京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




久しぶりに「別邸鳥茶屋」さんへ行って来ました。
神楽坂のお昼にお勧めするお店の1つです。
お料理もさることながら此処へたどり着くまでの道のりが
神楽坂らしく風情がありちょっと楽しいかな?という感じの場所です。

飯田橋方面から神楽坂を上ると坂の途中左側
「助六」さんという有名な草履屋さんがありますが
その2件先に左へ曲がる道があります。

曲がった所に「伏見火防稲荷神社」があります。
(神楽坂は昔から路地が多かったので火事にはとても気を使っていました。
少し前までは旅館”和可菜”さんの頭上に各料亭の火災用標示ランプがあった程です)

お稲荷さんのお隣にあるのは「神楽坂稽古場」(東京神楽坂組合事務所
ここで芸者さん達が踊りのお稽古などもしています。

その前を通りすぎて少し行くと、左に曲がる路地があります。
ここを入り突き当たりを右に・・・

細い路地(芸者小道)の苔のはえた階段を下って行くと・・・

左側に「別邸鳥茶屋」さんがあります。
中に入ると係の方がすぐにお席に案内してくれます。
3人からは小部屋のお座敷に入れます。さて、お勧めはこちらの地鶏親子丼(950円)
関西風の薄味で量は多いですが以外とさっぱり頂けます。

寒い季節には他に「うどんすき」もお勧めですが
さすがに暑くなってまいりましたので・・・

「海老天せいろうどん」(1500円)を頂きました。
蒸籠が2段になっていてこちらもなかなかボリュームがあります。
(うどんは「うどんすき」とは異なり細い普通のうどんです(やや堅め))


さすが鳥茶屋さん、素材にもこだわり厳選しています。

毘沙門様の前にある本店さんは少しメニューが違い
 「地鶏親子丼」はこちらだけのメニューになっています。
 (尚・土日は地鶏親子丼、せいろうどん等はお休みのようです)



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今回のランチは人数が多かったのでちょっと広めのお店に行って来ました。
「フレンチダイニング」さんは神楽坂上交差点の大久保通りを
飯田橋方向に少し歩いた所にあります。
開放的な店構えで初夏からはオープンテラスにもなります。

店内も広々しているので人数が多くても
上手くテーブルセッティングして頂けます。

さて、ランチは前菜とメイン料理、パンと食後の珈琲が付いて1400円です。
(前菜の付かないランチもあります950円)

それぞれ何種類かの中からお料理が選べます。
前菜は鴨のサラダ、メインは牛ロースステーキを選びました。
どちらも美味しかったですが特にサラダの鴨肉が柔らかくて良かったです。

デザートは別料金になりますが(+400円)
アイスクリームやケーキ数種類の中から選べます。
チョコマーブルケーキをチョイス

とてもカジュアルで気軽に入れるお店
 オーナーはグランドハイアットのフレンチレストランでサービスを担当していた
 パトリ アルカ・ピーターさん、ウエイターもフランス人の方が多いです。
 アーティストの写真や絵も店内に展示されています。

 たきおさんの「神楽坂ランチ日記」も参考になさってみて下さい。



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朝の散歩ついで、久しぶりに中学へ行ってみました。

学校までの道のりには新しいお店ができていたり
友達の家は引っ越してビルになっていたりですが
学校の建物は昔と全く変わることなく、木だけが大きくなり生い茂っている感じです。

通学路を通ると昔同じ場所で友達と交わした会話が蘇り
本当に懐かしい気持ちで一杯に・・・

校地は加賀百万石前田候の下屋敷跡です。
江戸時代の武家屋敷後に建てられていた事は卒業してから知りました。
都立四中が建てられその後今の中学となったようです。

学校のすぐ裏は大日本印刷の大きな工場があり
その向こうには自衛隊市ヶ谷駐屯地があります。
この辺りはそれぞれがとても広く敷地を持つ為
学校も都会では珍しく広々とした校庭を持ち
今ではスポーツ競技等にも役だっているようです。

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この建物は外堀通りからアグネスホテルに上る坂の途中左側にある
「東京理科大近代科学資料館」です。
神楽坂周辺は昔から学校が多く、学生達で賑わう場所でもありますが
何と言っても本拠地を持つ「東京理科大」は筆頭にあげられる大学です。


かつて『東京物理学講習所』と言われてその後『東京物理学校』となり
今の「東京理科大」に至っています。
夏目漱石で有名な「坊ちゃん」の主人公も
この『物理学校』出身という設定になっています。
(北原白秋の詩「物理学校裏」にも歌われています)

明治時代に建てられた木造2階建て白亜の静粛な建築
『東京物理学校』の雰囲気を出来る限り残し平成3年に復元されたものです。

この資料館は誰でも自由に入館することができ
展示品は主に発明品や実験道具ですが
百兆まで計算できる中国のそろばんも置いてあり
計算技術の記した書籍等もあります。

今や九段下にも巨大な建物を持ち、野田キャンパスやその他
飯田橋駅ラムラにも入り、神楽坂には更なるビル計画もあるとか・・・
益々大きくなる理科大ですがルーツはいつまでも此処にあり続けるのでしょうね。



