今日は節分です。午前中はお味噌の材料が届いたので実家へもらいに行き、午後からは娘のコンクール(東京都アンサンブルコンテスト本選)の応援に府中の森芸術劇場へと慌ただしい一日でした。奥さんは一足早く午前中から応援。パパは息子の昼食の準備をしてから府中へ向かいました。
休日が節分に重なるのは久しぶりなので、高幡不動の節分豆撒式を見てからと思い1時間ほど早く出発。ところが高幡不動尊の参道は長~い行列。今並んでも入場は15時からですとアナウンスされていました。さすがに2時間待つとコンクールが終わってしまうので豆撒式は断念し、府中の森公園に行先を変更しようと京王線に乗ったところ、「そうだ、府中市郷土の森に行ってみよう」と突然思い立ち中河原駅で途中下車。昔地図で見た記憶を頼りに歩くこと20分。府中市郷土の森博物館に到着しました。
入園料200円を払い、入口で案内版を見ると予想より広い。ここで許された時間は30分なのでどこへ行こうか迷っていたところ、ロウバイが綺麗ですよと通りがかりのオバチャン達の会話が聞こえてきました。博物館や昔の建築物(復元)が並ぶエリアをパスして、園内の一番南側(多摩川沿い)のロウバイの小径へと向かいます。
散策路には100本のロウバイが植栽されています。香りのよい可憐な花が見頃を迎えています。説明板によると、ここには3種類のロウバイがあるそうです。

普通のロウバイです。外側の花びらが黄色で内側が褐色なのが特徴です。

これはソシンロンバイ。褐色の花びらがない単色黄色のすっきりとしたロウバイです。香りが良く普通のロウバイ同様、広く栽培されているそうです。すでに満開の木もありました。

これはマンゲツロウバイ。開花が遅くまだ1~2分咲です。花弁が丸くて厚みがあり黄色もより鮮やかなのが特徴と説明にあります。全体に丸みがあり満月を起こさせることから名づけられているのでしょうか・・・

こちらはロウバイではなくマンサクです。旧河内家住宅の近くに咲いていました。

郷土の森博物館の梅林も見ごたえあるそうですが、残念ながらほとんどの木が蕾でした。八重寒紅という早咲きの梅がチラホラ咲き始めています。

園内には府中市内から移築復元された江戸中期から昭和初期の建築物が保存されています。旧島田家住宅(写真左)には雛人形が展示されていました。写真右は大正10年に建てられた旧府中町役場。洋風の建築で大正デモクラシーの雰囲気を伝えています。昭和59年に解体されるまで市役所・図書館・教育研究所などに使われていたそうです。昔府中に住んでいたので何となく記憶に残っている建物です。
他にも沢山の建築物が復元保存されています。今日は時間が無かったので外から見るだけでしたが、別な機会にじっくり内部を見学したいと思います。
かけ足で園内をまわった後、分倍河原駅まで歩き東府中の「府中の森芸術劇場」へ向かいます。今日は東京都アンサンブルコンテスト本選がここで開催されています。予選を勝ち抜いた強豪チームばかりで甲乙つけがたいですね。高校の部は15校が出場。金銀銅は30%/40%/30%の割合で、上位2校が全日本大会に推薦されます。ただし同一校からの推薦は1グループのみです。果たして結果はどうでしょうか。金に残れたかな??
(22:05 追記)
娘は憤慨して帰ってきました。審査員の判断基準が分からないと・・・
審査員のコメントを見て、今回の結果に全く納得いかない様子でした(演奏に対してではなく編曲に対するいちゃもんが多かったとか)。でも、娘の高校は2チーム出場してめでたく1チーム(金管)が全国大会へ進んだようです。東京都を代表して全国大会で頑張って欲しいですね。
ここまで粒揃いだと審査員も大変だと思います。芸術には絶対的な評価指標などなく、理屈ではなくその時の主観で決まるものです。きっと甲乙付けがたいのでしょう。今回は全国に選ばれた2チームともに金管で、共に日本人作曲家の曲。逆に皆さんが知っている曲ほど評価が分かれるのは確かかもしれません・・・
奥さんに聞くと中学校の部でも同じようなケースがあり、これはと思ったチームが銀賞や銅賞という結果で、耳に自信が無くなったとボヤいていました。
パパの感想はここには書けませんが審査員はその道のプロです。頂いたコメントをよく噛みしめ、次に活かして欲しいですね。
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休日が節分に重なるのは久しぶりなので、高幡不動の節分豆撒式を見てからと思い1時間ほど早く出発。ところが高幡不動尊の参道は長~い行列。今並んでも入場は15時からですとアナウンスされていました。さすがに2時間待つとコンクールが終わってしまうので豆撒式は断念し、府中の森公園に行先を変更しようと京王線に乗ったところ、「そうだ、府中市郷土の森に行ってみよう」と突然思い立ち中河原駅で途中下車。昔地図で見た記憶を頼りに歩くこと20分。府中市郷土の森博物館に到着しました。
入園料200円を払い、入口で案内版を見ると予想より広い。ここで許された時間は30分なのでどこへ行こうか迷っていたところ、ロウバイが綺麗ですよと通りがかりのオバチャン達の会話が聞こえてきました。博物館や昔の建築物(復元)が並ぶエリアをパスして、園内の一番南側(多摩川沿い)のロウバイの小径へと向かいます。
散策路には100本のロウバイが植栽されています。香りのよい可憐な花が見頃を迎えています。説明板によると、ここには3種類のロウバイがあるそうです。


