京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



「大絵巻展」内のミュージアムショップでは
沢山の”鳥獣戯画グッズ”が売られていて思わず嬉しくなってしまいました。
少しだけチョイスして買って来ました。

こちらはクリアファイル

シール

あぶらとり紙(こちらは博物館内便利堂さんのショップにて)

てぬぐい(ピンクもありました)

この他巻物のレプリカや扇子やシャツまで様々です。
 鳥獣戯画グッズ以外にも源氏絵巻やその他絵巻のハガキやグッズ等もありました。

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時折雨模様の京都でしたが
京都国立博物館で行われている『大絵巻展』へ行って来ました。
今日から公開される絵巻もあるということでかなりの人出
20待ちという事でやっと中に入れました。

今回展示されている一つは皆さんお馴染みの「鳥獣戯画絵巻」ですが
この絵巻には甲巻と乙巻があります。
よく目にする兎や蛙が楽しそうにはしゃぐ姿は甲巻になります。

日本最古の漫画とも言われるこの絵巻ですが
平安時代後期に描かれたと言われています。
(4巻あるうちの後2巻は鎌倉時代に描かれたものもあります)
動きのある動物達が何ともユニークですよね~
甲巻の他、乙巻には麒麟や馬等々また違った動物が描かれています。

普段は京都市北西にある「高山寺」で貯蔵されていますが
そちらでもレプリカしか見ることができませんので
今回の展示はとても貴重な物です。
絵巻は大小様々なものがありますがこの「鳥獣戯画絵巻」は
思い描いていた物よりも結構大きな物で以外でした。
この他国宝「源氏物語絵巻」や「紫式部日記絵巻」等々沢山の展示がありました。

博物館を出て帰ろうとすると来た時よりも更に沢山の人が・・・
この行列で90分待ちだそうです。
1時間半待ちはちょっと考えちゃいますよね~

館内に入っても順路通り進もうと思うと行列が出来ていて
 かなりの時間がかかると思います(全部見るのには2,3時間かかるかもです)
 絵巻は部屋ごとに別れて展示してありますので
 お目当ての絵巻を選ばれてその部屋を中心に鑑賞されるのも良いかもしれません。



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今日5月15日は京都の「葵祭」でした。
「京のにちじょうさはん」のもちや様ブログ「京都人ブログ」のくみちょー様ブログで
詳しくレポートされていますのでどうかご覧になってみて下さい。
「姐奴さん」のブログでも由来等詳しく紹介されています。

さて、こちらのかわいいお菓子は「亀屋友永」さんの”小丸松露”です。

”松露”というのは餡のまわりをすり蜜で固めたもので
こちらも白く丸いものは小豆こし餡。栗の形のものは白餡
花の形の中にはピンクに色づけされた白餡が入っています。

「亀屋友永」さんは烏丸丸太町の交差点から西に4筋目を入り直ぐ。
”松露”が有名でこの他にも小豆の入った大納言松露や
三色松露などがあり量り売りもしてくれます。

一見かなり甘そうに見えるお菓子ですが
以外と甘さはしつこくなく、お抹茶で頂くと美味しいです。
お日持は2週間の半生菓子
本店さんの他には京都高島屋さん、JR伊勢丹さん等にも入っています。



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母の日は毎年お花を贈る事が多かったのですが
今年はカステラを送ることにしました(母がカステラ好きということで)

京都の美味しいカステラを送りたいと思っていたところ
姐奴さんに良いお店を教えて頂きました。
今でも1本1本手作りで焼かれているカステラの老舗です。

しかしこのお店、行ってすぐに買えるわけではなく
カステラは殆どが予約制で手に入れるのがなかなか大変です。
お店に行ってみるとカーテンが半分引かれ一見閉まっているかの様で
中に入っても”本日予約販売のみです”という紙が貼られています。
予約した名前を言って渡してもらいます。

カステラの他マドレーヌも有名だそうでそちらも全予約制だそうです。
電話番号をあまり載せられていないということですので
予約される方は看板に書かれている番号ですので良かったら参考にして下さいね。



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久々にスタバの話題です。
京都スタバ三条大橋店に”川床”が出来ています。
今からの季節お天気の良い日にはここに座れるとラッキーですよ~


こちらは夏メニュー”バナナモカフラペチーノ”

チョコレートとバナナ味のフラペチーノです。
上にはホイップクリームとチョコレートソース&クレームブリュレトッピング
飲み物というよりはチョコレートパフェのような味わいでした。
(この他バナナクリームフラペチーノもあります)


アップしそこねてましたがこちらは”抹茶ティーラテ”
色がかなり濃く写っていますが抹茶は以外とさっぱりした味で
暖かいグリーンティという感じです。



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「布屋」さんの帰り、御主人に道を聞きながら近くの
生麩専門店「麩嘉」さんへ行ってみました。
こちらは江戸時代後期からの老舗で代々御所への献上をされていたそうです。

