
「上賀茂神社」近くにある「大田神社」には古代から咲き続けているという杜若があります。

国の天然記念物にも指定されています。

池の広さは2千㎡、京都が古代まだ湖であった頃の
面影を残す場所でもあるそうです。
平安時代に歌われた和歌にも登場します。
”神山や、大田の沢のかきつばた、ふかきたのみは、いろにみゆらむ”
(藤原俊成)

”大田神社の杜若に人々がお願いすることは
この花の色のように一途で美しく可憐である”という意味なのだそうです。
杜若は1本の茎から3個の花を咲かせるそうですが
一番最初に咲く花が最も大きく色も鮮やかなのだそうです。

鳥居にをくぐる手前右側が杜若の池


参道を行くと正面にあるのが拝殿

古くは恩多社とよばれていたそうで
上賀茂神社の境外摂社となっています(賀茂別雷神社第三摂社)
