翌日から数日間傘のマークが出ている。フイールド作業は休まざるを得ないだろうし降雨出水ともなれば段差工への影響も考えられるので、先日に大径木を曳き下ろした河床の杭の破損を修復し、ついでに取水升横の段差工部への杭打ち本数を増して来た。都合十本ほどを加えたから増水時の水圧にも今までよりは耐えてくれるだろうと信じている。しかしながらまだ番線で締結してないので越流すれば流される可能性もゼロでは無いけれど24時間雨量で200mmを越えなければ大丈夫だろうと正常性バイアスが働く。
杭打ちを終えれば玉石の詰め込み三日目に入った。底抜けした部分を含め基盤に玉石を並べ、更にその上に半分ほどの玉石を広げ、その上にコブシ大の石で覆って終わりなのだが、結局はこの日も終える事が出来なかった。膝小僧に湿布を貼り保温サポーターを装着し厚手のズボンをはいているから河原に膝をついても多少は大丈夫なのだが、今回の河床安定化作業は何時もに増して膝小僧と腰娘に負担と難儀を強いている。「明日から雨模様で数日休むから」とナデナデ・スリスリしつつなだめすかしての日々である。そろそろご褒美をやらねばなるまい膝小僧と腰娘に・・・。
つらつらと思案投げ首、考えても膝小僧にはグミでなくゲルを、腰娘は美白パックでなく貼り膏薬が喜ばれるかなぁ。プレゼントを選ぶなんて久しぶりで心が震えるのだがよくよく分析すれば疲れと痛みのせいだった・・・。やはり人生は業と因果で輪廻するのだった。