゆらがないように一緒に行くからね」
そこまでしなくても・・・

いつもの美容師のお兄ちゃん(ゲイ疑惑ありの王子キャラ)に 「ボブに戻したいんだけど どう思う?」と聞いたら 
「いいんじゃないの? 似合うよ」とのこと。着物を着る際ギリギリあげられるくらいに長さを残して前下がりのボブにすることに決定。

思い切りよくバサバサ床に落ちていく私の髪よ ちょっと切ない。


 

で、バッサリやりました。

結構爽快! 大げさに言うとちょっと解き放たれ感あり。 チビだからね 頭のボリュームは小さいほうがバランスもいいのよね(わかっているけどロングもやめられなかった)

この髪型は帽子が似合うことも発見 こうなったらアップなんて考えずに来月はもうちょっと切りたくなった。



山ほどある娘の帽子 この秋は借りちゃおう

しかしどうしようと思うのは

 

この4年間で集まってしまった シュシュとバレッタ 夜会巻コームなどの髪留め類である。(実はまだある  )
我ながらよく集めたもんだわ~
またそのうち伸ばしたくなるかもしれないけどね。



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愛犬の災難 続き

2010-09-04 08:20:17 | 日々の生活
昨日の記事から読んでね ★

さて 腰を痛めて獣医に行って痛み止めの注射をして、四日間薬を内服したが、まだなんとなくビッコをひいているわが愛犬・・・
食欲も戻ったし元気そうなのだが、薬も切れたことだしまだ心配なので 再度その先生のところを訪ねたってところから続きます。

「先生 カクカクシカジカ 元気なんですけどまだちょっと足をひきずるんです」

我が愛犬、この前痛いことをされている(注射)のに なぜかこの先生は好きみたいだ。床に置いてみるとしっぽをふりふり先生のところへ歩いていく。
飼い主にはぶっきらぼうだが この先生本当に患畜には優しい。そういったところが病気の犬や猫にも通じるのであろう。

「ああ これね。これはもう治ってるんだよ」

「そうなんですか? でも足をひきずるから・・・」

「犬ってのはね 痛みの記憶が残ってるの その気持ちが体に出たり動作にでたりするの」

「へ~」

「小さいころ 猫に胸を深くひっかかれて一時的に歩けないくらいの怪我した子がいたんだけどね、傷が完全に治った後も 猫を見るとビッコひきはじめるんだよ」

「へ~~」

「こういう時にはこう、こっちの足をひきずるのだったよね」

そういうと彼は粘着テープ様の包帯をぐるりと犬の前足に巻きつけた。



とたんに上げなかった足を上げて「取って 取って~」って感じでもがく。



一生懸命包帯をかじって取ろうとする。

「こいうやってわざといったん病気にしちゃうの。このまま連れて帰って30分くらいしたら取ってやって。治ってるから。あとあなたがそれだけじゃ心配そうだからこの前より軽い痛み止め出すからね。動きをみて大丈夫そうだったら飲ませなくていいから」

ちなみにこの日のお支払は400円 その前に初診で注射して薬をもらった時は3000円であった。

家のそばには最近開業したこぎれいな獣医院があるが(待合室も診療室もピカピカ 受付のおねえちゃんもケバケバ)そこはとにかく患畜を連れて行けば1000円の初診料がとられるし なんらかの処置をしてもらうと10000円でおつりがくればまだ運がいいといった診療代設定である。
やっぱりこの医院の診療費は破格であろう。

そしてこの後・・・

家に帰って先生の言うとおり30分たってから愛犬の包帯をはずしてやった。

「まったく何でこんな目にあわせるんだよ~」と言いたげにワタシを見ていたが包帯がはずれた彼は軽やかに歩いていた。

「赤ひげ すごい・・・」 私は今まで以上に彼を尊敬し、我が家の愛犬にこの先何が起ころうとも彼の判断を仰ごうと決心したのであった。
コメント (8)
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愛犬の災難

2010-09-02 23:54:24 | 家族あれこれ(犬も含めて)
先週初め、夕飯後にゆっくりしつつ甘えて近くに寄り添ってきた愛犬の背中など撫でていたところ右の脇腹にしこりのあるのを発見した。



「しこり?」「もしかして悪性腫瘍?」
我が家の愛犬、若作りだがもう12歳半 人間ならりっぱにジジイである。
人間ならば当然癌年齢である。
青くなったワタシはオットに「大変××ちゃんにしこりがある」と騒いだ。
オット、そのしこりを触り
「これは悪性っぽくないなー、脂肪の塊じゃないかな」と断定した。
しかしどうも動物に関してはオットを信用していないワタシ…
次の日に獣医に行きましたさ。

そしたらその獣医の先生

「これはね脂肪腫。こうやって上から見て見える範囲にできてこういう手触りなのは脂肪腫なの。いちいち取りたがる所もあるけどまたできるよ。」

「そうなんですか? じゃ心配ないってことですか」

「年取って脂肪の代謝が悪くなったってことだからね。まあ悪性じゃないでしょう」

「ありがとうございます 先生おいくらですか?」

「何もしてないんだからお金いらないよ」

そう、この獣医の先生はこの地域でも有名な赤ひげ獣医なのである。 しかしぶっきらぼうで愛想もなく小さなあまりきれいとも言えない診療所にいつも一人で助手もいない。

その晩オットにその経緯を告げたら 「ホレ 俺の言ったとおりだろ。お前俺を全く信用してないな」と怒っていた(笑)


