トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ジョウビタキ入域!

2024-10-13 | 小父のお隣さん

 沈泥池の草浚いを休み休み、近くのカラスザンショウの実をついばみに来るメジロの群れを眺めていた。20羽くらいの群れになっていたもののメジロだけで混群にはなってはいなかった。その「チッチッ」と言う鳴き声とは別の音が聞こえてはいたのだが気にも留めなかったのだった。

 そこに時折来る探鳥写真家のIさんが「おーっ、ジョウビタキが入っている!」と声をかけて来た。そう言われれば「チッ」とか「カッ」とかに聞こえて来る。飛来直後は近くに来て姿をさらさないので孤爺の様な素人には分かりにくい。初見とはならなかったけれど入域した事は小生より小鳥に詳しいⅠさんの同定で決まりだ。いつもは「初見」で記録するけれど今回ばかりは「初音」になった。

 しかし残念なことは小生、「初音ミク」の歌声は知らないのであるがキャンデーズはCDがあるし10月の常備歌・睡眠導入歌なのである。まあ、この歳になって聴く気になったのはたまたま視聴した「プロらしさ」を解剖した番組のせいであって孤爺に責任は全くないのである。

 


*秋うらら鼻くそ丸めピンと撃つ

2024-10-13 | 感じるままの回り道

            木立闇明ける晩秋はらはらと

            トワイモア歌うはこれか青天井

            どこまでも白き峰々遠き里

            つばくろも猛暑も去ってみる群青

            夜半の秋窓を閉じればただ寂々

            昼寝せば布団抱えて夜半の月

            床延べて家蚊と二人夜半の月

            秋うららキチョウ道行ここかしこ

            野ざらしとなりし空蝉かしらのみ

            秋の日や胸の渇きもつのる夕

          赤とんぼ野は緑なり嶺白し