トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「黒いオルフェ」

2023-07-02 | 小父のお隣さん
 二つ池の棚を徘徊していたら黒色のバッタが結構生息している。今期の草刈りは実施しておらずそのためバッタ類は例年より目につくのだ。
 映画「黒いオルフェ」は随分昔のもので映画音楽としてのジャンル流行があった時代では主題曲もヒットしたように記憶しているが曲そのものは既に思い浮かばない。朧な記憶を引きずり出すと曲の印象と映画の内容が馴染まなかったような感覚が出て来た。

 まあ、それはともかく「初めて見た黒いバッタ」と撮影し図鑑対照してみたら「カワラバッタ」らしい。後脚太腿の色分けが縞々になっているから間違いないだろう。棲息適地は「河原などの石のあるところ」と記載されていたが、ここは乾燥地でも日当たり良好でも無い草叢だ。数は出ているが佃煮の数にはなりそうもない。写真を見ていてビビビッと来た。「これはイナゴの佃煮が動いているのだ・・・」。

 昨年の11月だったか冷凍イナゴ4kgを購入して佃煮に、一部は石臼で粉末にしてビスコッテイに加工し遊んだのだが既に食べきっている。スーパーの買い物の折々に総菜売り場の「イナゴの佃煮」に視線が行くのだが「高いなあ…」で手を出せない。おっつけ手を伸ばす事になるのは明白だけれど郷里で祖母が作っていたイナゴの佃煮を口にして以来、どうも習慣性があるらしく口に入れたくなる。というよりも高齢化の証で「子ども時代の食生活に戻りつつある」のだろう。二度童、二度童と自嘲してみたものの座敷童も祖父が作っていた草鞋も見えてこなかった・・・・。

        

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