おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

九州博物館へ

2005-11-29 23:59:29 | 旅の想い出
学生時代、中世日本史を専攻してましたが、(自慢やないけど、勉強はしてないな・・)遺跡とか、埋蔵文化財とかには、あんまり興味がなかったんですね。どっちかというと、城郭とか「つわものどもの夢のあと」には、ロマンを感じてました。だから、県内の城跡にはすっごく興味があって、(一説によると滋賀県内の城跡は、戦争のための砦のようなものを含めて1500以上あるとか言われてます) 山の中の土塁とか、湖に沈む石垣とか、見てみたいと思ってますね。
さて、3日目の朝、博多のホテルを出発。10月にオープンしたばかりの「国立九州博物館」へ行きました。太宰府の天満宮のすぐそばにあり、天満宮とは動く歩道とエスカレーターでつながっていました。
特別展「美の国日本」の終了間近ということもあって、連日すごい人やとか。私らは朝一番に行ったので、わりと空いてる間に入れました。でも、夜の飛行機で帰る予定で、午後からは佐賀の吉野ヶ里遺跡へ行くので、2時間あまりしか時間がありません。
なかなか、九州まで来れへんねんし、もう、特別展と常設展示を必死で見てまわりましたね。おかげで、昼ご飯をゆっくり食べる間もなく、太宰府もお参りして、梅が枝餅を食べて (そんな時間はあんねん、笑)、バタバタでした。(どこ行っても、同じやな~)
何が一番印象に残ったか・・・あまりにたくさんの展示物を見たので、なんか最初に見たのが思い出せへんかったり・・でも、建物自体が特徴的でした。木を使った和風な要素を取り入れながら、ガラス張り、耐震構造の建物の上に、大きな鉄製の柱を持った大屋根がのってるような造りやとか。どこのゼネコンが建てたのかは知らんけど、耐震構造ねぇ・・・
あまりに急いで回ったので、見逃してるのもあるかも知れないし、記念に特別展の本(2500円)を購入しました。金印、螺鈿の器、秀吉、信長らの肖像画・・・東京国立博物館蔵が多かったかな。また、ゆっくり見ようと思います。
さてさて、午後は吉野ヶ里。邪馬台国があったのではと想像される候補地ナンバーワンの地。どんなところなんやろうね・・・