切なさの表現は
秋10月、これが残暑の終りと思わせる日でした。
今日はコンナ↑写真を撮りに行ってきました、資料集めの写真旅です。
といってもね、今、連載中の小説の資料じゃありませんので悪しからず。笑
小説、佳境へ近づいていくターンになっています。
書いていて楽しい、反面すごーく疲れるのも現実です。
コンナヤヤコシイ話、なんだって書いてるんだよ自分って思う時があります。
モウね、セルフ・ぼけツッコミ。
コンナ自分に誰かツッコミ入れてくれって思ったりします。笑
なのでセルフ・気分転換にボヤいてみよう、とコンナの書いています。だからツマンないです、ごめんなさい。笑
この小説、ジャンルは純文学です。
で、純文学の定義って何さ?ですけど。こんなかなあって思います。
↓
1、文章自体の研磨が見られること=情景描写などリアリティ&美しく想像させる力がある文章であること
2、人間心理についての追及がある=心理描写の説得力、読んだ人を惹きこむ力
3、文章の物語性は問わない、1かつ2が充たされていればOK
大学で教わったり自分で読んだ結論として、コンナ感じです。
でもね、元々は純文学ってソンナ好きじゃないんですよね、自分は。
なんで好きじゃなかったかって言うと、話の内容が自分に合わなかったからです。
日本の純文学って言われる作品の大半は所謂「私小説」のカラーがとても濃ゆい。
その「私」小説の世界観と、自分の考えが合わんなあと。
第1話から通して読んで下さっている方は、お気づきかも知れませんが。
自分はかなり理屈っぽいタイプです、リアルの友達や家族に言われます、困ったもんです。笑
理屈っぽい=客観的すぎ、なので私小説の感情的世界観に入り難くて面白いってことが少ないんです。
だもんで歴史小説や研究書ばっかり読んでいました←この手のって内容が濃い&理論的で面白い。
そんな自分が純文学を書いているのは、苦手をやってみよ、って考えでした。
理屈ヤな自分が苦手な、心理描写&感情表現を克服してみよっかな。
どうせ苦手にチャレンジするんなら、苦手要素を全部詰め込んで書いてみようか?
そんな苦手塗れでも、自分が納得できる文章が書けるかなあ?って感じで始めたのが、今連載中の小説です。
苦手筆頭は「恋愛小説」です。
感情表現、とくに恋愛の表現などは全くもって苦手、っていうか読んだことも殆どありません。
それでも高橋治さんの「風の盆恋歌」には感動しちゃった自分なので、ああいうのなら書いてみたいって思ったんです。
あの作品以外にも高橋治さんの恋愛小説は、家族愛や友愛など恋愛のバックグラウンドになる様々な人間心理が美しい。
恋愛って恋人同士だけの出逢いで育まれるモンではなく、それぞれの人格を作りあげる全ての要素があるからこそ恋愛も生まれますよね?
そういうリアルな人間感情の複層を、自分も書いてみたいなって思いました。
で、恋愛でどうせ書くんなら、今まで描かれたことのない恋愛関係がいいかなって思いまして。
それで友人から相談を受けた経験がある、リアルな同性愛のことを書いてみようって決めました。
いわゆるBL小説ではなく、リアルな男同士の恋愛をフラットに描けたら良いなあと。
BL小説ってファンタジーだと言う人も多いですが、自分も同じ意見です。
元来「fantasy」って言葉自体が「叶いっこない望み=非現実」って意味ですが、その通りな作品が多いよう思います。
この小説を書くにあたってWEBで作品をいくつか拝見しましたが、自分からすると説得力を感じられませんでした。
a.設定からありえない
b.同性愛に対する偏見と差別が書き手の根底にある
c.なぜ「同性」なのか背景が無くて、その因果関係が不分明
d.同性愛ならではの悩みや喜びが描かれていない
といった4つのポイントがBL小説の特徴かなあって思いました。
その辺りをよく考えながら自分は書いてみています、心理描写やストーリーの両面で。
たまにR18も描きますが、男性同士ならではの感情と心理的&肉体的問題と向き合うシーンとして入れています。
男女恋愛との差で最も顕著なのは身体的問題です、なのでコノ部分での心理描写は純文学として必須要素だなあと。
そして、この場でお詫びを→アレな話が苦手な方いつも申し訳ありません!!