普通のロウバイです。外側の花びらが黄色で内側が褐色なのが特徴です。


これはソシンロンバイ。褐色の花びらがない単色黄色のすっきりとしたロウバイです。香りが良く普通のロウバイ同様、広く栽培されているそうです。すでに満開の木もありました。


これはマンゲツロウバイ。開花が遅くまだ1~2分咲です。花弁が丸くて厚みがあり黄色もより鮮やかなのが特徴と説明にあります。全体に丸みがあり満月を起こさせることから名づけられているのでしょうか・・・

こちらはロウバイではなくマンサクです。旧河内家住宅の近くに咲いていました。


郷土の森博物館の梅林も見ごたえあるそうですが、残念ながらほとんどの木が蕾でした。八重寒紅という早咲きの梅がチラホラ咲き始めています。


園内には府中市内から移築復元された江戸中期から昭和初期の建築物が保存されています。旧島田家住宅(写真左)には雛人形が展示されていました。写真右は大正10年に建てられた旧府中町役場。洋風の建築で大正デモクラシーの雰囲気を伝えています。昭和59年に解体されるまで市役所・図書館・教育研究所などに使われていたそうです。昔府中に住んでいたので何となく記憶に残っている建物です。
他にも沢山の建築物が復元保存されています。今日は時間が無かったので外から見るだけでしたが、別な機会にじっくり内部を見学したいと思います。
かけ足で園内をまわった後、分倍河原駅まで歩き東府中の「府中の森芸術劇場」へ向かいます。今日は東京都アンサンブルコンテスト本選がここで開催されています。予選を勝ち抜いた強豪チームばかりで甲乙つけがたいですね。高校の部は15校が出場。金銀銅は30%/40%/30%の割合で、上位2校が全日本大会に推薦されます。ただし同一校からの推薦は1グループのみです。果たして結果はどうでしょうか。金に残れたかな??
(22:05 追記)
娘は憤慨して帰ってきました。審査員の判断基準が分からないと・・・
審査員のコメントを見て、今回の結果に全く納得いかない様子でした(演奏に対してではなく編曲に対するいちゃもんが多かったとか)。でも、娘の高校は2チーム出場してめでたく1チーム(金管)が全国大会へ進んだようです。東京都を代表して全国大会で頑張って欲しいですね。
ここまで粒揃いだと審査員も大変だと思います。芸術には絶対的な評価指標などなく、理屈ではなくその時の主観で決まるものです。きっと甲乙付けがたいのでしょう。今回は全国に選ばれた2チームともに金管で、共に日本人作曲家の曲。逆に皆さんが知っている曲ほど評価が分かれるのは確かかもしれません・・・
奥さんに聞くと中学校の部でも同じようなケースがあり、これはと思ったチームが銀賞や銅賞という結果で、耳に自信が無くなったとボヤいていました。
パパの感想はここには書けませんが審査員はその道のプロです。頂いたコメントをよく噛みしめ、次に活かして欲しいですね。
