京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




昨日アップした北山の「総合資料館」のお隣に「京都府立陶板名画の庭」という施設があります。
ここには各名画の陶板画が展示されています。

建物は建築家の安藤忠雄さん設計による作品で斬新なデザイン

その建物内外に陶板画が展示されています。

因みに”陶板画”とは原画を撮影したものを転写し陶板に焼付けたもので
それを組み合わせることで大きな絵画を作り上げることができます。
一番上の写真ミケランジェロの「最後の審判」は
1990年当時を再現し、ほぼ原寸大で作られ、かなりの迫力です。
(14・3m×約13m)

各所に水の流れるゾーンがあり
静かな水音の中ゆっくり歩いて鑑賞できます。

爽やかなこの時期、特にお勧めの場所かもしれません


陶板画は色の変色や腐食がないので
長期にわたり美しさが保たれるのも特徴だそうです。



鳥獣戯画は縦横2倍に拡大されたもの



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





「京都府総合資料館」古典籍展を見てきました。
『古典籍』とは江戸時代以前に書写された文献や印刷物のことで
その価値が認められているものです。

今回公開されたものは江戸中期の写本「源氏物語」や
資料館が所蔵する「平家物語」等々・・・

「里見八犬伝」や「井原西鶴」等もあり
書籍を入れる専用の箪笥も展示されていました。
その他、この資料館では京都に関する資料や歴史書
古文書、地図、美術工芸や古典芸能に関する書籍等々・・・
私立・府立図書館などとはまた違った利用の仕方ができる施設です。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





上賀茂神社一の鳥居前にお店を構える「すぐきや六郎兵衛」さん
先日姐奴さんのブログのブログで紹介されていたので
早速お店へ行ってみました。

添加物を一切使わず、昔ながらの漬け方を
350年も守り続けているそうです
買って来ました『すぐき漬け』

丸ごとを切って頂くのが一番美味しいのですが
調理に使うこともあるので(納豆に入れたり、炒め物に使う等)
便利なきざみタイプを購入~すぐき漬けは酸っぱいイメージがありますが
こちらはその酸味が強すぎず自然でまろやか、美味です。
思わず他のお漬物も食べてみたくなりました



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





大田神社から上賀茂神社へ向かう道筋に江戸時代末期に建てられた
有形文化財の建物「井関家住宅」があります。

その井関さんは香袋や匂い袋のお店にもなっていて
趣のあるお庭や建物を楽しみながら買い物が楽しめます。

お洒落なしつらえ

商品は全て手作りだそうでデザインもオリジナル

微妙な色合いの杜若やテッセンが見事です。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





「上賀茂神社」近くにある「大田神社」には古代から咲き続けているという杜若があります。

国の天然記念物にも指定されています。

池の広さは2千㎡、京都が古代まだ湖であった頃の
面影を残す場所でもあるそうです。
平安時代に歌われた和歌にも登場します。
”神山や、大田の沢のかきつばた、ふかきたのみは、いろにみゆらむ”
(藤原俊成)

”大田神社の杜若に人々がお願いすることは
この花の色のように一途で美しく可憐である”という意味なのだそうです。
杜若は1本の茎から3個の花を咲かせるそうですが
一番最初に咲く花が最も大きく色も鮮やかなのだそうです。

鳥居にをくぐる手前右側が杜若の池



参道を行くと正面にあるのが拝殿

古くは恩多社とよばれていたそうで
上賀茂神社の境外摂社となっています(賀茂別雷神社第三摂社)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





花びらが散る時に疫神も舞って疫病を撒き散らすと信じられたことから
その疫神を鎮める為に始まったとされるのが「やすらい祭」です。
今宮神社さん等が有名ですが、こちらは上賀茂地域
5月15日の葵祭と同じ日にとりおこなわれます。

