トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

コナギの除草

2013-08-29 | 水辺環境の保全

Photo_2  降雨で退散した除草を再開。昨日とは打って変わって暑くなった。田の草取りよろしく、四つ這いでコナギを根こそぎ掻き取る。

 抜き取ったコナギは3か所に投げてまとめてあるが、早い段階で区域外に出さないと猪に荒らされる。昨年あたりから、格段と被害が増え、後始末を強制されている感じになる。

 面倒がって、放置すると畦や堤、水辺の構造まで破壊されるのは必至の情勢だから、おろそかには出来ない。「尻に水が付く」とはこの事だったか…。


倒伏稲の手入れにとか

2013-08-29 | 遊び子は

Photo_4  前日に見に来て猪の被害を知った母親が伝えたのだろうか、今日は7家族がやってきて稲を刈り取るという。田植えをしたメンバーらしい。

 夏休みだからお兄ちゃん、お姉ちゃんもいるが、乳飲み子や幼児を連れたママ達である。草刈り鎌を持ってきていたが、ノコギリ刃の稲刈り鎌ほど役に立つはずもなく、「引き抜いていいですか?」と小生の所まで聞きに来た。

 人数は多かったけれど、戦力になるママ達は数人で、昼までに一坪程度の株を抜き取って終了した。2

 小生はと言えば、下段の泥水地で除草をしていたが、おチビちゃん達が近くに来れば、アカハライモリを渡したり、猪の足跡を教えたり、生米やヒマワリの種を食わせたりと忙しかった。付き添っているママ達は「種って生で食えるんですか?」とびっくりしていたが、びっくりしたのは小生の方、小父さんの常識、若い世代では常識にもならない。何でも喰わねばならない時代ではないのだけれど、猪の餌探しに学んで欲しい。


タマアジサイ咲いた

2013-08-29 | 感じるままの回り道

Photo  タマアジサイが開花した。例年、この時期だったかどうかの記憶が無いが、その理由は好きでない花にあるのだろう。

 「大男、総身に知恵が回りかね」ではないけれど、大振り過ぎて隙だらけの様に感じる。花後もいつまでも花柄を付けていて、見苦しい。

 文句ばかり有るようだけれど、花の少ないこの時期に、日蔭で開花してくれるのは貴重な部類と思うが、それでも好きでない。「好きでない」という事と「いいなあ」と思う事は別のようだ。心の中は「藪」ということだろう。

 お盆あたりからアオマツムシが鳴きだして夜間はうるさくなったが、処暑過ぎてコオロギが鳴き、昨晩は鈴虫が鳴いて秋めいてきた。家の周囲に草地がなくなりクツワムシが鳴かなくなって二年目の夏。これはうるさくともアオマツムシより良かった。