過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

お弁当の風情 (田ごと)

2017-01-23 16:08:00 | 日いづる国の伝統食
こんにちは。雪が気になるような寒いなか、夜討ち朝駆けしています。
昨夜中は、連絡ミスで守衛室に先に施錠されて、危なく火の気のないところに閉じ込められるところでした。
桐壺の更衣なら、儚げで切ない場面ですが、リアルでは勘弁して欲しいものですぅ(苦笑)。
アクシデントでへこんだ気持ちをリフレッシュするために、嬉しかったお弁当を思い出してみます(笑)。

★飛び込み記事です★



長距離の移動を伴う出仕事の折の楽しみの一つは、駅弁です。
ついたら、すぐに目的に向かって動き出すため、が、電車内で食する本当の理由です(笑)。

ネット検索すれば、どこに、どんなレア・アイテムがあるか、すぐに解る時代です(笑)。前夜に下調べするのは息抜きになります。(ニッコリ)

此度は、京都駅・新幹線ホームでも、数が限られている、料亭弁当に出会えたので、そちらをチョイス。
■田ごと、弁当「御旅」

受け取ってみて、最初に嬉しく思ったのは、このお包でした。名入れのビニールは、お弁当が斜めにならないように工夫して、立体裁形されている。名入れのお絞りは、ふっくら暖かく、アルコールの匂いは微塵もしません(ニッコリ)。



包装紙で包み、細引きの紐で結ぶ。
糊を使っていない、ゆるやかな包装だから、誰にでも安心して開けることができる、丁寧な仕立て。
昭和の丁寧な料理屋さんの持ち帰りのスタイルであり、老舗のお弁当のステイタスを現す形でした。現在の機械包装のピッチピチのビニール巻きは、開けにくいものです(笑)。

包装紙は絵草紙のよう! 「まいこ」「ぎおんまつ(祇園松)」「いなり(稲荷、千本鳥居の絵柄)」等が、素朴に描かれています。細引きの赤紐は、平織りで、きゅっと締められる、昔ながらの紐で、全体を引き立てるアクセントになっている。



内熨斗に、折箱。折の蓋をとる前に、もう一呼吸(ニッコリ)。ワクワクします。

長旅そのものを楽しんだ時代には、この折にビールで、ご機嫌だったろう(ニッコリ)……いいなぁ。
ほおっと、時代をトリップする気持ちになりました。

傍らにおいていた仕事資料を、一旦かたづけて、改めて、お弁当に向かい直したワタクシでした(ニッコリ)。


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