ウリパパの日記

自由気ままに・・・

【予告】かさま新栗祭りで全国モンブラン大会が開催されます 2023.9.8

2023-09-08 19:36:29 | 茨城県

台風13号が南海上をゆっくり北上中です。そのため昨夜遅くに茨城県から高尾へ戻り、今日は自宅で在宅勤務としました。今週前半は残暑が継続していましたが、前線南下に伴い昨日は八王子の最高気温29.8℃となり、7月6日から続いていた真夏日の連続記録は63日でストップしました。今日は北風の影響で最低気温が19.7℃まで下がり、7月4日以来初めて20℃を下回りました。台風13号は進行方向の北東側に雨雲を伴い、台風から吹き込む湿った南東風と北海道付近の高気圧からの北東風がぶつかった千葉県では線状降水帯が発生。各地で12時間で300mm~370mmの記録的な大雨となっています。鴨川で働いている娘の職場や駐車場も冠水して大変な状況だったようです。一方、八王子では総雨量は80mmと予想されたほどではありませんでした。

記録ずくめの猛暑も一息つき、ようやく秋の気配を感じるようになりましたが、今週のはじめから、友部駅に「かさま新栗祭り」のポスターがお目見えしました。かさま新栗まつりは、笠間の特産の栗をテーマに、毎年9月の最終土曜日・次の日曜日、あるいは10月の第1土曜日・日曜日に開催されています。今年は9月29日(金)から10月1日(日)にかけて実施されます。9月29日には、いばらきディスティネーションキャンペーンの一環として全国モンブラン大会2023が催されます。金曜日は在宅勤務となる可能性が高いので、長めの昼休みを設定して訪れてみようかと考えています。

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観測史上最も暑い夏だった2023年 2023.9.2

2023-09-03 09:09:41 | 自然

一昨日、気象庁から8月の天候と夏(6月~8月)の天候に関する報道発表がありました。7月に続いて8月も北日本と東日本では観測史上1位の高温となり、6月~8月の夏の気温としても観測史上1位の高温を記録しました。なお、冒頭は日本テレビニュースの画像を引用させて頂いております。

 

まずは8月の天候のまとめです。気象庁発表資料を引用紹介します。北日本を中心に暖かい空気に覆われやすく、また台風6号や7号の影響で南から暖かい空気が流れ込みやすく、日本海側ではフェーン現象も発生したため、月平均気温は北・東・西日本でかなり高くなりました。また新潟県をはじめ、東日本、北日本の記録的少雨と日照時間の長さも大きな特徴です。

 

気温、降水量、日照時間の平年比です。北日本の月平均気温平年差は+3.9℃、東日本の月平均気温平年差は+2.1℃となり、1946 年の統計開始以降、ともに8月として1位の高温です。また8月10日には新潟県の糸魚川で日最低気温が31.4℃となり、日最低気温の高い方からの歴代全国 1 位を更新。浦河(北海道)、宮古(岩手県)等63地点では月平均気温の高い方からの1位を更新し、横浜(神奈川県)、米子(鳥取県)等 7地点では月平均気温の高い方からの1位タイを記録しています。北海道と東北の7つの道県で、全ての県庁所在地で8月の平均気温が観測史上1位を記録しています。東日本から北日本日本海側の少雨、日照時間の長さも顕著に現れています。

 

 

全国的にも記録的な異常な暑さであったことを朝日新聞が分析した記事が昨日の朝刊に掲載されていたので引用紹介しておきます。気象庁が日本の平均気温の基準としている15の観測所(地球温暖化等の長期的な気候変動の監視に用いられています)についてデータが残る1898年以降の126年分の8月の気温を年別の推移と日別でプロットしたものです。15観測所の月平均値は27.48℃と過去最高となりました。

