ウリパパの日記

自由気ままに・・・

八溝山からの眺望(2) 福島県の山々 2015.11.3

2015-11-07 22:01:11 | 茨城県
続いて福島県方面の山々を紹介します。この景色をみるのが今日の目的でした。


北東方面には阿武隈山地が連なっています。写真右側には阿武隈山地最高峰の大滝根山(1192m)です。参考までに2番目に高い山は八溝山です。写真中央は蓬田岳(952m)、その左には日山(1057m)、移ヶ岳(994m)が見えています。


北北東方面です。写真右側の奥に花塚山(918m)、その右手前が麓山(897m)、そこから西へ口太山(843m)、木幡山(666m)と続きます。口太山の左奥に見える山は地図から解読できませんでした。これらの山々は二本松市の東側に位置し、八溝山から70km以上離れています。木幡山の西側奥にゴツゴツした山が見えています。


ゴツゴツした山並みをさらにズーム。コンデジとはいえ、光学15倍、デジタルズーム51倍の威力発揮です。一番右側は女神山(599m)です。これは地元高尾山と同じ標高です。月舘町の近くにある女神山は信仰の山として古くから地元の人々に親しまれているそうです。女神山から一貫森、天井山と標高500mの峰が続きます。写真左の街並みは郡山です。水郡線の終点です。高層ビルがで特徴で、実は山座同定にあたりこの街が大変役立ちました。

郡山の遥か先に、山並みが見えています。一体どこだろう・・・


画像処理でズームしてみました。地図に糸を張ってみたところ、宮城県の泉ヶ岳(1175m)、北泉ヶ岳(1253m)にたどりつきました。八溝山から実に170kmも離れていて仙台市の西側に位置します。もちろん肉眼ではぼんやりとしか見えません。超遠望といってもよいでしょう。

(11/11追記)
写真中央奥のピークが泉ヶ岳です。本日もう少し鮮明に姿をとらえることができました。


普通に写真を撮るとこんな感じです。こちらの方面も100円払って備え付けの望遠鏡で遠望。郡山の街並み、そしてその遥か北側に山並みをはっきりと見ることができました。


山座同定プレートです。阿武隈山地と安達太良山の間に蔵王がみえるのですね。確かにそれらしき山を望遠鏡で微かに確認できました。でも地図で同定すると更に遠い山が見えていたことを知って驚きです。


コンデジでのチャレンジの続きです。郡山の先に注目するとうっすらと山の姿が見えています。


画像処理で更にズームしてみました。うっすら見える山は、方角から考えると蔵王連峰です。距離的には泉ヶ岳よりは30kmほど近いのですが霞んでいます。望遠鏡ではもっとはっきりの山の姿を確認できました。

(11/11追記)
うっすら見える山は蔵王連山より手前の半田山(福島県飯坂温泉の北)であることが分かりました。本日、さらに遠くに(左側)、山の姿を確認したためです。


泉ヶ岳や蔵王に比べると安達太良山はすぐ近くです(とはいっても80kmほど離れています)。山頂が雲に覆われなかなか姿を現してくれません。15時30分頃になってようやく雲が切れて山頂が見えてきました。

日もかなり傾き、冷たい強風が吹き荒れるなか体も冷えきってしまいました。誰もいなくなった展望塔を後にして、山頂から少し下った富士見ヶ丘駐車場で日の入りを待つことにしました。残念ならが富士山は雲に隠れて見えませんでしたが、予想外のサプライズがありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八溝山からの眺望(1) 筑波山と奥久慈の山々 2015.11.3

2015-11-07 20:18:37 | 茨城県
3つ前の記事で紹介した11月3日の記事の続きになります。大子町の高徳寺を出発し八溝山へと向かいます。八溝山は標高1022m、茨城県の最高峰です。福島県との県境に位置し1kmほど西では栃木県とも接しています。林道を利用すれば山頂直下まで自動車で登ることができます。富士山や東京スカイツリーを見ることができる山としても知られています。11月3日は朝のうちに低気圧が日本海から本州の東海上へ抜け、一時的に弱い冬型の気圧配置が予想されていました。北日本の上空に寒気が入るため、那須から北は積雲に覆われそうです。この傾向は、袋田の滝から月居山に登ったときに確認済でした。それでも紅葉が終わってしまった八溝山を訪れたのは、茨城県や福島県を高いところから遠望してみたかったためです。まさか宮城県や山梨県の山が見えるとは全く予想していませんでした。

大子町から15kmほど北上すると八溝山への登りとなります。林道とはいっても全線舗装。幅も確保されているためすれ違いも問題ありません。紅葉の中を15分ほど上ると日輪寺への分岐点にさしかかったので寄ってみることにしました。