そしてまた先週末、わが愛犬は今度は本当のトラブルに見舞われたのである。

夕方帰ってきていつものように抱き上げたらキャンと一言吠える。いつもなら軽々上るソファも登れない。歩く姿もバランスが悪いかすかにびっこひいてる。

そして元気もない・・・



その日 いつもより早く帰ってきたオットに

「ねえねえ 今度は足を痛めたみたい ビッコひいてるよ~」と告げると
「これは腰を痛めた歩き方だよ」と断定する。
「腰じゃないでしょ 前足だよ ほら~」

とにかく元気もなく抱き上げられるのを恐れるし辛そうだし
夜の診療を8時までやっているので、二人でまた獣医を目指す。 オットは獣医に行くのは初めてであった。私がさんざん普段褒めちぎっているので興味もあったのであろう。

立てつけの悪い引き戸を開けて犬を抱いて入っていくと

(あれ? この飼い主また来たよ)との顔をして迎えられた。こういう商売っ気がなくて愛想のないところがいやだという飼い主も確かにいることはいるのである。
先生はおなかがすいたのか診療台の脇のあまり清潔とも言えないデスクでペットボトルのお茶を飲みながらトーハトのなんとかココナツという駄菓子を食べているところであった。

「先生~ 今度は足を痛めたみたいなんです。」私が訴えると

「ちょっと歩かせてみて」と先生

地面に置いてほかの犬のにおいがするのかあちこち嗅ぎまわりはじめた犬の様子をみて

「これは腰を痛めてるね」

(ほれみろ)と言うつもりかワタシをつつくオット。

「いつからなの? 今日か。ちょっと台に載せて」と言ってすばやく二種類の注射を用意する(一つは白い懸濁したのと 透明のと)
おとなしく注射されているが不憫である。

「あれあれ 犬じゃなくて飼い主が息を詰めてるじゃないか」と先生。

「あと薬を二種類出すから一日一度飲ませて この大きい方は四分割して 小さいのは二分割 必ず食後ね」
「ダックスはねこういう痛みきっかけでヘルニアになりやすいから あんまりグルグルさせないこと」

(ぐるぐる? ぐるぐるってなんぞや) そう思った私は

「グルグルさせるってなんですか? 先生」と聞いたら

「治るまで激しく動かさないってことだよ」と(まったくこの飼い主バカのおばはんが)といいたそうな顔で言った。

帰り道オットは
「ほれ また俺の判断が当たっただろ」と威張り (確かに獣医に商売替えしてもイケルかもしれない)
「お前さ グルグルってなんですか?って普通聞くか? 何でも質問すりゃいいってもんじゃないだろ 小学生じゃないんだからそのくらい自分で判断しろよ」とワタシをバカにする。

確かにちょっと冷静になればわかるけど 犬のトラブルって冷静じゃいられないのよね。

この先生 投薬もアバウトで薬袋はこんな感じ

 んまぁ上手な字

中身は



裸のまま錠剤が入っていた(苦笑)

さてこの後の四日間 次の日娘が抱き上げた時に大げさに痛がったがその後はあまり痛がらず食欲も戻ってきた。
しかし薬も終わったがまだかすかに足をひきずる動作は残っていた。

心配じゃありませんか・・・

ワタシは薬が切れた昨日、また一人で愛犬を連れて夜の診療時間に獣医の元を訪ねた。

そして (やはりこの先生は只者ではない 獣医of獣医だ!)と思ったのであります。

その出来事は? 次に続く・・・





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ニンニクチップにエルメスネクタイ

2010-09-01 19:54:19 | 日々の生活
ジムでお知り合いになった元蒔絵師のセレブおばさま。ちょっとしたきっかけで言葉を交わすようになり、自分の作品で残ったかんざしを私にくださったことはこの辺に書いた 家宝にしまっす ★

昨日ロッカールームで顔を合わせた時、
「局さん ちょっと」と・・・

実は彼女はお料理教室も主催していたらしい。一人暮らしの今も出来合いのお惣菜は買ったことがなくだしもきちんととるし調味料からなにから全部手作りして少しずつ取り置いているんですと。
この猛暑 一人分なら買ったものですませちゃいたい、ランチは外食にしちゃおっかなとの誘惑についかられるのに 見上げた家事の達人である。彼女が80を過ぎてもこうやってジムに通い若い人と一緒に運動できているってのはこうした自己管理の積み重ねだと思う。(しかしこういうタイプがお姑さんだったら気が抜けないであろう)

「はい なんですか?」

「あなたこの前ニンニクチップがうまくできないっておっしゃってたわよね」

そそ オットのいとこからニンニクを大量に送ってもらったので一部はチップにして保存しようとしたのだけど火加減が案外難しく 焦がさないようにと遠慮がちに揚げたところパリっと感が続かなくてなんだか気の抜けたふにゃチップになってしまったという話をサウナの中で自嘲を込めてしたことがあったのである。

「わたくしので良かったらお味見してごらんなさい。今日ほんの少しだけど持ってきてみたのよ」

と言って渡されたのがこれ ↓



高野の袋の上が上手に折ってあって エルメスのリボンがネクタイになっている。
オッシャレ~ と感激してしまった。

この技は私もマネしたい。

解体してみたら

  

こんな感じで切り込みを入れてリボンを通して三つ折りにしてシャツの襟のように作ってある。そんなめんどうな技ではないが ちょっと気が利いてるではございませんか。
袋の色をカラーにしたり 柄ものにしたりして 色々なブランドのリボンで結んでみたら楽しいではないか。今度マネしちゃおうっと 

さすが 蒔絵師・・・



中に入っていたニンニクチップも見事なまでにパリパリっであった。この火加減のコツも聞いてみたいものである。

80代 おそるべし・・・

一人暮らしでも自分ができるだけ長く自立できるようにきちっと生活を律して こういう心配りとおしゃれ心を忘れない。こういうオババに私もなりたい。



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