フェーン現象が顕著となった地域では 秋田 30℃、新潟30.6℃、富山30.6℃、高田30.1℃、金沢30.5℃、福井30.4℃など平均気温が30℃を超える異常高温を記録。例年より4~5℃も高く、例年の最高気温平均値に相当する気温です。日本海側ほどではありませんが、関東地方でも前橋29.4℃(2位)、宇都宮28.5℃(1位)、水戸28.5℃(1位)、熊谷29.7℃(1位)、東京29.2℃(3位)、横浜29.1℃(1位タイ)など、記録的高温となった2020年を上回る地点もありました。八王子では28.5℃と2020年の28.6℃に続く2位の高温となっています。なお八王子では7月9日から真夏日が継続中です。

 

続いて6月~8月の夏の天候について気象庁発表資料を引用します。1946年の統計開始以降、夏として北日本と東日本で1位、西日本で1位タイの高温となりました。また、上で紹介した15地点の観測値による日本の平均気温偏差は+1.76℃となり、1898年の統計開始以降で最も高かった2010年(+1.08℃)を大きく上回り、夏として最も高くなりました。

 

続いて、気温、降水量、日照時間の平年比です。夏の平均気温平年差は北日本で+3.0℃、東日本で+1.7℃、西日本で+0.9℃となり、1946 年の統計開始以降、北日本と東日本で 1 位、西日本で1 位タイの高温となりました。北日本、東日本では高気圧に覆われやすく晴れた日が多かったため、夏の日照時間は北日本・東日本の日本海側と、北日本・東日本太平洋側でかなり多い傾向にありました。

 

平均気温の平年差の推移です。期間を通しての北日本の異常高温、特に7月下旬と8月下旬のピークが際立っていることがわかります。平年より5℃以上も高いというのは、まさに The era of global warming has ended; the era of global boiling has arrived. ではないでしょうか。

 

全国のアメダス地点で 6 月以降に観測された猛暑日地点数の積算が紹介されていました。夏の平均気温が特に高かった年(2010 年、2013 年、2018 年、2022 年)と比べ、7 月下旬以降に猛暑日地点数が大きく増加し、2010 年以降では最多となっています。さらに、気象官署とアメダスを合わせた 915 地点中、128 地点で日最高気温の高い方から、248 地点で日最低気温の高い方からの観測史上 1 位を更新した異常な夏でした。

 

 

北日本では7月下旬と8月下旬に異常高温のピークがありました。7月下旬を中心とした異常高温の原因について先月末に気象庁から発表がありました。それによると、太平洋高気圧の日本付近への張り出しが非常に強かったこと、上層の亜熱帯ジェット気流が日本付近で北へ大きく蛇行したこと、そのため北日本を中心に上層から下層まで高気圧に覆われたこと、ラニーニャ現象の影響で積雲対流活動が活発なフィリピン付近から湿った空気が日本に流れ込みフェーン現象が重なって日本海側を中心に高温となったことが原因のようです。以下に原文を引用します。

[要因] 7月後半の顕著な高温は、フィリピン付近で台風を含む積雲対流活動が活発だった影響で、日本付近で上層の亜熱帯ジェット気流が北偏して暖かい高気圧に覆われるとともに、下層の太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まったことが主要因と考えられる。フィリピン付近での積雲対流活動の活発化には、冬に終息したラニーニャ現象の影響で、熱帯インド洋において積雲対流活動が平年より弱かったことが影響した可能性がある。また、日本付近の亜熱帯ジェット気流の北偏には、ヨーロッパ・地中海方面でのジェット気流の蛇行の影響が及んだ可能性もある。
 8月前半は、亜熱帯ジェット気流の北偏が顕著だったことに加え、台風第6号と第7号に伴って南寄りの暖かく湿った空気が日本付近に流れ込み続け、それにフェーン現象の影響も加わり、日本海側を中心に記録的な高温となった。
 今夏の顕著な高温には、上記の要因に加え、持続的な温暖化傾向に伴う全球的な高温傾向の影響が加わったと考えられる。また、北日本の記録的な高温には、周辺海域での海水温の顕著な高温状態が影響した可能性もある。 ~引用終わり~

 

今年の7月は世界各地で異常気象を含む極端現象が発生しました。国連のグレーテス事務総長が「地球温暖化の時代は終わった。地球灼熱化の時代が到来した」と警鐘を鳴らした要因にもなりました。世界的な異常高温についても説明が掲載されていたので、以下に引用しておきます。

