川場村のふれあい橋で田んぼアートを見学後、国道120号を奥日光へ向かいます。片品村を過ぎる頃から下界の暑さから解放され、丸沼、菅沼と標高を上げると涼しい風が吹き込んできます。
金精峠のトンネルを抜けた先に駐車スペースがあるので、休憩します。眼下には湯ノ湖と男体山。男体山の山頂は雲の中です。
西側には金精山方面の山並み
国道120号を湯ノ湖まで下ります。国道沿いの駐車場が空いていたので、車を停めて散策。湯滝を見下ろします。
穏やかな湯ノ湖
湯川にかかる橋の周囲では赤とんぼが飛び交っていました。赤トンボの逆立ち?
こちらは這いつくばるようにとまっています
赤沼まで下り、ここから戦場ヶ原を散策します。気になる雷雲は金精峠の北側から西側で発達する傾向で、戦場ヶ原の天気は比較的安定していそうです。空模様次第ですが、木道を行けるとことまで行ってみることにしました。昨年は湿原の木道が通行止めになっていたので、ここを利用するのは久しぶりです。木道はリニューアルされて大変歩きやすくなっていました。
木道の周囲にはホザキシモツケが咲き乱れます
木道の下でひっそりと咲くホタルブクロ。真夏に咲くとは意外ですね。見かけたのはここ1か所のみでした。
シロヨメナ
木道から見渡す戦場ヶ原。その先には、小真子山、大真子山と男体山
アケボノソウ
湿原の木道沿いには数多くのアケボノソウが咲き始めています
木道は湯川の流れに沿って設置されています
再びホザキシモツケ
ピンクの花園の説明がありました。7月中旬から8月中旬にかけて、湿原の周囲がピンクに染まるそうです。
濃いピンク色のホザキシモツケをズーム
アキノキリンソウとエゾリンドウ。いずれも秋の花です。
湿原では数多くのエゾリンドウが咲き始めていました
再び戦場ヶ原と男体山
まだまだ木道が続きます。昨年の9月に新設・再整備が完了したばかりです。
木道沿いのエゾリンドウ
ハクサンフウロが咲き残っていました
木道のどころどころに休憩所が設置されています
アケボノソウも満開
トモエシオガマ
シロヨメナの群生
次第に天気が怪しくなってきました。積乱雲は金精峠の北から西へと移動中なので、戦場ヶ原への影響は無さそうです。
ノアザミ
湿原歩きが終わり、湯川の橋を渡り林間エリアをあるきます。サワギクが咲いていました。
キオン
ソバナ
泉門池の近くで小田代ヶ原方面からの遊歩道と合流します。小田代ヶ原方面をまわって戻ろうか迷いましたが、残された時間が少ないため、再び湯川沿いの木道を引き返すことにします。
帰りの途中に見かけたカキラン? 花は終わっていました。
男体山にはしつこく雲がかかり続けます
木道沿いにひっそり咲くダイコンソウ
ワレモコウと赤とんぼ
ホザキシモツケの群落。ピークは過ぎましたが、遅咲きの花がとこどころ残っています。
赤沼駐車場に戻ってきました。ちょうどEVバスが停まっていました。
こちらは自動運転バス。実証実験中のようです。
将来は赤沼と千出ヶ浜間で運行されるのでしょうか。樹木が多い林間部は衛星測位システムの誤差が大きくなるので、何らかの支援システムとセットで活用されるのでしょう。
すてきな写真のかずかずを拝見していると、こころが洗われます。
ほんとにお上手ですね。わたしも行きたくなりましたよ。
いつもコメントありがとうございます。
高原の大自然は、暑さを忘れさせる力を持っていますよね。
その魅力を少しでもお届けできたのであれば嬉しいです。