トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

涸れずに来てワクワク

2014-12-18 | 水辺環境の保全
 
 水見回りで「ヒョウタン池」の湛水を確認してきた。初夏に「ベントナイト」20kgを散布した成果である。泥水池・トンボ池とも隣沢からの送水が止まって渇水寸前なのだが雨水だけを頼りにしているひょうたん池が健在なのはまことに皮肉だ。
 通年、ぬかるんでいた地面にビビッときて土を穿った水面面積3坪ていどの水溜りに過ぎないけれどトンボもモリアオガエルも産卵し世代交代を始めた池である。欲をかいて拡幅して貯水機能を破壊してしまった小生が「名誉回復」を期待して投与したのがベントナイトだ。購入するのに商品価格より高い送料を負担する羽目になったが湛水している状態を見るたびに満足感が湧く。水は湧いていないが生物は湧く。無料の投票で湧くのは寄生生物ばかりだが、こちらは資材価格より得難い価値が湧き続ける。
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