3.世界各地の顕著な高温の特徴とその要因
本年 7 月は世界各地で異常高温を含む極端現象が発生したこと(図 2-4)が世界気象機関(WMO)7からも報じられている8。特に地中海沿岸や米国南部では日最高気温が 45℃を超えるなど、平年を大きく上回る高温を観測した。7 月の世界平均気温(陸域の地上気温と海面水温の平均)の速報値は、基準値(1991年~2020 年の 30 年平均値)との差が+0.62℃となり、統計を開始した 1891 年以降でこれまで最も高かった 2016 年と 2021 年(+0.29℃)を上回り、第 1 位の高温となった。なお、世界平均気温は、5 月から 3 か月連続でその月としての高温記録を更新している。図 2-5 に示すように(以下の〇数字は、図中の〇数字に対応)、このような顕著な高温については、熱帯域ではエルニーニョ現象の影響で全体的に記録的な高温となったことが要因として考えられる(①)。また、北半球中緯度帯で上層の亜熱帯ジェット気流が北へ蛇行した複数の地域では(②)、暖かい高気圧に覆われたことに加え、地球温暖化に伴って対流圏気温が全体的に高かったこと(③)も影響し、日本と同様に顕著な高温が発生したと考えられる。また、北半球の高緯度帯においては寒帯前線ジェット気流の大きな蛇行による気温上昇もみられた(④)。 ~引用終わり~

 

日本では、8月下旬もフェーン現象が継続してさらに顕著となって異常高温が続いています。

 

気象庁の発表の最後に、日本の記録的な高温には、周辺海域での海水温の顕著な高温状態が影響した可能性もあると記載されています。本ブログでのたびたび紹介していますが、今年の海面水温は親潮の蛇行の影響で?とても異常な分布を示しています。東北から北海道周辺では7月以降平年よりも5℃近い高温となっていて、9月1日のデータを見ると日本海側でも4℃近い高温となっています。涼しい海風どころか、暑い海風が吹いて気温上昇の一因となっている可能性も考えられています。9月の北海道周辺の海水温と、気温への影響いついて目が離せません。

 

参考記事)8月初めに記載した地球灼熱化(沸騰)に関する記事

地球灼熱化の時代(今年7月の高温記録)2023.8.4

 

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筑西市のひまわり畑でミツバチ観察 2023.9.1

2023-09-02 08:37:14 | 茨城県

昨日の朝、在宅勤務の勤務時間シフトを利用して自宅へ戻る途中に、筑西市宮山地区で開催中の「あけのひまわりフェスティバル」を見てきました。筑西市は名前の通り筑波山の西に位置し、平成17年に下館市と真壁郡関城町・明野町・協和町が合併して誕生しました。「あけのひまわりフェスティバル」の名称は、平成2年に合併前の旧明野町(真壁郡)で「花とやすらぎの里ひまわりフェスティバル」が始まったことに由来するそうです。現在は明野ひまわりの里実行委員会が中心となり毎年「あけのひまわりフェスティバル」を開催しています。2020年、2021年とCOVID19のため中止となりましたが、昨年から復活しました。

昨年と違い、今日は早朝に訪れたためフェスティバルは始まっていませんが、畑は常時立ち入りが可能です。

 

県道131号沿いの入口から会場を眺めます。手前のひまわりは花が疎らで、奥の畑が満開を迎えている様子です。

 

筑波山をズーム。中腹以上は積雲がかかってしまい全容が見えません。残念。奥側の畑のひまわりは満開のようです。

 

手前の畑は切花園で、フェスティバル開催時間中(9:00~16:00) は有料で花摘みができるみたいです。ここから先が観賞用のひまわり畑となります。

 

手前のほうは背の高いヒマワリが密集して咲いています。

 

八重のひまわりが満開です

 

気温が上がり始める朝はミツバチの活動が活発になるそうです

 

花の蜜を吸うミツバチ

 