安らかに舞い散って下さいという願をこめて(花鎮め)
鐘や太鼓を打ち鳴らし鬼や花笠が町内を練り歩きます。
平安時代に始まったお祭りのようで
国の重要無形民俗文化財に指定にもなっています。
大田神社~上賀茂神社~藤ノ木社などを巡行してやすらい堂に戻るります。

「いんやすらいや…花や…?」と歌っているそうです。
この傘の中に入れてもらうと病気をしないとか

長い髪で顔を隠した赤熊(しゃぐま)をつけた鬼が踊ります。

暑い中、お疲れ様でした






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





葵祭に行って来ました~順不同ですみません写真だけアップしてみます。


今年は斎王代は料亭「菊の井」のお嬢さんだそうです。十二単も新調されました。


 





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





祇園の白川にかかる新橋、その一角にある甘味処「ぎをん小森」さん
橋に柳、緋毛氈の長椅子が情緒たっぷり~
元お茶屋さんだった風情ある建物です。

靴を脱いでお店に上ると廊下には和紙の行灯が置かれ独特の雰囲気

1階と2階にはお座敷がいつくかあり各部屋に案内されます。

今回は2階へ案内されました。
すだれ越しに見る白川が何ともいえない風情
ゆったりとしたスペースで座卓が置かれています。

メニューはぜんざい、パフェ、あんみつ等々・・・
いつも色々と気になってはいるのですがベタにパフェを注文
一番人気の『小森抹茶ババロアパフェ』1400円
抹茶アイスにバニラアイス、小倉餡に抹茶カステラ、白玉、栗、等々・・・
全体的に甘さは控えめですが、かなりのボリューム!
抹茶ババロアはツルツルとした食感でわらび餅の様な感じ

限定『わらび餅パフェ』1500円は抹茶アイスの上にはきな粉
下の方にわらび餅が入り、黒蜜をかけて頂きます。

甘さはかなり控えめで、抹茶ババロアパフェと似ていますが
中のカステラは抹茶ではなく黒糖かきな粉が入っている感じでした。

厳選素材のオリジナルアイスクリームは通販もありです。 
まっ茶3個とバニラ3個で4,535円(1個140ml)ンン~~~
因みに水曜は定休日ですのであしからず(祝日の時は営業)



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





地下鉄烏丸線、国際会館駅から直ぐの「グリルじゅんさい」さん
ソースもドレッシングも全て化学調味料などを使わない自家製の洋食屋さん。

駅から歩いても2,3分ですが
車で行っても専用駐車場があり便利です。

住宅街にある一軒家という感じのアットホームなお店

店内はいかにも洋食屋さんらしい雰囲気
11時半頃は入りましたが12時前には満席

ランチでのお勧めはお昼だけのお得な『ハンバーグセット』
煮込みハンバーグに好きなフライの1品が選べます。
上はエビフライ(3本)タルタルソース

こちらはポークカツあっさりソース

こちらは海老のクリームコロッケ

お味噌汁とお漬物が付いてこれで千円
(お味噌汁の出しも削り節でとっているそうです)
美味しくてボリュームがあって満足なランチです
京男さんのブログにも違うフライとセットにした写真が載っています。

夜はビーフシチューなどのメニューも人気のようです。
また行きたくなる洋食屋さんです



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )





借景庭園で有名な「圓通寺」さん。「妙満寺」さんから比較的近い所にあります。

歩くと少しありますがで5,6分

高台にある静かなお寺です。

この時期、入り口付近に咲く色とりどりのツツジが綺麗です。

何ともいえない美しい色合い


 
お寺の見所は何と言っても比叡山を望む借景庭園
後水尾天皇が各所を周り比叡山が最も美しく見えるこの地を探し当てた場所なのだそうです。

雨上がりで雲っていましたが、真正面に比叡山
その季節やお天気など刻々と変わるの変化も美しさの1つです。

石の配置や生垣の高さ等計算しつくされた配置も素晴らしい
枯山水庭園です。
 
昨今の開発で建物が出来る計画があり
庭園からの景色がこのまま温存される事は
難しくなるそうで、本当に残念です



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »