タマシギにトンボ池の卵塊を乱壊されてしまったのはほぼ8塊。幸いにもそのあとに産卵があって失った卵塊を補充してくれた格好になった。防鳥網を張ろうかどうしようかと迷っているのだが小さいタマシギが水域に入り込まないようにするには低く張らねばならない。3月に入ればヒキガエルの産卵も始まるしヒキガエルをネットに掛けてしまう恐れもある。結局、自然環境の攪乱と考えてネットを張るのは止めにした。
と思う事にしたのはトンボ池で追加の産卵があったから他の水域を見回った結果によるのだった。泥水池と棚田部で30卵塊を数えられ、トンボ池の追加分を含めると40卵塊に達する。昨季は30卵塊に達しておらず、今期は30卵塊を数えるのが皮算用だったのに40まで達したのだ。と言う事から人為的被害では無い事もあり「ネットは張らない」が「ネットは使う」小生なのだ。
不思議なのは今まで最多多産池だった二つ池には卵塊が全く見当たらない。昨季「準備万端」のつもりで産卵区を整備したのに全く予想もしなかった範囲に産卵しているし、今期は広範囲に広がっている。ヒキガエルなどは「生まれ育った場所へ帰って産卵する」と何かの資料で読んだ記憶があるけれど、それが全てなら生息範囲は拡大変化しない訳で、こういう生物の中にもはみだし者や冒険者もいるのだろう。
ヒキガエルのオタマジャクシの群れを見ていると群れに入らず放浪している個体が必ず存在している。捕食される危険は増えるだろうが、このような指向性や行動が新天地を作り出すのだろうとは小生の深読み。泥水池4の水中にニホンアカガエルの個体が沈んでいた。大腿部に傷があるが他には致命的な傷も無くて死因は不明だ。普段、個体を捕まえて眺めることなど無いので腹部がこんなにも赤いのには驚くばかりだったが、産卵期だけの濃色なのかもしれん。
上側からの写真と比較するとシーズン中より体側下側が赤み掛かって見える。今まで気づかなかっただけかもしれないがは初夏にお目見え出来れば分かるだろう。
と思う事にしたのはトンボ池で追加の産卵があったから他の水域を見回った結果によるのだった。泥水池と棚田部で30卵塊を数えられ、トンボ池の追加分を含めると40卵塊に達する。昨季は30卵塊に達しておらず、今期は30卵塊を数えるのが皮算用だったのに40まで達したのだ。と言う事から人為的被害では無い事もあり「ネットは張らない」が「ネットは使う」小生なのだ。
不思議なのは今まで最多多産池だった二つ池には卵塊が全く見当たらない。昨季「準備万端」のつもりで産卵区を整備したのに全く予想もしなかった範囲に産卵しているし、今期は広範囲に広がっている。ヒキガエルなどは「生まれ育った場所へ帰って産卵する」と何かの資料で読んだ記憶があるけれど、それが全てなら生息範囲は拡大変化しない訳で、こういう生物の中にもはみだし者や冒険者もいるのだろう。
ヒキガエルのオタマジャクシの群れを見ていると群れに入らず放浪している個体が必ず存在している。捕食される危険は増えるだろうが、このような指向性や行動が新天地を作り出すのだろうとは小生の深読み。泥水池4の水中にニホンアカガエルの個体が沈んでいた。大腿部に傷があるが他には致命的な傷も無くて死因は不明だ。普段、個体を捕まえて眺めることなど無いので腹部がこんなにも赤いのには驚くばかりだったが、産卵期だけの濃色なのかもしれん。
上側からの写真と比較するとシーズン中より体側下側が赤み掛かって見える。今まで気づかなかっただけかもしれないがは初夏にお目見え出来れば分かるだろう。