一番奥の畑にやってきました。背の低い八重のひまわりが満開です。どの花を筑波山(日の出の方角)を向いて咲いています。

 

やたらと背の高いひまわりが目立ちます。普通のひまわりです。

 

4ヘクタールの広さの畑に約100万本のひまわりが咲きます。栃木県益子町のひまわり畑とほぼ同じ規模です。

 

今年は成長が良いのか、昨年に比べて背の高いヒマワリが多い印象です。八重のひまわりに混じって、普通のひまわりも目立ちます。

 

八重咲きではなく普通のひまわりにミツバチが飛んできました

 

近づくミツバチをトリミング。

近くで熱心にデジタル一眼レフカメラで連写していた方に話を伺ったところ、早朝にミツバチの飛ぶ姿を撮影しているのだと教えてくれました。

 

先ほど蜜蜂を撮影した場所に戻ってきました

 

二匹の蜜蜂を見つけました。そっと近寄り接写

 

更に近寄ります

 

トリミング

 

別な花でもパチリ(トリミング)

早朝の楽しみ方を教えて頂きありがとうございました。

 

十分に満足したので車へ戻ります。今年のパンフレット。ひまわりフェスティバルは9月3日まで開催されています。

 

あと1時間ほど待てば筑波山の雲も薄くなってくると思いますが、仕事があるので先を急ぎます。

また来年も訪れてみたいですね。

 

(参考)昨年8月31日に午後休暇で訪れたひまわりフェスティバル。昨年は筑波山がくっきり見えました。

筑西市明野のひまわりフェスティバル  2022.8.31 

 

 

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スーパー十六夜の月 2023.9.1

2023-09-01 20:41:34 | 日の出・月の出

昨日茨城県で見たスーパーブルームーンに続き、今日は高尾の自宅から綺麗な十六夜の月を見ることができました。月の出時刻から10分ほど遅れて近くの雑木林の上から大きな月がお出ましです。水平線上、あるいは地平線上から昇る月ではないためドキドキ感に欠けます。昨日同様、手持ちのコンデジでパチリ。

 

高度が上がるにつれて、黄色から白色に変化して眩しく輝くようになりました。

月だけ撮影するのであれば、手持ちのコンデジでもそこそこ綺麗に撮れます。昨日のように暗い被写体(鳥居)を入れて撮るには技が必要です。

 

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大洗海岸神磯の鳥居から昇るスーパーブルームーン 2023.8.31

2023-09-01 05:56:14 | 日の出・月の出

昨夜の満月はスーパーブルームーンでした。1年の中で月が最も大きく見えるスーパームーンと、1カ月で二度目の満月となるブルームーンが重なる現象で13年ぶりです。昨日は車で出勤して、定時で帰宅後に大洗海岸へ直行しました。太平洋上には厚い雲が見当たらず、綺麗なスーパーブルームーンが見えそうです。

 

18時過ぎに神磯の鳥居前に到着。太平洋上は霞んでいます。霞の中からの赤い月の出となりそうです。

 

大勢の人が月の出を待っています。今回は三脚は無く、手持ちのコンデジでの撮影となります。

 

18時34分、うっすらと赤い月が昇ってきました。日没後時間が経過したため海の上は暗く、オートフォーカスのコンデジでは焦点が合いにくく苦労します。

 

うっすら霞んだ空をオレンジ色の満月が昇ります。

 

薄雲のヴェールの中の朧月

 

ここでカメラを交換。少し場所を移動して鳥居の正面に登る月を狙います。手振れ補正機能はありませんが、高感度でも焦点が合いやすいカメラです。

 

月が高く昇るにつれてヴェールが消えて眩しく輝きます

 

神磯の鳥居を照らすスーパーブルームーン

 

鳥居の中にムーンロードが現れました

とても神々しいスーパーブルームーンでした。とても良い気象条件の中で楽しむことができました。デジタル一眼と三脚を自宅に置いてきてしまったことが悔やまれます・・・

 

こちらは今朝の散策時に薄雲の間から姿を見せたスーパームーンです。

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