他の苦手要素は「現代もの」「警察もの」って所です。
なんかね、警察ものって言うと勧善懲悪orダークいずれでも「ヒーロー」だなって感じるんですよね。
どっちかいうと自分は所謂ヒーローものが苦手なのかもしれません、仮面ライダーとかは見ていたけど。笑
で、そういのとっぱらって「生身」の人間で男である警察官を書いてみようかなって思いました。
普通の人間である男が警察官という仕事を選び、仕事の苦悩と喜びに向き合い、成長していく。
そういう等身大の男の姿を描いてみたくて、ある意味人間的な狡い&弱い部分も描いています。
宮田は「ヒーロー」って要素を相当持っています、国村もです。
どちらも美形で才能も恵まれている、そういう「ヒーローと思われている人物」の等身大を描けたらいいなあと。
この二人は両方とも「自分はタダの男で人間」だと自覚しています、そしてお互いの「人間」を一番よく理解しあっている。
これって同じタイプだからこそ出来る相互理解であり、それが互いの信頼関係にもなっていきます。
で、国村について言えばトリックスター的ヒーロー、悪戯っ子で超自然的要素が強く、とても明るくて愛情深い。
これに対して宮田は白馬の王子に見えて実はダークヒーロー、天使かつ悪魔という両面性は「堕天使」という言葉が似合います。
こんなふうに同じヒーロータイプでも2人は真逆です、この対称形がタッグを組むことで「ヒーローとは何ぞや?」を描けたらなあと。
こんな感じで苦手要素を盛り込んで設定を作って書いています。
その結果として、純文要素3「物語性」については濃い内容となりました。
こういう濃いのって自分は好きなんだろうなあと思います、だから描いているんですけどね。
で、書くのは資料読んだりなんだりって作業も結構しています。
元々が苦手ジャンルばっかりなので、初心者無知からスタートするから資料は必読です。
で、ちょっと疲れたのでコンナぼやき?みたいなん書いてみました。わらい
乱筆乱文を失礼いたしました、良かったらまた小説読みに来てくださいね。
こっから話はまた転換していくので。
秋10月、これが残暑の終りと思わせる日でした。
今日はコンナ↑写真を撮りに行ってきました、資料集めの写真旅です。
といってもね、今、連載中の小説の資料じゃありませんので悪しからず。笑
小説、佳境へ近づいていくターンになっています。
書いていて楽しい、反面すごーく疲れるのも現実です。
コンナヤヤコシイ話、なんだって書いてるんだよ自分って思う時があります。
モウね、セルフ・ぼけツッコミ。
コンナ自分に誰かツッコミ入れてくれって思ったりします。笑
なのでセルフ・気分転換にボヤいてみよう、とコンナの書いています。だからツマンないです、ごめんなさい。笑
この小説、ジャンルは純文学です。
で、純文学の定義って何さ?ですけど。こんなかなあって思います。
↓
1、文章自体の研磨が見られること=情景描写などリアリティ&美しく想像させる力がある文章であること
2、人間心理についての追及がある=心理描写の説得力、読んだ人を惹きこむ力
3、文章の物語性は問わない、1かつ2が充たされていればOK
大学で教わったり自分で読んだ結論として、コンナ感じです。
でもね、元々は純文学ってソンナ好きじゃないんですよね、自分は。
なんで好きじゃなかったかって言うと、話の内容が自分に合わなかったからです。
日本の純文学って言われる作品の大半は所謂「私小説」のカラーがとても濃ゆい。
その「私」小説の世界観と、自分の考えが合わんなあと。
第1話から通して読んで下さっている方は、お気づきかも知れませんが。
自分はかなり理屈っぽいタイプです、リアルの友達や家族に言われます、困ったもんです。笑
理屈っぽい=客観的すぎ、なので私小説の感情的世界観に入り難くて面白いってことが少ないんです。
だもんで歴史小説や研究書ばっかり読んでいました←この手のって内容が濃い&理論的で面白い。
そんな自分が純文学を書いているのは、苦手をやってみよ、って考えでした。
理屈ヤな自分が苦手な、心理描写&感情表現を克服してみよっかな。
どうせ苦手にチャレンジするんなら、苦手要素を全部詰め込んで書いてみようか?
