越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)

2009-06-19 19:29:30 | 山野草(緑・茶花)
【コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)】
野草:ラン科ツレサギソウ属
花期:6月~8月
名前の由来: 小さい葉の蜻蛉に似た草という意味である

深山の日当たりのよい湿った草地に生えていて、茎の高さ20~40cm。葉は長さ3~7cm、茎の下部に一枚つきます。花は淡黄緑色、一定の方向に向いてつきます。トンボの尻尾のような距、長さ12~18mm、後ろへ跳ね上がります。

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サジガンクビソウ ( 匙雁首草 )

2009-06-19 19:22:18 | 山野草(緑・茶花)
【サジガンクビソウ ( 匙雁首草 ) 】
野草:キク科ヤブタバコ属
花期:8月~10月
名前の由来:ガンクビ(雁首)は、キセルの先端の金属部分を指し、頭花(とうか)の付き方が雁首に似ていることが和名の由来と言われる。本種の場合の「サジ」は、丸味のある根生葉をサジに見立てたと言われている。

山地や丘陵の木陰に生える多年草。高さ30~50cmで硬く、葉と共に毛が多い。根生葉は長さ10~15cm位。ロゼット状に付き、茎葉は小さくまばらに付く。枝先に径10~15ミリの緑白色の頭花を下向きにつける。

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シュロソウ (棕櫚草)

2009-06-18 20:22:46 | 山野草(緑・茶花)
【シュロソウ (棕櫚草) 】
山地、亜高山:ユリ科 シュロソウ属
花期:6月~8月
名前の由来:枯れた葉が棕櫚の幹にからみつく茶褐色のヒゲ状の毛にそっくりなためにつけられたようです。

山地の林下や草地に生える多年草。高さ50cm~1mで茎下部に長楕円形の葉を多数つけます。茎先に円錐花序を形成し、やや密に花をつけます。根は有毒で殺虫剤に用いられました。





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ツクバネソウ(衝羽根草)

2009-06-18 20:12:08 | 山野草(緑・茶花)
【ツクバネソウ(衝羽根草)】
野草:ユリ科エンレイソウ属
花期:5月~7月
名前の由来:「衝羽根(つくばね):羽子板の羽根に似ていることからこの名になった

山地の林に生える多年草で、高さは15~40センチ。葉は4枚で、茎頂に輪生しています。柄はなく、先が尖る、茎頂に1個の花が上向きに開いている。外花被片は緑色で萼状、内化被片はない。雄しべは8個で線形。液果は球形で、黒く熟す。


似た名前では 、 ツクバネウツギツクバネケツクバネソウなどがある。









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カタバミ(片喰)

2009-06-16 22:30:17 | 山野草(黄花)
【カタバミ(片喰)】
野草:カタバミ科カタバミ属
花期:春~秋

野草としてそこらじゅうにあります。槍のような実を付けます。触れると種を勢いよくはじき出します。植物が自分の子孫を広い範囲に残すための一つの方法です。また,匍匐枝を出して周囲に伸びたり,根が鱗茎のようになっていたりで,芝生などに進出されると退治がやっかいです。
 葉は 3 枚のハートのとがった方が合わさっているような形で,花びらは 5 弁です。



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アイスプラント

2009-06-15 21:47:06 | 山野草(その他)
【アイスプラント】
菜園:ハマミズナ科メセンブリアンテマ属
南アフリカ原産のサボテンのような多肉多汁組織を持つ多肉植物です。

我が家のプランターで栽培している未来の野菜です。
葉と茎の表面にまるで水滴がついているかのように見える水泡状の突起があり、全体的にキラキラとした光沢があり、これはミネラル分を含むブッター細胞と呼ばれる葉の一部です。
葉はみずみずしくて、鮮やかな緑色が特徴で味は青臭さがなくあっさりとして、塩味と酸味のコントラストが変わった食感をかもし出しています。
軽く、シャキシャキとした食感が特徴です。



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ユウゲショウ(夕化粧)

2009-06-15 21:35:08 | 山野草(赤・ピンク花)
【ユウゲショウ(夕化粧)】
野草:アカバナ科マツヨイグサ属
花期:5月~6月
別名:アカバナユウゲショウ
名前の由来:美しい花が、夕方に開くことにちなんだ名前です

ユウゲショウはアメリカ原産の帰化植物で、多年生草本であり、観賞用に栽培されていたものが野化したものと思われます。
路傍などに点々と生育が見られ、夏から秋にかけ、直径1.5~1.0cmの花をつけ、めしべの先は4つに分かれ、十字状になっています。花が美しいので除草されず、次第に増えつつあるように思います。

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ウメガサソウ(梅笠草)

2009-06-15 21:24:00 | 山野草(白花)
【ウメガサソウ(梅笠草)】
野草:イチヤクソウ科ウメガサソウ属
花期:6月~8月
名前の由来:梅鉢形の美しい花の姿からこの名前が。

