ウリパパの日記

自由気ままに・・・

大子町の高徳寺 2015.11.3

2015-11-04 23:02:06 | 茨城県
永源寺に続いて訪れたのは高徳寺です。八溝山へ向かう県道28号沿いに位置します。アバウトなパンフレットの地図を頼りにようやく辿りつきました。

高徳寺は高徳寺鳳林山阿弥陀院と称し永正元年(1504)に創建されました。木造茅葺きの山門は大子町指定有形文化財に指定されています。山門について大子町のHPから引用します。

山門は、間口3.46メートル、奥行3.52メートル、木造芽葺き。柱は4本のけやき丸柱で組立てられていて、室町時代末期建築の特色を有しています。

自宅近くの五日市(東京都)に佇む古刹、広徳寺の総門と何となく雰囲気が似ています。



高徳寺入り口です。階段を登ったところに、古そうな門が見えています。その先にはイチョウの大木がそびえます。


階段を登り最初の門にやってきました。瓦屋根の古そうな建造物です。その先には冒頭に紹介した山門が見えています。


ふと見上げると板に彫刻が施されています。


山門をくぐり振り返ります。イチョウの大木の右側はカシ・カヤ抱き合い木として知られているそうです(後から調べて知ったので写真がちょん切れています)。


再び山門を見上げます。解説によると、建築そのものは素朴単純であるが美術工芸的な点よりもむしろ、建築様式上歴史的に地方色豊かなもので、室町末期(佐竹時代)の建築の特色を有し文化史的な価値が高いといえるそうです。


鐘楼です。


本堂です。

最後にお参りをして、最終目的地である八溝山へ向けて出発です(続く)

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大子町の永源寺(もみじ寺) 2015.11.3

2015-11-04 22:05:53 | 茨城県
袋田の滝の紅葉を楽しみ12時過ぎに駐車場に戻ってきました。奥久慈観光案内のパンフレットに人気の紅葉スポットとして永源寺が紹介されていました。常陸大子駅のすぐ近くとのことです。パンフレットのアバウトな地図を頼りに車を走らせます。常陸大子駅を過ぎて国道461号を西へ向かうとすぐに案内板を発見。T字路を左折して水郡線の踏み切りを渡ると右手前方に赤く燃える紅葉が見えてきます。その一帯が永源寺です。

駐車場を降りると正面に真っ赤に色づいたモミジが迎えてくれます。


参道には赤や黄色に彩られた紅葉のアーチが続きます。淡く色づき始めたモミジが多く、見ごろはあと一週間ほど先になりそうです。


参道の折り返し地点の紅葉です。かわいいお地蔵さんが迎えてくれます。


山門前にやってきました。ここでは大黒恵比寿が迎えてくれます。正面奥が本堂です。永源寺は文安3年(1446)に創建。曹洞宗で臥雲山と号し本尊は釈迦如来です。1864年に天狗党の乱で寺の大半を焼失し現在の本堂は1953年に再建されています。


境内は様々なお地蔵さんであふれています。ミッキーやミニーと並んで、なんとクマモンが・・・


本堂前にはお地蔵様をはさんで前後に新旧の狛犬がいて神仏習合の名残ですね。

本堂に入ることができたので見学してきました。本尊は釈迦如来ですが、周囲にはたくさんの如来様が安置され、本堂内も大変にぎやかでした。


再びお地蔵様を紹介します。表情豊かな六地蔵です。


紅葉をバックにもう一枚。

後で知ったのですが、永源寺には「奥久慈大子七福神めぐり」のひとつで芸能の神さまの弁財天が祀られているそうです。あまりにもたくさんのお地蔵様が並んでいたので気づきませんでした(笑)。

紹介遅れましたが、永源寺は「もみじ寺」とも呼ばれています。お寺の周囲は参道も含めて赤や黄色の紅葉に彩られています。あと1~2週間後にはピークを迎え、一層鮮やかさを増すものと思われます。




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