お店に入ってみると商品らしき物は並んではいないのですが
奧からお店の人が出てこられ注文を聞いてくれます。

生麩まんじゅうを頂いて来ました。
ちまきのように笹の葉にくるまれて冷やされいます。

青のりが入った生麩の中にこし餡が入っています。
まわりのツルンとし食感が何とも美味

”生麩”とは小麦粉を水で練り、水の中で澱粉質だけを洗い流し
 残った小麦蛋白にもち粉を混ぜて蒸しあげて作ったものです。
 もちもちとした食感と蛋白な味わいです。


錦市場にも「麩嘉」さんの販売店がありますが
こちらの方が商品は常時揃っているそうです。



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「麩嘉」さんで生麩まんじゅうを買った帰り
地下鉄の丸太町駅に出ようとトボトボ歩いていると・・・
ふと目に止まったお豆腐屋さん。

暖簾を見ると「入山」さんと書いてあります。
おぉ~「入山」さんと言えばどこかで聞いた事がある様な・・・
創業文政年間、こちらもかなり古い老舗です。

大きなお揚げさんが何とも美味しそうで思わず一枚買って来ました。

これを薄味で甘辛く”煮て”みたのですが・・・(京都は”炊く”かな?)
普通のお揚げさんよりも厚みがあって何とも美味しかったです。

後で調べてみると「入山」さんは文政12年の創業から7代続くお店
 滋野井(しげのい)の井戸水を使い、今でも”おくどさん”と呼ばれる
 京都の古い台所でお豆腐を作られているとの事でした。
 京都大丸さんでもお豆腐を販売。

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府庁の帰り近くの「布屋」」さんへ行ってみました。
築120年の町屋建築を復元した建物で
小宿とカフェを営まれています。

外にもメニューがかけられていてとても入りやすい雰囲気です。

店内は昔ながらの建具や家具がそのまま使われ
何とも落ち着いた空間にジャズが流れているところがまたお洒落

奧にお座敷もありその奧には坪庭が広がっています。

格子窓から差し込む光が何とも素敵

「式き漆」の大きなテーブルと椅子は
京都幾何工房の建田先生の作品だそうです。

ランチに「野菜カレー」を頂きました(サラダとお漬物付き)
素揚げした野菜とカレーがとっても合いますよ
野菜も煮込まずこしてトッピングすると彩りも綺麗~

デザートにはチョコレートとバナナのシフォンケーキ
&珈琲or紅茶が付いてカレーとセットで千円
古伊万里のカップやお皿もアンティークでとても素敵です

お宿「布屋」さんは一日2組様限定だそうで
 (5,6名様~8名様までは団体貸切にもできるそうです)
 テレビは置いていないという事ですが京都本が充実して
 いつまでも本を読んでいたくなる静かな空間
 京都に住んでいるかのような町屋を実体験できる素敵なお宿です。

元ホテルマンだった御主人はとても感じの良い方で
 また伺いたいなぁ~と思えるお店
 京都の観光案内等もきっと相談にのって下さると思いますよ。



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京都府庁へ行って来ました。
(近くのお店に用事があり寄ってみました)
今日はお天気が良くて暑い位です。

この府庁旧本館の建物は明治37年に建てられたもので
京都出身の建築家、松室重光氏の設計。

今でも現役で使われている府県町の建物の中では最も古いもので
全国の庁舎建築のお手本とされたと言われています。

ルネッサンス様式を基調とするデザインは本当に美しいです。
京都の古建築の中でも個人的には一番のお気に入り

インテリアもかなり重厚な感じなっています。

外観のデザインもさることながら壁等の色合いも実に綺麗です
建物中央の車寄せの上に儲けられたバルコニーがお洒落

この建物を設計された松室重光さんという方は
東京帝国大学で建築学を学ばれた当時のエリート設計士さんだったようで
京都御苑から南に少し下がった所にあるハリスト正教会の設計もされたそうです。

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京都は百万編にある老舗カフェ「進々堂」さんです。
百万編の交差点から東に200mちょっと行った所で
出町柳駅から歩いても10分ほどです。

この建物は昭和5年、店主さん自らが設計されたものだそうで
西洋建築の雰囲気がふんだんに盛り込まれたお洒落な外観です。

スパニッシュやアール・デコも取り入れられ
細かい所も凝った作りになっています。

「進々堂」さんは京大のすぐ側にある事から
昔から学生さんが多く集まるカフェです。
初代の店主、続木斉さんがパリのカルチェラタンで見た
学生をメインにしたカフェが設計のコンセプトだったとか・・・

店内もとても落ち着いた作りで広々として静寂な雰囲気です。
おしゃべりする人、本を読む人、食事する人・・・
それぞれが居心地の良い空間という感じです。


学生さん達がディスカッションをしたり本を読んだり・・・
この1枚板の長テーブルと椅子は木工家・黒田辰秋(人間国宝)初期の作品
200年は持つというお墨付きだそうです。

重厚でありながらもさりげなくその場所に溶け込んでいます。

この席に座りしばし本を読んでいると・・・
ふと神楽坂の「キイトス茶房」さんを思い出しました。

お店の奧にはオープンカフェも・・・
これからの季節とても爽やかな空間になっています。
GWは家族連れの方も多くお子さん達が楽しそうに過ごしていました。

グラスのデザインもノスタルジック・・・


窓の外には京大工学部の建物が見えます。


店内のパンを売るショーケースもレトロそのもの・・・

「学問は自己を超越する」と刻んであるそうです。

パンも素朴な感じで美味しかったです。
(うぐいす豆の入ったパンが特に美味でした)


実は最近何度となく訪れていた「進々堂」さん
間が悪く定休日に行ってしまう事が多かったです。
(定休日は火曜日ですのであしからず・・・)



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