トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥上げするための作業場所

2024-10-08 | 水辺環境の保全

 ゲリラ豪雨に熱中症警戒アラート「危険」レベルの連続では作業時間は激減するのにやるべき作業は倍増なのである。孫悟空ならまだしも男性型脱毛症で若きみぎりより頭頂部が薄かった孤爺としては既に光芒麗しく、抜いた毛に息を吹きかけ人数倍倍増なんて芸当も出来ないのであった。

 さて、災の河原の処遇はまだ分からず、効果の出ない鍬やスコップでの汗だく作業も無意味に思え水域の手当てに向かう。泥浚いして水深を適切に保つ事と水域に大繁殖したイネ科の植生、言わゆる「夜這い草」の類いなのだが、これらの抜去と場外搬出のための作業場所が必要で刈り払いを行った。作業を始めれば踏みたてられ泥を上げられる場所になるのだけれどやはり刈り払いをしておくと作業時の安全度が高まる。とは言え坊主刈りにはせず適度に刈り高は調整した。トンボ池周囲はチヂミザサの穂を刈り払う程度の高刈りで済ます。遠目には作業した場所には見えないけれど草丈が十分にある事で生物層は安泰だ。

 泥水池    棚田部

トンボ池通路