トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アッ!わーっ‼ 山の神様、水の神様、精霊さま!

2025-03-10 | 水辺環境の保全

 今日10日、いつもより早めに出発した。楽しいからでもない、言わずと知れた災の河原の砂礫掘りを行うのだ。早めに出発したのは気温が15℃まで上がる予報があった事と明日、明後日、明々後日が降雨の予報になって「休める!」からである。「三日の休みが続くなら少し頑張ってみよう」と作業時間を長くするためであった。作業の詳細は別掲にするが取水升フイルター部の掘り取りが進んだ頃合いで突然としてボコンボコンと大きな気泡が湧いてきたのである。

 この沸騰した様な空気の噴出は送水管内の空気と水が入れ替わった時に生じる噴出で、端的には送水管内に水が入っている事を匂わす現象なのである。この時の喜びは最近感じなかったほどの喜びであって、濡れた砂泥の表面でなければ感謝の五体投地を行いたいほどだった。水が流入している証拠に今まで流出していた水路に水が消え、取水升位置の水位も下がったままなのである。伏流水の流入はあるから「送水量の増加に繋がったはずだ!」の結論は論より証拠、そのままである。

 くたびれ果ててもフイールドの吐水口に立ち寄り水量を測定したら「18ℓ/分」と出て2日前の「12ℓ弱/分」より5ℓも増加している。今までは点滅赤信号だったのが点滅青信号に変わったのである。嬉しさの余り撮影するのを忘れての帰路、「お祝いにお寿司でも…」と思ったもののくたびれ果てている身はスーパーにもコンビニにも寄る気も出ず帰宅してカップ麺を啜り、早々に昼寝になったのである。何もなくても、何はともかく祝着至極、次回の作業時には御神酒を河原に献上するしかない!。まあ、社会性の枯渇した孤爺と言えども「方言冷色少なし仁」の吐乱腐に言われなくとも感謝の心くらいはあるのであって、それが人間としての「信義と誠実の原則」なのでもある。無い奴に言われたくない。

     

 


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