侵入竹により日照遮断されたヒノキ林の林床も無残な状態になっている。緩やかな傾斜地で、大きなドングリを落とす木も何本か在り、子ども達の遊び場には格好の場所なのだが・・・。
深い浸食溝が何本かあって、落ちると危ないし歩くと冒険心を満たしてくれるような印象だ。深いところは2m程度か、斜面も含めると3m程度の落ち込みになる場所もある。
最上部は突然と切れ落ちた形で浸食崩壊が始まっている部分や、地下水道が口を開けている場所など様々な様相を呈している。侵食によって倒木となった樹齢は45年を数えることが出来た。立ち枯れたやや小振りの樹木でも35年を数えられたから、概ね40~50年生の林といってよいだろう。
立ち枯れた木は、午前だけで10本を切り倒した。久しぶりのチェーンソー全開の半日となった。満足、満足、まことに慶賀の至り、というべきか。
切り倒した立ち枯れ木は寸切りして、河床となってしまった溝の底に敷き連ねた。これは多少とも水勢緩和に寄与してくれるだろう、との思いなのだが実際は段差工を施したいのだ。
しかし深くてV字形なので敷き連ねで堪忍堪忍と言うところだ。帰宅してお茶など一服したら、さすがに疲労感を感じた。