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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

十一月の和久傳3:新鮮と熟成

2014-11-09 17:10:21 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★

■三重の烏賊の一日ねかし、鰤の刺身(と敢えて呼ぶ)
新鮮な烏賊をさっくり楽しむ、函館の烏賊素麺とは趣を変えて、一日ねかせて、もっちり蕩ける食感を引き出した、と花板さんが話してくれます。
鰤の若い甘さに、歩を並べるような仕掛けに、ニッコリです。
昆布〆ではなく、烏賊そのものの力を借りて、丸くしていく…板場の方の言葉の謙虚さ。熟成とも自己消化ともアミノ酸分解とも言い換える言葉が真実でも、それに頭をたれて感謝してきた、日本の職人の慎ましさを、愛しく聞きます。

こちらのお店で私が望むのは、板場を感じるカウンタです(笑)。包丁をひく息遣い、盛り付ける手の仕種、ゆきひらから盛り付ける際の差し入れるおたまの角度。見ていて飽きません。
「包丁をひく者と、盛り付ける者との間に、阿吽の呼吸がないと、コレゾっという一皿になりません。毎日が精進です。」
その言葉に、胸をつかれるのです。
心して、私も頂くと思うのです。


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十一月の和久傳2:玉じめという深さ

2014-11-09 16:24:18 | 外食でリフレッシュ!

★飛び込み記事です★

■すっぽんの玉じめ
お椀の蓋をとり、ふくいくたる香を独り占めする(笑)。
じっと見とれる瞬間は、日本人に育った幸せを感じる時です。
お椀の豊かさ、静かさ、深さ…これを知ることの嬉しさ。飾る必要のない美味しさを受け取るのです。
こんな仕事をしたい…人を感動させ、自分ももっと頑張ろうと思わせる仕事を。道は果てしない(苦笑)。
深い強い旨さを、絹雲のようにしなやかな玉子が包みこむ。香と味わいが形をもって、喉を滑り落ちていく。美しい…と嬉しくなるのです。


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十一月の和久傳1

2014-11-09 16:08:47 | 外食でリフレッシュ!
こんにちは、肌寒い曇り空の東京です。先週の西日本滞在中に、ホッとした時間を思い出して書いてみます。

★ここから飛び込み記事です★

気のはる仕事を成し遂げた後に、ほっとする時間の一献は、幸せに感じます。西日本で仕事があった時のご褒美ごはん(笑)の筆頭候補は、こちら和久傳です。
季節の美しい食を、伝統を踏まえた新しさで盛りつける…信頼ある驚きが待つ時間です。十一月のお任せをいただきました。

■ふぐのおとし。舞茸、分葱、芥子酢味噌
藍のオランダ染めに真珠色の立体を盛る…美しい♪
むっちり美味しいふぐに香をのせる。芥子酢味噌が、きれいにまとめて、始まりを告げる。
美しい時間へ、ようこそ。
■和久傳 京都店 (JR京都駅・伊勢丹内)


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