草本状の半低木で、葉は常緑、広披針(こうひしん)形で3~5枚が輪生状に集まって2、3段についてます。花茎は高さ5~15センチメートル。ウメに似た白色の5弁花が1~3個下向きに開き、果期は上向いています。



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クモキリソウ(雲切草)

2009-06-15 21:11:35 | 山野草(緑・茶花)
【クモキリソウ(雲切草)】
野草:ラン科クモキリソウ属
花期:6月~8月
名前の由来:クモキリソウの名は、一説では「雲霧草」から変化したとされ、花を蜘蛛(クモ)に見立てたことによります。

山地の林内に生える多年草で、花茎は直立し高さ15-25㎝になります。この仲間のうちでは個体数が多いほうで、比較的容易に見つけることができる。
葉は広卵形で2個あり、縁は細かく波打っています。花は5-15個つき、直径8-10㎜で淡緑色又は黒褐色と変異があり、萼片側花弁とも6-7㎜で狭線形。唇弁は下に反り返っています。





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富山:ねいの里の散策

2009-06-14 18:29:28 | 日記
今日は朝からどんよりとした曇り空。近くのねいの里の山道を散歩してきました。
まず最初に目についたのが清楚で気品の高く感じるササユリの花早速カメラをセットし撮り始めました。



さらに進むと薄暗い林の中でまるでスポットライトを浴びて私を見て!といわんばかりのツルアリドウシの二つの可憐な花。



その他、イチヤクソウやアサザ、センダンの木の花などを見ることが出来ました。
水辺には黄色い花のヒメコウホネが待っていてくれました。



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シナノオトギリ(信濃弟切)

2009-06-11 20:38:45 | 山野草(黄花)
【シナノオトギリ(信濃弟切)】
高山:オトギリソウ科 オトギリソウ属
花期:7月~9月
別名:ミヤマオトギリ

シナノオトギリは亜高山帯~高山帯の草地や砂礫地に生える多年草。
鮮やかな黄色が眩しいくらいに美しい花です。花もオトギリソウの仲間の中ではかなり大きい方で2cm~2.5cmほどあります。多くの雄しべが直線的に長く立っています。

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イブキタイゲキ(伊吹大戟)

2009-06-11 20:16:47 | 山野草(緑・茶花)
【イブキタイゲキ(伊吹大戟)】
野草:トウダイグサ科 トウダイグサ属
花期:6月~7月
別名:タカトウダイの変種(伊吹山産)
名前の由来:帯黄色の花を茎長に高くかかげている姿を昔の灯台にたとえてつけられた。根は生薬の「大戟(」タイゲキ)で、下剤・利尿剤として用いられます。

タカトウダイの葉が長さ5~6cmなのに対し、イブキタイゲキは3~4cmと短いのが特徴。また、丈はタカトウダイが花時に50cm以上で、イブキタイゲキは50cm以下、地際からの茎の出方は、タカトウダイが1株から1本か数本の茎が出るのに対し、イブキタイゲキは1株から多くの茎が出るのだそうです。生育環境は、タカトウダイが雑木林などの縁に多いのに対し、イブキタイゲキは開けた日当たりのよい岩質の草地に生育します。





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イワオウギ(岩黄耆)

2009-06-09 23:01:52 | 山野草(黄花)
【イワオウギ(岩黄耆)】
高山:マメ科イワオウギ属
花期:6月~8月
別名:タテヤマオウギ
名前の由来:岩場に咲く黄耆

低山~高山の岩礫地に生える多年草で株を作って生えています。葉は羽状複葉で、小葉は11~25枚。狭卵形で、長さは1~3 cmあり、花は総状花序に多数ついてます。果実は2~4個にくびれて数個の節ができる。



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シャクジョウソウ(錫杖草)

2009-06-08 22:41:01 | 山野草(その他)
【シャクジョウソウ(錫杖草)】
腐生植物:イチヤクソウ科シャクジョウソウ属
花期:6月~8月
別名:シャクジョウバナ
名前の由来:シャクジョウとは修験者が用いる杖「錫杖」のことで、形状が似ていることから名前の由来になりました。

山中のやや暗いところに生える、多年生の腐生植物です。全体は黄褐色。茎先に総状花序を形成し、数個の花を下向きにつけます。


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タカネウスユキソウ(高嶺薄雪草)

2009-06-07 23:07:57 | 山野草(白花)
【タカネウスユキソウ(高嶺薄雪草)】
高山:キク科ヤマハハコ属
花期:7~8月
別名:タカネヤハズハハコ

岩地やまばらな草地に生え、数十株の群れになることも多い。高さ15センチくらいで、茎頂に白または薄紅色をした小さな頭状花が多数つく。全草が白色の綿毛におおわれる。ウスユキソウの名がついているが、詳しくはその仲間ではなく、ヤマハハコ属です。


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