ウリパパの日記

自由気ままに・・・

早朝の筑波山ハイキング(3) 2016.2.11

2016-02-11 23:22:20 | 山登り
男体山と女体山の鞍部はケーブルカー山頂駅となっていてお店が並んでいます。コマ展望台からは南側と北側の眺望が開け、北側には日光連山を間近に見ることができます。


コマ展望台の背後は下ってきた男体山です。


近くに筑波山で最大級のブナの大木があるので見学してきました。胸高直径125.6cm、樹齢は数百年にもなると言われています。


再び北側の眺望です。右から女峰山、大真名子山、男体山、奥日光白根山へと続きます。距離が近いだけあって雪に覆われた山肌がはっきりと見えます。


北側の那須岳方面はうっすらとしか姿を見せていません。

空気が澄みわたると、那須連山の北に磐梯山や西吾妻山、安達太良山など東北南部の峰々を望むことができるようです。


眼下には桜川市を取り巻く山々が見えています。手前から加波山、高峰、雨巻山。はるか先にうっすらと八溝山が見えています(写真でも微かに写っています)。


再び女体山へやってきました。ケーブルカーやロープウエイが動き始めたので登ってくるお客さんが増えてきました。先ほど登った男体山を振り返ります。その右奥には浅間山。


男体山の背後に広がる関東平野です。南側にはまだ富士山が見えています。


再び富士山をズーム。早朝に比べてかなり霞んできました。あと一時間ほどで富士山も見えなくなるでしょう。


下りはロープウエイを利用することにしました。凍結した登山道が日中の暖かさでぬかるむ中、多くの登山客とすれ違う可能性があるためです。ロープウエイ乗り場の案内図を紹介しておきます。


ロープウエイの下山途中の景色です。正面はつつじヶ丘。遠くに霞ヶ浦が見えています。

筑波山は日本百名山の一つに数えられていますが、気軽にマイカーでアクセス可能です。ケーブルカーやロープウエイを利用すればほとんど歩かずに山頂に立つことができます。関東平野にそびえる独立峰だけあって見晴らしは最高です。でも冬場はアイスバーン状態のため状況によってはアイゼンが必須です。今日は運良く不要でしたが。

帰りにロープウエイを下車するとき「ロープウエイ夜間散歩、夜の空中散歩」の案内に目が留まりました。土日祭日限定で夜間運行されているそうです。せかっくなので体験してみたいですが夕方までまだ6時間近くあります。いったんアパートに戻り、部屋の掃除をしてから夕方再び訪れることにしました。夕焼けに浮かぶ富士山の姿ときらめく夜景を期待して・・・

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早朝の筑波山ハイキング(2) 2016.2.11

2016-02-11 22:30:13 | 山登り
朝7時、女体山山頂の岩場で眺望を楽しんだのち、北側にそびえる男体山へ向かいます。筑波山は西峰の男体山と東峰の女体山からなり、標高871mの男体山にはイザナギノミコト、標高877mの女体山にはイザナミノミコトが祀られています。見る方向によって双峰の位置関係が変わります。高尾から見ると男体山が北側、女体山が南側にみえるのです。


女体山からの下りは北斜面のためバリバリの凍結路。階段の上に氷が全面凍り付いている感じで、慎重に道を選んで歩いていきます。暫く下ると右手に現れたのが「ガマ石」。これはイメージピッタリの命名です。この場所で永井兵助が「ガマの油売り口上」を考え出したそうです。


続いて左手に「セキレイ石」。この石の上にセキレイが留まり男女の道を教えたそうです。そろそろ男女の分岐点に近づいたのでしょう。

予想通り分岐点のコマ展望台にやってきましたが、朝早いためお店は空いていません。そのまま男体山へ向かう階段を上ります。


コマ展望台から10分ほどで山頂の神社に到着しました。


神社の西側の展望が開けています。男体山からも富士山が見えています(写真左側)。


富士山をズーム。筑波山と富士山を結ぶ線に八王子が位置します。従って写真左下に見える街は八王子で、高いビルはサザンスカイタワーかもしれません(自信ありません)。


富士山の手前から北側に奥秩父の山並みが続き、その北側に白銀に輝く山並みは八ヶ岳です。


八ヶ岳連峰をズーム。最高峰は赤岳です。八ヶ岳の左手前には両神山が見えています。



さらに北側に目を移すと、先ほど女体山から見えた浅間山から赤城山方面を望みます。その間には四阿山が微かに見えています(写真には写っていません)。浅間山までの距離は100km足らずなので昨日のように空気が澄んでいたら、もっとはっきりと識別できたことでしょう。


