トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

刈り草放置の結果

2013-08-15 | 小人閑居して憮然

Photo  連日34℃程度の最高気温が続いて、さすがの屋外作業も危険を感じて一週間ほど休んでしまった。自宅の日蔭の部分を移動しつつ木製玩具を作っていたから、汗ポタポタは変わらなかったけれど…。後で知ったが、会友はボチボチ草刈りなどに出ていたのだ。信じられなーい。

 それはともかく、様子見に立ち寄ってみたら、猪の掘り返しが更に酷くなっていた。先日、集草しきれなく放置したままの所は軒並み掘り返されてしまった。心配した泥水地の稲穂には被害が出ていないが、まだミルクも詰まっていないから猪も馬鹿ではない。

 久しぶりの出勤では、刈り草の運び出しと、泥水地の周りに忌避剤のボトルを下げる事になる。ウルフピー(狼の尿)を下げる予定なのだが市内の代理店はお盆休み中で購入できなかった。


成長の証し

2013-08-15 | 感じるままの回り道

Photo  若い林内の下草刈り中、オオスズメバチが舞った。「巣がある!」と肝を冷やしたが、実はそうでなかった。8年生のクヌギの樹皮を噛み千切っていたのである。

 威嚇行動こそしなかったが、刈り払い機で刈り払おうと前進すると飛び立って周回する。で、この先は諦めて次の位置から作業を開始した。

 考えてみれば、樹液を出せるまでに樹が成長した証しなのだ。周辺の同年齢のクヌギには、樹液が欲しくて傷つけた痕跡はなく、恐らく最初の泉なのである。食草園の柳の大木には例年オオスズメバチが寄り付き、樹皮の傷を大きくしてくれる。クワガタ類が欲しい採集者の踏みつけで、伸長最盛期には草も生えない。

 帰り際に立ち寄って撮影した。パチンコ玉で凹ませた程の窪みになっている。巣材の繊維を採っていたのではないのが確認できた。