標高は700~800m近くあるでしょうか。美しい紅葉に囲まれています。


階段を上った正面が本堂です。明治13年に焼失しその後鉄筋コンクリート造りで再建されたそうです。

日輪寺から山頂まで歩いて一時間とのことですが、今日は先を急ぎます。


紅葉の中の林道を登ります。富士見ヶ丘の駐車場を右手に登ると山頂直下の駐車場に到着。10台ほどの車が止まっていました。


山頂近くにたたずむ八溝嶺神社です。

神社の近くにお城のような展望塔があります(写真取り忘れました)。階段を上ると360度の大展望が広がります。


西側には日光~那須連山が見渡せますが、この方面は午前中から雲がかかり那須岳の山頂は一日中姿を見せてくれませんでした。


高原山と釈迦ヶ岳は姿を見せていました。その左奥は女峰山から太郎山方面。男体山は雲の中でした。


南に目を向けると筑波山、加波山、吾国山、難台山の山並み。難台山の左側がアパートのある友部方面です。参考までに、アパートからでは近くの丘陵が遮るため八溝山は見えません。北山公園の展望台に登れば見えるでしょう。


筑波山をズーム。80km近い距離がありますが、空気が澄んでいるため肉眼でもくっきりと見えます。


南東方面の眺望です。奥久慈男体山が姿を見せています。その右側には水戸方面の平野部が広がります。100円払って備えつけの双眼鏡をのぞいてみたところ、勝田駅近くの会社の敷地内にあるエレベータ塔や水戸の街並みを見ることができました。写真にも撮ったのですが、逆光のためコンデジでは焦点が合わずにぼけてしまいました。


奥久慈男体山をズーム。南側の絶壁の先には東海村が見えています。写真では分かりにくいですが、その先には太平洋が広がっています。男体山の左側の尾根続きは午前中に登った月居山と月居前山となります。手前に生瀬富士があるため、山容が識別しずらくなっています。

続いて北側の阿武隈山地から安達太良山方面の眺望を紹介します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲州街道のいちょう並木 2015.11.7

2015-11-07 14:41:23 | 自然
明日は立冬です。暦の上では冬を迎えますが、ここ数日間11月とは思えないような暖かい陽気が続いています。今朝の八王子は最低気温が10.6℃を10℃を下まわらず紅葉も足踏み状態です。地中の温度もあまり下がっていないようなので、予定していた球根の植えつけは来週以降に延期することにしました。

10月末の一時的な冷え込みの影響で高尾付近では木々がかなり色づいてきました。自宅からみる甲州街道のいちょう並木も黄色く染まってきた様子です。午後から天気が下り坂の予報なので、青空が見えている午前中に甲州街道を散策してきました。

まずは町田街道入口の歩道橋から高尾山方面を眺めます。


高尾駅方面をズーム。このあたりは気温が低い影響で色付きが早く、いちょう祭りの頃には落葉してしまうことが多いようです。


高尾山金毘羅台の大イチョウをズーム。木の上のほうから黄色く色づき始めています。こちらはいちょう祭りの頃に黄葉のピークを迎えそうです。


歩道橋から八王子方面を眺めます。順調な色付きです。


多摩御陵入口まで歩いて振り返りました。


高尾警察前から八王子方面を見た様子です。いちょう祭りの頃には黄金色に染まりそうです。


陵南公園に寄り道。


曇り空ながらモミジの紅葉が鮮やかでした。


最後は狭間駅西側高架橋のツタです。5~6年前に補修工事のために取り去られてしまいましたが、その後奇跡の復活。年々ボリュームが増えてきました。

午後から本曇りとなってきました。明日は雨の予報。天気が良ければ高尾山の紅葉を見に行く予定でしたが、来週以降に延期です。今日はこれから地図と糸を準備して、11/3に八溝山頂で撮影した超遠望写真の解読作業に取りかかります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたちなか海浜鉄道キハ2004系 間もなく引退 2005.11.6

2015-11-07 11:11:22 | 電車
昨日会社からの帰り、勝田駅で18:21発の特急ひたちを待っていたところ、ひたちなか海浜鉄道のホームにキハ2004系入線してきました。久しぶりに見たキハ2004系です。ヘッドマークを掲出しているので近くへ行ってみたところ、「さよなら2004系」と書かれていました。


先頭からも記念に一枚。

ホームページ情報では、キハ11形との入れ替えにより間もなく現役を引退するようです。キハ2004系は昭和41年に新潟鉄工所で製造された広幅車で、昭和44年に当時の留萌鉄道から旧茨城交通が購入。旧国鉄準急色への塗り直しとワンマン改造を施して運用に就きました。タイフォンが前照灯の脇にあるのが特徴です。


ヘッドマークをズーム。


40年以上も走り続けているのですね。歴史を感じます。


車内の様子を外からのぞいてみました。床は板張り。

入場料払って車内を見学してみたかったところですが、特急ひたちが到着してしまいました。


昨年4月8日に勝田に出張した際、駅近くの公園で撮影したキハ2004系です。先日引退したキハ222に続き、味のある気動車が姿を消していくのは寂しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする