日帰り温泉施設の窓際にナミテントウが群がっていた。きっと越冬から目覚めたのだろう。
二紋型、斑型、四紋型、紅紋型と四つのグループは確認できたが、その中には橙色と黒のタイプは一匹も見られなかった。理由はわからない。
先にも書いたが、休憩室で壁や床をなめるように眺めて写真を撮っている人物は明らかに「挙動不審」で、その場にそぐわないのだった。ジッちゃん、バッちゃんだけだったから通報されなかったのかも・・・。
予報どおり雲行きが怪しくなったので早めに帰宅したが、これは決して逃亡したのではない。ちなみに帰宅直前には雨になり、その後は久しぶりの雷鳴が轟いたのだから「帰宅を早めた」判断は正しかったのだ。
山桜の個性豊かな色合いと柳の芽吹きが美しい山里の風情でした。
骨折してようやく一ヶ月が経過した。まだ仰臥位では軋みが感じられるから夜は上体を起こしたままだ。
急がなければ何とか動きは平常に近づけるようになった、ので、思い切って山間の日帰り温泉まで出かけた。昼食を挟んで二回入浴のつもりだったが、雲行きが怪しくなったので昼を食べて帰路につく。 自宅近くまで来た頃に雨が落ちてきた。
浴場は「今日は空いている」と常連さんに言われたとおり、ゆったり出来たが、空模様は予報どおりで早々の帰宅となってしまった。
休憩室にナミテントウが群れていた。郷里の縁側の戸袋にバケツに入れるほど群れていたのを思い出した。
久しぶりに眺めてみたがそれぞれ個性的でおもしろい。壁のあたりを舐めるように覗き込んで写真を撮っていたら休憩室が静かになってしまったから、そこまででおしまい。
山菜ソバを食べて、おやつにヨモギ饅頭と柏もちを買った。ソバは大変おいしかったが、具とツユが物足りない。ツユは小生のほうがおいしく作れる。
途中の山肌に山桜が随所に見られた。全て自生の実生株なんだろうが、風情は素晴らしかった。手入れをすれば全山、格好のスポットになるだろうに。惜しい。