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追記・・・「旧最高裁判所長官公邸」最新記事はこちら


「東京日仏学院」を出て更に「逢坂」を上っていくと
この城壁のような立派な塀が見えてきます。
お屋敷の敷地も凄く広いです

しかも個人宅なのに警察官が常駐・・・

いったい誰のお屋敷かと思いきや・・・
こちらは「最高裁判所長官公邸」なんです。

元々は”大久保甚四郎”という旗本のお屋敷だったそうで
江戸切り絵図にも記載されている有名な場所です。
絵暦交換会等も行われていたそうです。



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「逢坂」を上って行くと右手に「東京日仏学院」の看板が見えてきます。
神楽坂に昔からフランス人が多いのも
此処にこの学校があったからかもいしれません・・・

文相で作家だったマルローや女優のバルドーも訪れたことがあり
ホールではフランス演劇や映画も上映もされる
日本最大のフランス文化の発信基地でもあるようです。

敷地内に入って行くと仏書籍専門店「欧明社・リヴ・ゴーシュ」さんがあります。
(リブ・ゴーシュとは仏語で”左岸”の意味)
エスカルゴ式の広告塔が何ともお洒落

向かい側にある木のアーチを抜けると・・・

こんな素敵な空間が広がっています

フランスの避暑地の様な雰囲気?

こちらはブラッスリーになっていてランチが頂けます。
これからの季節デッキ席が爽やかでお勧めです。
(中でも頂けるので雨の日も大丈夫ですよ)
メニューは1000円代とお値段もお手頃
フランス人のボーイさんも接客してくれるのでちょっとフランスの雰囲気です
他にデザイナーズカフェ「LeC@f’e」さんもあります。

ブラッスリーの様子は「fridaさん」ブログ
カフェ「Le C@fe」さんの様子は「東京ー神楽坂life」のo-zikさんブログでもご覧になれます。



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神楽坂と平行して外濠通りから上る坂がいくつかあります。
写真は外濠通り、大きなビルは「法政大学」
この通りを昔は都電③系統が品川駅まで走っていました。

「軽子坂」は一番よく知られていますが
坂下の交差点から外濠通りを市ヶ谷方面に少し行くと
他にも「ゆ嶺坂」(ゆれいさか)「逢坂」等があります。

こちらは「ゆ嶺坂」です。
”江戸初期、この坂のあたりが美しい梅林であったため
二代将軍秀忠が中国江西省の梅の名所大ゆ嶺に因み命名したと伝えられる”


実はこの坂は異名が多く「行人坂」「幽霊坂」「祐玄坂」「若宮坂」「ゆ嶺坂」「唯念坂」
とも呼ばれていて、どうして標識の「ゆ嶺坂」が選ばれたのかは謎です。
地図等では「幽霊坂」と記されているものも多いです。
(坂研究に詳しいタモリさんに聞いてみたいです)

坂を上りきった少し先にある「若宮八幡神社」には
江戸時代、近くに住んでいたと言われる勝海舟直筆の書も残っているそうです。


外堀通りをさらに四谷方面に行くと「逢坂」があります。
”昔、小野美作吾という人が武蔵守となり、この地に来た時、美しい娘と恋仲になり、のち都に帰って没したが、娘の夢によりこの坂で再び逢ったという伝説に因み、逢坂とよばれるようになった”とあります。
何だかロマンチックですよね~


自転車で前を行く人この急勾配を一気に上って行かれました~凄いパワーです。

さてこの先を行くと右側には「東京日仏学院」の看板が
さらに行くととあるお屋敷の塀が見えて来ます。
朝散歩は更につづく・・・

「逢坂」についてはかぐらさんのブログにてもご覧になれます。



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朝の散歩で撮った写真を載せてみます。
毘沙門前も日曜日の朝は交通量も少なくこんな感じです。

街路樹の木がだいぶ大きくなりすぎて少し問題になっているようなのですが
切ってしまうのはもったいないです。

6丁目の歩道は今年2月に修復全てが終わりすっかり綺麗になりました。
電線等を地下に埋めてすっきりしています。

6丁目街路樹は花水木、これからの季節いっそう綺麗です


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いつもご訪問頂く皆さん、コメントを頂く皆さん
更新およびレスが遅くなり大変申し訳ありませんでした
ちょっと急用(野暮用)ができ帰京して来ました。

今回は家の手伝いというか何というか・・・
神楽坂から脱出もままならずでとにかく忙しい日々でした。
写真もあまり撮れなかったのですが
また明日から少しづつアップしていきますので
良かったらチラチラ見に来て下さいね~

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鳥獣戯画コレクション(?)ついでに
錦市場の「宇治屋」さんで買った急須をアップしてみます。

こちら普段使いのとてもリーズナブルなものですが
惜しげなく使えて重宝しています。
お店の御主人情報によると秋頃には湯飲みも出るかも?ということでした。



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