【クモガタヒョウモン(雲形豹紋)】
昆虫 : チョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科
分布 : 北海道・本州・四国・九州
時期 : 5~6月、9~10月
大きさ : (前翅長)33~42mm
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
表は橙色と黒色のヒョウ柄模様のヒョウモンチョウ。
オス(♂)は前翅表の内側に近い翅脈に沿って1本の黒条の性標が現れます。
メス(♀)では前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。
裏の前翅は表と似ていますがやや淡色、後翅は灰色を帯びた黄緑色で、雲状にぼやけた模様があります。
低山地の雑木林周辺で見られ、他のヒョウモンチョウより早く、5月中旬から出現する。
アザミなどの花で吸蜜する。オスは地上で吸水することも多い。
暑さを避けて「夏眠」するので、真夏にはいったん姿を消し、秋に再び現れる。
幼虫の食草は、タチツボスミレなど。
☆2023 クモガタヒョウモン 2023年5月24日
☆2021 クモガタヒョウモン 2021年6月2日
◎2020年6月23日 石川県にて 写真12枚 追加しました
メス(♀)・・・前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。
◎2019年6月14日 石川県にて 写真11枚
オス(♂)・・・前翅表の内側に近い翅脈に沿って1本の黒条の性標が現れます