昨日午前中は一時的に天気が回復して、八王子では最高気温が26.4℃と一週間ぶりに夏日となりました。しかし午後から小雨が降り始め、今日は梅雨前線が復活して本州付近に停滞。雨脚が強くなっています。オホーツク海高気圧が一時的に後退したために先週のような肌寒さはなく、むしろ蒸し暑さを感じる一日となっています。梅雨も中盤から後半にさしかかってきた印象です。昨年は6月末に梅雨が明けて7月は猛暑続きでしたが、今年の猛暑は例年通り7月末から8月にかけてがピークとなりそうです。
昨日、長沼の実家へ出かける途中に片倉城跡公園でヤマユリの様子を見てきたので紹介します。
低温続きのため、予想より開花のペースが鈍っています。咲き始めた大輪の花がところどころで見られる程度で花の数は全部で10輪程度でした。
先週も紹介したヒヨドリバナ。
もう一つの目的はこの花です(マ〇ラ〇)。先週見かけた株は満開でした。
ヤマユリの様子を見ながら足元を注意深く観察したところ、沢山の花に出会いました。
4~5カ所で咲いていました。
遊歩道の反対側にも群生して咲いていました。
この花は環境省のレッドデータブック(RDB)では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、東京都では絶滅危惧1A類(CR)に指定されています。東京都においては自生地を特定し周辺も含めた広い範囲の樹林環境を保全することが望ましいとされています。
片倉城跡公園では絶滅危惧種に指定された多くの植物が見られます。いつまでも環境を維持していってほしいものです。