9月後半というのに残暑がおさまる気配がありません。昨日関東地方付近まで南下した秋雨前線は東北地方まで北上し、今日も午後から晴れて蒸し暑い一日でした。八王子では最低気温24.6℃、最高気温32.4℃と平年の真夏並みの陽気です。例年9月後半になると高尾付近では彼岸花が見頃を迎えるのですが、今年は蕾が見えてきたところ。残暑の影響か1週間程度遅れている様子です。
今日の午前中は西八王子の内科に出かけ、生活習慣病の薬を処方してもらいました。そして先日会社で受診した成人病検診の結果を見せてあれこれ相談。腎臓機能が低下傾向なので、一度大きな病院で精密検査を受けてみることになりました。現在生活を悩ませている足の痺れが収まってから紹介状を書いてもらう予定です。そして、薬局では薬剤師と足の痺れについて雑談。歳を重ねると体のあちらこちらにガタが来ますね。情けない。。。
歩くと痺れがおさまる(感じなくなる)ので、内科の帰りに、西八王子から片倉城跡公園まで歩いてツルニンジン(ジイソブ)の花を見に行くことにしました。
途中、由井第三小学校の前を通りかかりました。今年4月に開校150年目を迎えた歴史ある学校です。北野駅前の由井第一小学校(小学5年まで通ってました)と同じです。
湯殿川沿いを歩いていたら、カワセミの姿を見かけました。向こう側の堤防の上で川の様子をうかがっている様子です。
水車小屋近くのコバノカモメヅルは猛暑の影響でほとんど散ってしまいました
まずは片倉沢へ向かいます。予想通り2株でツルニンジン(ジイソブ)の花が咲いていました。昨年初めて見つけたツルニンジン。今年は背の高い支柱が添えられていました。
横から花の中をのぞきます。
別な株でも開花していました。
続いて二の丸広場付近でナンバンギセルを探します。
ススキの奥のほうでも数輪の花が咲き残っていました。
奥の沢経由で再び水車小屋近くの湿地へ向かいます。ハシカグサが群生していました。
ハシカグサは5mm以下の小さな白い花です。
近くではキツネノマゴが咲いています
こちらはタカサブロウ。よく見かける水田雑草です。
シオカラトンボ
住吉沼へ向かいます。開花寸前のノダケ。今年は遅いです。
アザミがようやく咲き始めていました。多分、トネアザミ(タイアザミ)です。昨年、ブログの読者に教えてもらいました。
こちらは薄ピンク色のアザミ
濃いピンク色のアザミ。花の先に白く見えるのは花粉です。
花をトリミングしてみました。ネットで調べてみると、雄しべが先に成熟し、その先端から白い花粉を放出。その後から雌しべが花粉を押し出すように生長するようです。花粉を押し出し長く成長したのが雌しべです。