
長楽寺へ向かう参道。
右に並ぶ、灯籠が印象的です。
秋になると、紅葉がキレイみたい。
受付を通って左にある建物へ・・・庫裡なのかな?
建礼門院徳子さんの像と、大原御幸の絵があり
そこで、学生っぽい女の子が、ざくっと、お寺の説明をしてくれました。
室内は撮影禁止なので、お庭だけをパチリ。

相阿弥作と言われる園池。
ここも、紅葉の頃はキレイやろうねぇ~

本堂。
伝教大師が開基。大師御親作の観世音菩薩が本尊。
当初(平安時代)は天台宗・比叡山延暦寺の別院として建てられたものの、
室町時代の初期に、時宗(宗祖一遍上人)に改まったとか。
建礼門院徳子さんは、言わずと知れた平清盛の娘。
高倉天皇の中宮になり、1185年の壇ノ浦で、
安徳帝とともに入水するも、源氏に助けられ、
この長楽寺でで出家したらしいです。
その後、大原の寂光院にいくんですけどね。

平安の滝。
「八功徳水」という名前の名水。
一番奥に、収蔵庫があり、重要文化財に指定された仏像等が、
おさめられています。
中には、建礼門院の御影、安徳天皇の御影、
安徳帝が最後まで身につけていた直衣で、
徳子さん自らが作ったという幡も展示されてました。
安徳帝の御影は、独楽を回して遊ぶ、女の子のようなかわいい絵です。
3歳で即位。生まれて以来、源氏から身を潜めるようにして育ったといわれ、
ガイドさんの説明によると、わずか8歳の命だった安徳帝を思い、
せめて絵の中では、思う存分遊んでいるようにと、
天皇としては稀な、御影に描かれているんやとか。
円山公園の奥にある長楽寺。
かつては、大きなお寺やったみたいやけど、
明治時代に、境内の大半が円山公園に編入されたらしい。