昨日と今日、飲んだお酒。
いただき物ですけど、熊川宿の吟醸酒です。
たいがい飽きてきた、おせち。
味が濃いめやから、ホンマ、お酒がすすみますよ~。
なので、確実に、三が日で太ります・・・トホホ
元旦、京都のKBSホール、意外なことに落語関係のグッズ売り場の隣に、
和菓子の販売と、お漬け物の販売コーナーがありました~
そんなんがあると、ついつい、買いたくなるんですわ・・・
誘惑に負けて、生和菓子とすぐき漬けを買ってしもた(笑)
ま、しゃあない~
落語は、前座が二乗くん。
「住んでるところが二条なんです・・」といういつもの自己紹介。
二条の、四畳半に住んでる・・・っていうのんね。
ネタは、「牛ほめ」、と言うか、正確には「普請ほめ」やね。
最近は、このネタを短めにした、牛をほめないケースが多いわ。
なんでかな?
2番目が、紅雀さん。
寝坊して、遅刻したんやて~!
奥さんがとある事情で?実家に帰ってはったんで、寝過ごしたらしいねん。
マクラで言うてはったんやけど、初夢が、めっちゃ良かったらしいんです(笑)
夢の中で、高倉健になって、藤純子さんの手を振り払いながら、
かっこよく歩いてたら、那須与一に出会った・・という時空を越えた夢やったらしい。
紅雀さん曰く。
「縁起の良いものみっつともあったんです・・・
一富士・・藤純子さんでしょ。二鷹・・・高倉健でしょ。
で三茄子・・って、那須与一ですやん」
けど、遅刻はあきませんで~
ネタは、久しぶりに、「禁酒関所」・・なんで~?
お正月やのに、めっちゃ汚いネタちゃいます?
だって・・・しょん・・・・・涙
中トリに、吉弥さん登場。
紅雀さんのネタを嘆きつつ、長いマクラながら、めっちゃ笑いました。
時事ネタをうまいこと入れますよね。
今回は、歌舞伎の、例の事件をちょこっと揶揄しながら、
「すごいもんですね。あの事件で、歌舞伎に興味持たはった人多いと思いますわ」
ハイ! あの事件のおかげで、キャンセルになった顔見世のチケットが、
めぐりめぐって、私んとこに来たですから~、ホンマに!
歌舞伎に関するいろんな話をしはるんで、芝居ネタかな・・と思ってたら、
やっぱり、ネタは「七段目」でした。
そう、顔見世で見た、玉三郎さんと仁右衛門さんが演じた、
「仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場」が出てくる芝居ネタ。
何度聴いても面白い噺やけど、まさに、そのシーンが目に浮かんだからね。
中入り後、また吉弥さんで、京都が舞台になる、「胴乱の幸助」。
コレもようできた噺ですね。
吉弥さんは、噺に余裕があるし、ホンマに、うまいなぁって思います。
弟子もできたし、それも、上達する要因でもあるやろうね。
最後は、吉の丞くん、まん我さんも登場して、にぎやかに大喜利。
吉弥さんが司会で、ねずっちに負けないように? 謎かけから。
え~っと、お客さんからいただいたお題は、「のど飴」、「地デジ化」、
それと、KBSの番組で、吉の丞くんも出てる「サークルタウン」。
紅雀さんが頑張ってましたね。
「地デジ化とかけて、宴会の時に雰囲気が悪くなった時ととく、心は・・・
はよ切り替えやな!」
「サークルタウンとかけて、古くなったわさびととく、心は・・
きいたことがないっ!」
それは言うたらあかんでしょ。KBSの番組やのに~(笑)
謎かけの次は、数え歌で「人間国宝になる話」を作るコーナー。
「一つ、入門許されて・・・」 から、なかなか進まず・・・
打ち合わせナシとは思うけど、笑わせるツボを知ってるプロの噺家さんやし、
わかりやす~い笑いを取りながら、話を右往左往させながらも、
ちゃんと?まとめて? はりました~
お客さんは、全体に高齢な方が多い感じやったけど、
みなさん、ようさん笑ってはりましたよ。
ホントにおもしろくて、充実した落語会でした~
長くなってしまったけど、最後まで読んでくださった方、
おつきあい、ありがとうございました!