トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

秋グミが実った

2021-10-04 | 感じるままの回り道
 泥水池横に一本だけあるアキグミが実ってきた。赤くなり始めの頃は口に入れても渋みの強い味しかしないのだが、ポロっと落下するようになると甘味が感じられるようになる。
 郷里の水無川河川敷に群生していて季節になれば栗拾いやアケビ採りのかたわら摘まみに行ったものだ。食べ過ぎると便が固くなって翌日は困る事態になりかねないのだが、効果があるのかどうか承知はしていないけれど「便秘には野ばらの実」が効くと憶えていて、ついでに野ばらの実までポケットに入れていた時もあった。飲んだかどうかまでの記憶はない。
 春のフキノトウや菜の花、初夏の桑の実、秋の秋グミなどは他の動植物より郷里を思い出す引き金になっている。アキグミと知らない人が見れば「真っ赤な実が鈴なり」の枝は毒々しい感じがするはずで、摘まんで食べてみる気など起こりそうもない。赤い実を紫にしてみればムラサキシキブにそっくりに見える。

         

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