トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**送り火

2013-08-11 | 大震災

 塵散らす聞かまほしき故郷の今見て帰る人ひとり無理

       散り散らす聞かまほしきふるさとの花見て帰る人もあはなむ     伊勢

 たづねつる里は葛葉にうづもれて谷田にイノブタ一声ぞする

       たづねつる宿は霞にうづもれて谷の鶯一声ぞする           藤原範水

 住むことも出来ぬ故郷秋の夜は帰る光のさびしかりけれ

       住む人もなき山里の秋の夜は月の光もさびしかりけれ        藤原範水

 音もせぬ家を立ち出でながむればいづこも同じ人無き家屋

       さびしさに宿を立ち出でながむればいづこも同じ秋の夕暮れ    良暹 


メタリックカラーが美しい

2013-08-11 | 小父のお隣さん

Photo_5  林道わきで、ひときわ鮮やかなメタリックブルーが目に入ってきた。

 シジミチョウの仲間だろうと推定できたが、その先は判らない。写真と図鑑とを対照しても「これだ!」と確証を得られる事は無く、いつもの生煮え状態である。

 小生的には「そうであってほしい」と言う、希望的観測が先走るけれど、ルーミスシジミのメタリック部分の筋が似ている。ムラサキシジミの他にも、もう一種ほど似た蝶が掲載されていたが、何時もの事ながら名前を正しく表記する事は難しい。

 たまたま出会った美女の名前など「知らない」と同じ事…。