浅間山をズーム。明るさが足りません。コンデジの限界ですね。


黒檜山から地蔵岳にかけての赤城山です。


上空を見上げると飛行機が北の空へ向かって飛んでいきます。長い飛行機雲から上空の湿度が高いことがわかります。天気はゆっくり下り坂です。


男体山から女体山を望みます。

男体山で朝食のサンドイッチを食べてから女体山へ戻ることにしますさ(続く)。
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早朝の筑波山ハイキング(1) 2016.2.11

2016-02-11 15:21:32 | 山登り
今日は久しぶりの祭日です。明日有給休暇を取得すれば4連休となるところですが、打ち合わせが多数入ってしまったため断念。今日一日、茨城県で過ごすことにしました。昨日の冬型の気圧配置も収まり晴天に恵まれそうです。茨城県での単身赴任を始めて1年半になりますが、まだ日本百名山である筑波山に登っていなかったためこのチャンスを活用することにしました。

朝5時40分にアパートを出発。地図を頼りに国道355号、県道7号と42号を利用してつつじヶ丘の駐車場へ向かいます。友部からは走行距離で35km程度、途中道に迷いましたが1時間かからずに到着です。つつじヶ丘の手前では、霞ヶ浦から登る美しい朝日を見ることができました。


筑波山といえばガマガエルですね。ガマ大明神?も朝日を浴びてオレンジ色に輝いていました。

つつじヶ丘からは暫く階段道が続き、ヒノキの植林やブナの自然林の緩やかな登山道を登ると15分ほどで弁慶茶屋跡に到着。筑波山神社方面からの登山道に合流します。ここから先は女体山山頂にかけて巨岩怪石群が続きます。


最初に待ち構えているのは「弁慶七戻り」。古来「石門」といい聖と俗を分ける門です。頭上の岩が落ちそうで弁慶も七戻りしたと言われています。


確かに落ちそうですね。


反対側から見た姿です。遠い昔、上から巨岩が落ちてきてハマってしまったのでしょうか・・・


続いて「高天原」。神様の世界を意味します。階段の上には天照大神を祀る稲村神社があります。


その先には「母の胎内めぐり」。修行場の一つです。岩を抜けることで生まれた姿に立ち返ることを意味するそうです。簡単にくぐれましたが、くぐった穴が違うのかもしれません。


陰陽石です。高さ10mを超える二つの巨大な石がそびえています。陰陽寄り添っているように見えることからこのように呼ばれています。


次第に標高が高くなり足元にも気をつかって歩く必要があります。続いては「出船入船」。元来「熊野の鳥居石」といわれ船玉神を祀り、石の姿が出船と入船が並んでいるように見えることから呼ばれています。


裏面大黒です。大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿のように見えることから呼ばれています。うーん・・・


山頂までもう一息です。凍結したハイキングコースが続きます。油断は禁物です。


北斗岩です。天にそびえたつ岩で天空に輝く北斗七星のように決して動かないことを意味しているそうです。北斗七星は北極星のまわりを回っているはずですが・・・でも先ほどの大黒様よりイメージわきます。

そうこうするうちに標高877mの女体山に到着。つつじヶ丘からは約45分と楽ちん登山ですね。最後の岩登りは凍結しているので要注意です。


山頂の三角点と神社です。

独立峰だけあって、山頂からの大展望は期待以上です。


快晴の空に浮かぶ富士山。移動性高気圧におおわれて地上付近は放射冷却で冷え込んだため遠くは霞がかかっています。でも雪を頂いた富士山はばっちりでした。


これから向かう男体山の右奥にはうっすらと浅間山が姿を見せています。


登ってきたルートを振り返ると、つつじヶ丘駐車場の先に霞ヶ浦が輝いています。

北側の空には日光連山が見えていますが、那須方面は霞みの中でした。

続いて男体山へ向かいます(続く)



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