通称「馬の背」の南斜面の侵入竹の除伐が随分進んだ。会友の参加も複数で活動できてる事が大きい。
写真2の背後の森の除伐を開始したのが08年11月だ。その林内を片付けてから栗と茶畑跡が進行中だが、概ね1月中には完了するだろうとの見込みが出てきた。
斜面に2本だけ残った栗の木は、木の周囲の竹を栗の木の枝葉に触れないように除伐したのが07年の初夏で、翌年には栗の木の周囲の林床は写真1程ではなかったが下草の繁茂が見られた。しかし栗の木の立ち姿は座敷箒を立てたように上部にしか葉も実も着けない姿になってしまった。
この斜面の茶の木と栗の木は衰退して大部分が枯れてしまっていたが、この斜面の状況より尾根を挟んだ北側の斜面の被害が著しい。
「山が崩れていく」まさにその通りで、光を失った林床の土壌浸食と崩壊は目を瞠るものがある。小さいお目目でも瞠れるのだ。