トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

吸汁被害

2014-08-31 | 感じるままの回り道

Photo  庭のリンゴが落ちて音を立てている。フジはまだ青果だが国光は着色が早い。

 落ちてくるリンゴも樹上にあるリンゴも写真の様に吸汁痕にまみれている。「もったいない」からと皮を剥いても食べれれる部分は僅かなほど内部まで変色している。

 多い果実には幾十もの吸汁痕が見られ、熟してからの吸汁だけでなく青果の頃からの被害である。いつも思うのは店頭に並ぶ果物の美しさで、どれだけの薬液で防除されているのだろうか。

 薬剤散布しないでの吸汁被害果実と購入した綺麗な表皮の果物を比較するたびに怖ろしくもなってくるが、生産物で生計を立てねばならない立場では、売れない生産物を作る訳にもいかない。「無農薬栽培」と簡単に言えるが実態は過酷なのだろう。

 熟した果実は蟻やダンゴムシなどが食べてくれるが、未熟な青果は食べられもせず腐食もしないで形を保っているのが不思議だ。何か応用できそうに思うけれど…。

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