そんな苦手塗れでも、自分が納得できる文章が書けるかなあ?って感じで始めたのが、今連載中の小説です。
苦手筆頭は「恋愛小説」です。
感情表現、とくに恋愛の表現などは全くもって苦手、っていうか読んだことも殆どありません。
それでも高橋治さんの「風の盆恋歌」には感動しちゃった自分なので、ああいうのなら書いてみたいって思ったんです。
あの作品以外にも高橋治さんの恋愛小説は、家族愛や友愛など恋愛のバックグラウンドになる様々な人間心理が美しい。
恋愛って恋人同士だけの出逢いで育まれるモンではなく、それぞれの人格を作りあげる全ての要素があるからこそ恋愛も生まれますよね?
そういうリアルな人間感情の複層を、自分も書いてみたいなって思いました。
で、恋愛でどうせ書くんなら、今まで描かれたことのない恋愛関係がいいかなって思いまして。
それで友人から相談を受けた経験がある、リアルな同性愛のことを書いてみようって決めました。
いわゆるBL小説ではなく、リアルな男同士の恋愛をフラットに描けたら良いなあと。
BL小説ってファンタジーだと言う人も多いですが、自分も同じ意見です。
元来「fantasy」って言葉自体が「叶いっこない望み=非現実」って意味ですが、その通りな作品が多いよう思います。
この小説を書くにあたってWEBで作品をいくつか拝見しましたが、自分からすると説得力を感じられませんでした。
a.設定からありえない
b.同性愛に対する偏見と差別が書き手の根底にある
c.なぜ「同性」なのか背景が無くて、その因果関係が不分明
d.同性愛ならではの悩みや喜びが描かれていない
といった4つのポイントがBL小説の特徴かなあって思いました。
その辺りをよく考えながら自分は書いてみています、心理描写やストーリーの両面で。
たまにR18も描きますが、男性同士ならではの感情と心理的&肉体的問題と向き合うシーンとして入れています。
男女恋愛との差で最も顕著なのは身体的問題です、なのでコノ部分での心理描写は純文学として必須要素だなあと。
そして、この場でお詫びを→アレな話が苦手な方いつも申し訳ありません!!
他の苦手要素は「現代もの」「警察もの」って所です。
なんかね、警察ものって言うと勧善懲悪orダークいずれでも「ヒーロー」だなって感じるんですよね。
どっちかいうと自分は所謂ヒーローものが苦手なのかもしれません、仮面ライダーとかは見ていたけど。笑
で、そういのとっぱらって「生身」の人間で男である警察官を書いてみようかなって思いました。
普通の人間である男が警察官という仕事を選び、仕事の苦悩と喜びに向き合い、成長していく。
そういう等身大の男の姿を描いてみたくて、ある意味人間的な狡い&弱い部分も描いています。
宮田は「ヒーロー」って要素を相当持っています、国村もです。
どちらも美形で才能も恵まれている、そういう「ヒーローと思われている人物」の等身大を描けたらいいなあと。
この二人は両方とも「自分はタダの男で人間」だと自覚しています、そしてお互いの「人間」を一番よく理解しあっている。
これって同じタイプだからこそ出来る相互理解であり、それが互いの信頼関係にもなっていきます。
で、国村について言えばトリックスター的ヒーロー、悪戯っ子で超自然的要素が強く、とても明るくて愛情深い。
これに対して宮田は白馬の王子に見えて実はダークヒーロー、天使かつ悪魔という両面性は「堕天使」という言葉が似合います。
こんなふうに同じヒーロータイプでも2人は真逆です、この対称形がタッグを組むことで「ヒーローとは何ぞや?」を描けたらなあと。
こんな感じで苦手要素を盛り込んで設定を作って書いています。
その結果として、純文要素3「物語性」については濃い内容となりました。
こういう濃いのって自分は好きなんだろうなあと思います、だから描いているんですけどね。
で、書くのは資料読んだりなんだりって作業も結構しています。
元々が苦手ジャンルばっかりなので、初心者無知からスタートするから資料は必読です。
で、ちょっと疲れたのでコンナぼやき?みたいなん書いてみました。わらい
乱筆乱文を失礼いたしました、良かったらまた小説読みに来てくださいね。
こっから話はまた転換していくので。