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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

高尾山(1号路、6号路)のセッコクが見頃です 2013.6.1

2013-06-01 20:30:02 | 高尾山・陣馬山
6月になりました。九州から関東甲信越地方にかけては5月中に梅雨入りが発表され、関東甲信地方の5月29日は平年よりも10日も早く、記録のある1951年以降で3番目の早さに並んでいます。

今日は息子の中学校で体育大会が開催されました。今回が中学最後の運動会になります。青空が広がった午前中にビデオ片手に中学校をのぞいてきました。クラス数が少ないものの、熱気にあふれ大変盛りあがりました。

梅雨の晴れ間は貴重です。高尾山のセッコクが見頃になっています。明日は法事があって時間の余裕がないため、午後から高尾山を散策してきました。今日のルートは1号路→3号路に寄り道→再び1号路→富士道→5号路→紅葉台→5号路→6号路です。セッコクの他に3号路でムヨウラン、5号路でイナモリソウを見てきました。セッコクは先週よりも開花が進み、どこも期待通り満開でした。


まずは1号路です。清滝から歩いて5分、一番近くで観察できるセッコクです。登山道沿いの杉の木の高さ5mくらいのところに着生しているので、比較的間近に観察することができます。年々花数が増えている印象です。

途中ケーブルの高尾山駅でトクトクブックに6月のスタンプを押します。今月の絵柄は、今日のお目当てのセッコクでした。

薬王院参道の杉並木もセッコクの観察ポイントです。冒頭の写真は「天狗の腰掛け杉」の東側(谷側)の大木に着生するセッコクです。高さ30m以上の樹上に塊となって点々と咲いています。肉眼でも分かりますが双眼鏡を持参することをお勧めします。


「天狗の腰掛け杉」にも咲いていたのですが、今年はうまく撮影することができませんでした。代わりに腰掛け杉の隣の大木に着生する花を紹介します。比較的低く20mくらいでしょうか。肉眼でもはっきりと分かります。


さらに10mくらい高いところにも塊となって咲いていました。

続いて6号路のセッコクを紹介します。


とび石を下り、ホシザキイナモリソウの群生地少し先に最初のセッコクが現れます。比較的近くに見ることができるポイントなのですが、周囲の木が生い茂って年々見えにくくなってきました。ピンク色の花が混ざって咲いています。


周囲を注意深く観察しながら下山すると、大山橋やその先の休憩所付近の杉の木にも着生している様子が分かります。そして先週紹介した観察ポイントにやってきました。まだ見頃が続いています。


最後は6号路のハイライトです。杉の老木が雪のように白く覆われています。セッコクは木に付着して生育する着生植物。樹上の間借り人とも呼ばれていますが、ここまでくると"間借り"ところか"主"になってしまいます。




光学15倍×デジタル3倍ズームで引き寄せてみました。コンデジではこれが限界ですが、雰囲気が伝わってきます。
満開です!

コメント
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