おかんのネタ帳

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カメカンでショック!

2005-11-26 23:36:50 | 旅の想い出
九州の初日。朝早くから出発。福岡着が9時半過ぎでした。笛吹仲間7人と、学習田で赤米作りをしている遺跡ボランティアのおじいちゃん6人、学芸員さんら3人の総勢16人で、すぐに板付遺跡へ。学芸員さんつながりで、福岡の教育委員会の方に案内してもらいました。弥生時代の土器などが発掘されている板付。公園化された広場では、地元のお年寄りがゲートボールに興じてました。
相方(笑)が、「遺跡というのに、ゲートボールやってるんやね」と言うので、「でも、やってはる人らは、遺跡みたいな人らやし」(失礼!)と私。
歴史公園は、地元の人が利用することこそ価値があるという意見もあります。歴史を学ぶ事は、自分たちの文化を学ぶことであり、それが生きていく上での力になるはず・・そうか~

その次に案内されたのが、金隈(かねのくま)遺跡。地理的に福岡のどのへんかわからへんねんけど、行ってビックリ。「甕棺(カメカン)」という、土器のカメに遺体を入れて埋葬したという、弥生時代のカメがいっぱい埋められていた場所。つまりは、お墓やね。あまりに多くの甕棺が埋設されていたので、その場所を建物でおおったみたいです。
それで、その建物の中に入ったら、一面、その甕棺と遺骨(しゃれこうべやで~)があるんですよ。冷や汗!
外に出た時、仲間のオバチャンが、体を払ってましたね。
「ついて来やんといてや~」って。
霊がついて来そうな、そんな雰囲気やし~

午後。3時半に、博多港からジェットフォイルで壱岐へ出発。1時間ほどで郷の浦港へ着き、イベント会場へ。
「遺跡ボランティア集合、西日本交流大会」・・・大きな看板がありました。
そうか~、そんな大会やったんや・・・

明日に続く
画像は金隈遺跡の甕棺(カメカン)
詳しくは こちらから