トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

現在浸光景

2010-01-29 | 今日は真面目に

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 侵入竹により日照遮断されたヒノキ林の林床も無残な状態になっている。緩やかな傾斜地で、大きなドングリを落とす木も何本か在り、子ども達の遊び場には格好の場所なのだが・・・。

 深い浸食溝が何本かあって、落ちると危ないし歩くと冒険心を満たしてくれるような印象だ。深いところは2m程度か、斜面も含めると3m程度の落ち込みになる場所もある。

 最上部は突然と切れ落ちた形で浸食崩壊が始まっている部分や、地下水道が口を開けている場所など様々な様相を呈している。侵食によって倒木となった樹齢は45年を数えることが出来た。立ち枯れたやや小振りの樹木でも35年を数えられたから、概ね40~50年生の林といってよいだろう。

 立ち枯れた木は、午前だけで10本を切り倒した。久しぶりのチェーンソー全開の半日となった。満足、満足、まことに慶賀の至り、というべきか。

 切り倒した立ち枯れ木は寸切りして、河床となってしまった溝の底に敷き連ねた。これは多少とも水勢緩和に寄与してくれるだろう、との思いなのだが実際は段差工を施したいのだ。

 しかし深くてV字形なので敷き連ねで堪忍堪忍と言うところだ。帰宅してお茶など一服したら、さすがに疲労感を感じた。


霜が作ったダイヤ

2010-01-29 | 感じるままの回り道

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 霜まみれになったクローバはしっかりと葉を閉じているが、陽射しを浴びて霜が溶けるに従い葉が展開してくる。それにあわせて霜の一部は水滴となり葉の上に留まっている。この水滴が角度によってはプリズムのように七色の光を散らしてくるのだがケータイのカメラでは捉え切れなかった。タンポポの花からも虹色の光が出てくるのだが、こちらは水滴さえ記録できなかった。

 少々、残念といえば残念だが一瞬の煌めきであるからこそ嬉しかったり楽しんだり出来ているのかもしれない。

『タンポポの花開きたり萼観れば紛う方無き日の本の花』

『あでやかに宅地に咲きしタンポポはそっくり返る舶来の品』