風花に霞む建屋の空遠く聞こえたるよな風に泣く声
海はよう汚染引き受け潮騒は今日も明日も打ち返すのみ
月明かり程の灯りも見えざりし破壊の里の先も見えざり
汚染水漏れた漏れない言うまえに多重防護を備えぬ不思議